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2018年3月22日のブックマーク (2件)

  • ネットのアンケートをもとに世論を論じるのは全くの誤りです|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    ツイッターの投票機能などを利用して内閣の支持・不支持や個別の政策の賛否を問うアンケートが増えているようです。中には10万人近くが回答しているものもありました。新聞やテレビ局が行う世論調査は回答数が1000程度ですから、10万というのははるかに多いです。けれどもそれはネットのアンケートが正確だということを何ら意味しないことに注意が必要です。 世論調査で正確な民意を知るためには、単なるアンケートと違って「質問をかける対象者を有権者全体の中からランダムに選ぶ」というプロセスが必要です。これを「無作為抽出」と言います。 例えば味噌汁の味見をするとき、かき混ぜないまま透明な上澄みをコップ一杯すくって飲むのと、よくかき混ぜてから一さじ舐めるのを想像してください。どちらの方が正確な味見になるでしょうか。後者であることが明らかですよね。この「よくかき混ぜる」というプロセスが「無作為抽出」に相当するわけです

    ネットのアンケートをもとに世論を論じるのは全くの誤りです|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    kochizufan
    kochizufan 2018/03/22
    id:celaeno_w id:ounce いや、この記事の人、内閣支持率が高かった時代に野党側がネットアンケートやって、内閣支持率が低く出た!世論調査はおかしい!と言ってたのもきっちり批判してきた人よ。
  • アメリカ大統領選挙の番狂わせ(前編)~ 標本調査における偏り①|統計学習の指導のために(先生向け)

    統計調査や世論調査においては、調べようとする対象(母集団)を漏れなく調査すること(全数調査・悉皆調査)はコストや時間などの制約から難しいことが少なくありません。このため、母集団の一部を標(サンプル)として選び出して調査を行い、その結果から母集団全体の傾向を推察する標調査(サンプル調査)によって行われることが一般的になっています。 このような標調査では、母集団の姿をできるだけ正確に反映する標を抽出すること、つまり標の「偏り」をできるだけ少なくすることがカギになります。今日までに何通りもの標抽出の方法が考案され、実際に統計調査や世論調査で使われていますが、ここでは標抽出の方法で明暗が分かれた1936年のアメリカ大統領選挙予測の例をご紹介します。 1936年のアメリカ大統領選挙は、「暗黒の木曜日」(1929年10月24日)に端を発した世界大恐慌、ヨーロッパ、アジアなどにおける世界的