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ブックマーク / vergil.hateblo.jp (3)

  • ホロコーストを体験したユダヤ人がなぜパレスチナ人を迫害するのか - 読む・考える・書く

    この疑問は、いわゆる「パレスチナ問題」(むしろ「イスラエル問題」と呼ぶべきではないかと思うのだが)に関心を持つ大抵の人が抱いているのではないだろうか。 敬虔なユダヤ教徒でもあるホロコースト生存者の子としてアメリカで育ったサラ・ロイさん(ハーバード大学中東研究所上級研究員)は、初めてガザを訪れたときの経験を次のように語っている。[1] 1985年に現地調査のためガザに初めて入った。そこでパレスチナ人の老人がイスラエル兵によって、泣きじゃくる孫の前でロバの尻にキスするのを強要されるのを見た。人間性を剥奪するその行為に、ロイさんは両親から聞いた、ユダヤ人が収容所に入れられる前の扱われ方を思い出した。 また彼女は、多くの親族が住むイスラエルを何度も訪問しており、そこでイスラエルに住むユダヤ人の多くが『あの時代のユダヤ人は「脆弱」で「劣っていて」「蔑まれて当然」だったが、「我々は二度と虐殺されない」

    ホロコーストを体験したユダヤ人がなぜパレスチナ人を迫害するのか - 読む・考える・書く
  • 高円寺阿波踊りから排除された「あっちの子」たち - 読む・考える・書く

    先日、新聞を開くと、こんな広告が目に入ってきた。高円寺阿波踊り関連イベントのお知らせである。 阿波踊りといえばもちろん徳島県(阿波国)が場だが、東京都杉並区の高円寺でも、毎夏盛大に阿波踊り大会が開催されている。1957年から続いている行事だという。 この広告を見て、思い出したことがある。 以下の文章は、今からおよそ50年前、当時小学校三年生だった女の子「せっちゃん」が、この高円寺阿波踊りで体験した出来事だ。[1] おねだり (略) 小学校三年生のとき、高円寺商店街で阿波踊りがあった。町の大きなイベントだ。 各町内会が連をつくり、色とりどりの着物で踊りを競い合う。 母が働いていたマージャン屋の前がメインの通りで、そこを踊り子さんが通る。 出たかったが、着物がないと出られない。出たいなぁ、と口に出して言った。 当時、子どもの浴衣は千円ほどした。家では、十円二十円のことで父と母がケンカしている

    高円寺阿波踊りから排除された「あっちの子」たち - 読む・考える・書く
  • 小学生の恐ろしい作文を改ざんする卑怯な大人たち - 読む・考える・書く

    不自然に少ない、東京の児童による朝鮮人虐殺目撃証言 東京の児童による震災作文の例 改ざんされた震災作文 リアルタイムの歴史修正の見事な一例 不自然に少ない、東京の児童による朝鮮人虐殺目撃証言 以前、当ブログで、「震災作文」(関東大震災を体験した子どもたちの作文)という形で残された、朝鮮人虐殺の目撃証言を取り上げたことがある。 このとき、資料[1](『朝鮮人虐殺関連児童証言史料』)を調べていて気になったのが、横浜に比べて東京の震災作文では、朝鮮人虐殺についての記述が質・量ともに乏しいことだった。 確かに横浜は民衆による朝鮮人虐殺の最も激しかった土地だが、東京も殺した数では負けていないし、横浜では起こらなかった軍隊による組織的大量虐殺なども発生している。当時の東京市内にあった小学校と生徒の数を考えれば、もっと多くの目撃証言が震災作文という形で残っていていいはずなのだ。 東京の児童による震災作文

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