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米紙「ニューヨークタイムズ」では、米国レストランのメニューの秘密について述べています。 フォントや色・全体のレイアウト、メニューの並べ順はもちろんのこと、価格の表示方法にも配慮が...。たとえば、メニュー価格に「$」があるのとないのとで売上に差があり、「$」表示されていると売上が低くなる傾向にあるそうです。また、料理のネーミングはとても重要なポイント。原料の産地名やブランド名に加えて、「昔ながらの~」といったノスタルジックなフレーズ、「バターたっぷり」「ピリっと辛い」などの感覚的なワードがテッパンとのこと。ビビッドな表現は利用客を惹きつけるのみならず、食事した後の満足感もより向上させる作用があるそうです。 レイアウトの特徴としては、目にぱっと入りやすい右上が店イチオシのメニュー。店にとって利益率の高い料理が掲載されていることが多いのだそうです。このほか、注目させたいメニューは丸や線で囲んで
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ビジネス、投資、経済、自己啓発、恋愛本などの書評、ビジネスホテル経営、人間について不定期に書き綴ります。 父と電話で話そうとしても「商売のことは話したくない」との一点張りで、まったくとりつく島がありません。それまで家業のことには全くノータッチだったのですが、とりあえず宿泊予約サイトの自社のページを見てみました。具体的な名前を挙げると、楽天トラベル、ヤフートラベルなどです。 一応参考のためと考えて気軽にのぞいてみました。アクセスする前からあまりいい予感はしなかったのですが、予想どおりというべきかそこにもまた好ましからざるものを発見してしまいました。 そこにはお客様のお怒りのクレームが一つだけ書かれているだけでしたが、その口調は非常に厳しいものでした。具体的にはポイントを利用したのに、その分まで宿泊料金を取られてしまったことが書かれていました。 それ以外は口コミはありませんでしたが、その口コミ
ビジネス、投資、経済、自己啓発、恋愛本などの書評、ビジネスホテル経営、人間について不定期に書き綴ります。 バランスシートで考えるとよくわかるのですが、そもそも今から振り返ると事業の構造に大きな疑問があります。祖母が一代で築いた時価4〜5億円程度の土地を父が借り、さらに銀行から4億円を借りてその上に建物を建てたわけです。 土地は身内のものなので純資産とみなすと、総資産規模10億円弱、自己資本比率が50%程度の資産を運用していることになります。それにもかかわらず、不動産事業とホテル事業を連結した売り上げはせいぜい1億円強です。 35年ローンで半分程度を借り入れることにより総額10億円近くの資産を運用して、1年の純利益が2000万円程度では、長期のリスクを考えると全く割に合いません。 事業コンサルタント、銀行、建設会社に騙されたとまではいいませんが、父以外にとって割がよく父にとっては極めて分の悪
ビジネス、投資、経済、自己啓発、恋愛本などの書評、ビジネスホテル経営、人間について不定期に書き綴ります。 ホテルの経営を最も圧迫していたのは、やはり借入金の返済です。祖母から受け継いだ土地を担保にお金を借りて、その土地に建物を建てていました。個人事業として不動産事業を行い、同時にホテルの社長業もしていたわけです。自分の土地でホテルの個人経営をする場合にはよくあるパターンです。 その借金の月々の返済原資はその建物のテナントとホテルの賃料でしたが、テナントの賃料は年々低下が続いており、さらにホテルからも十分に賃料が払えない状態になっていました。 もともとの借入金は4億円程度あったようですが、今から考えると事業規模に比して借入金が大きすぎると思います。当時の銀行は事業よりも土地の担保価値を重視してお金を貸していたことがよく分かります。 もしも今自分に同じ話があったとしても、キャッシュフローの安定
ビジネス、投資、経済、自己啓発、恋愛本などの書評、ビジネスホテル経営、人間について不定期に書き綴ります。 借金の保証人になってから約1年後、つまり今から4年前になりますが、父から保証人になることについて依頼の電話がまたありました。金額は前回よりもやや少なかったと思いますが、数百万円規模の借り入れです。 さすがに今回はいくら頼まれても、そのまま印鑑を押すわけにいきません。経営の現況を細かく教えてもらいたいこと、そして会社の決算書を見せて欲しい旨を伝えました。 実家の経営には全くといってよいほど関わっていなかったものの、その頃はすでに株式投資を始めていたので決算書を見ればおおよその状況がわかると思ったからです。 父は渋々承知し、決算書が数日後に送られてきましたが、そこに発見したのは驚愕の数字でした。 前にも書きましたが、ホテルの部屋数は約50室で定員は60人程度です。はっきりとした数字は残って
ビジネス、投資、経済、自己啓発、恋愛本などの書評、ビジネスホテル経営、人間について不定期に書き綴ります。 経営自体は15年前から雲行きが怪しくなっていたのですが、父以外の人間がそのことを知ったのは今から5年前になってからです。経営が順調でなくなっても、父はお金のことは全く家族には口にせず、自分一人で抱え込んでいました。 これは経営のことについては家族に心配をさせたくないという父の思いに加えて、社長として、あるいは家長としてのプライドもあったのかもしれません。家業の経営状況が思わしくないことがはっきりと明らかになったのは、5年前の父からの電話がきっかけでした。 「実印と印鑑登録書を送ってもらいたい。」 いきなりの話にどう答えてよいかわからず返答をせずにいると、さらに父は言いました。 「お金を借りたいので、保証人になってもらいたい。絶対に迷惑をかけることはないから、何も聞かずに送ってくれないか
ビジネス、投資、経済、自己啓発、恋愛本などの書評、ビジネスホテル経営、人間について不定期に書き綴ります。 ここ1ヶ月とちょっとしばらくブログの更新を月〜木曜日にしていました。以前に書きましたが、郷里に家業再生のため毎週末に帰っていたからです。先週まで6週連続で週末の移動が続きましたが、今週、来週と2週間帰るのを休むことにしました。 2週間休むのは、さすがに移動が続いて疲れてきたということ、年末年始はあれこれと忙しいこと、また安い移動のプランがなく交通費が高くつくことなどが理由としてあります。 まだ自分がやりたいこと、やるべきことは全然終わっていないのですが、このあたりでこれまでの経過や今後の展望などを、帰省しない時期の週末に時間的な余裕があればメモ程度に少しまとめておきたいと考えました。このブログはもともと本についてのブログなので、あまり興味のない方はスルーして下さい。 話をわかりやすくす
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