超党派の「日朝国交正常化推進議員連盟」会長を務める衛藤征士郎衆院副議長ら国会議員8人が8~12日に計画していた北朝鮮訪問が、政府・与野党からの反発を受けて断念を余儀なくされた。そもそも衛藤氏らは、直後に迎える「11月15日」がどういう日で、どれほどの政治的な“重み”をもっているのか、理解していたのだろうか。降って沸いた訪朝計画は、頓挫すべくして頓挫したようだ。「朝鮮総連が窓口」 複数の関係者によると、幻に終わった訪朝団には衛藤氏のほか、民主党の小沢鋭仁元環境相、自民党の河村建夫元官房長官、額賀福志郎元財務相、公明党の遠山清彦衆院議員、社民党の又市征治副党首、国民新党の下地幹郎幹事長、共産党の穀田恵二国会対策委員長が名を連ねていた。 民主党からは当初、鉢呂吉雄前経済産業相、糸川正晃衆院議員も参加する方向だったが、党務などを理由にキャンセルした。「訪朝計画は今夏以降、朝鮮総連を窓口として北朝鮮