(著) 山拓 神経解剖を学ぶと、次のような疑問は自然と生じると思います。それは「なぜ脳では対側支配(contralateral innervation)があるのか」というものです。ここでの対側とは、身体の正中線に対し反対側のことを指します。例としては左運動野が右側の筋群を、右運動野が左側の筋群を制御するといった対側制御(contralateral control)が挙げられます。何ともややこしい配線ですが、なぜ同側支配ではダメだったのでしょうか?対側支配をする利点はあるのでしょうか? かなり基本的な内容に対する疑問ではありますが、この問題はRamón y Cajalの1898年の論文に端を発します (Ramón y Cajal. 1898)。古くはHippocratesも、左頭部負傷が右の筋群の運動に影響を与えることを知っていたようです (Vulliemoz et al., Lancet
2013年3月25日 インスピレーション, フォント 先日同僚と日本語の文字についておしゃべりしていると、「日本語はまるで絵や記号みたいだ!」と言われました。確かに私達日本人から見るとアラビック文字やハングル文字が記号を並べているように見えるのと同じで、英語圏の人からすると不思議な記号に見えるんでしょうね!ということで探してみるといくつか見つかった素敵フォント。パッと見日本語に見えたり、日本をイメージした英字フォントをいくつか紹介します。なんだかジワジワきますw ↑私が10年以上利用している会計ソフト! 「日本語風」の英字フォント 1. TokyoSoft ダウンロード(商用利用可) カタカナ風の英字フォント。日本人が見たら間違ったカタカナの羅列ですが、よーく見るとアルファベットになっています。このフォントで「MANA」と書くと、「ポタカタ」になるようです…! 2. Kaneiwa ダウン
「抵抗しても無駄です。 あなたの視覚は計算済み。」 私たちは、本当にありのままを見ているのでしょうか? 錯覚を手掛かりに、考え直してみませんか。 5月14日に開館した「錯覚美術館」をご紹介いたします。 展示作品の一部をご覧いただけます。 まずはこれらの錯覚を体験し、その不思議さを楽しんでください。 2015.8.17 2015年9月7日(月)、8日(火)に「錯覚と数理の融合研究ワークショップ」を開催します。 これは、シリーズで行っている錯覚ワークショップの第9回目ですが、CREST「計算錯覚学の構築」の終了年度に当たるため、メンバーの研究成果の紹介を中心にプログラムを構成しました。 プログラム等については コチラ をご覧ください。 2015.7.2 錯覚と数理の融合研究プロジェクトセミナーを開催いたします. ご講演者:Prof. Qasim Zaidi (State University
とりあえず,以前“studies”のコーナーにおいていた,知覚心理学関連のデモンストレーション教材を再掲載しています。 ちょっとした空き時間を使って結構いいかげんに作ったものです(そんなものをインターネットに出して申し訳ない)。うまく表示できないような場合はお知らせください。 なお,AVIファイルの閲覧には“Media Player 2”をお使いになるのをお薦めします。“Media Player 2”では「連続再生」が簡単にできますし,スライダ(スライド・バー)を動かすことでビデオファイルの各部を好きなように見ることができます。“Media Player 2”(ファイル名“mplayer2.exe”)は,古いWindowsではMicrosoftからダウンロードしなければなりませんが,例えばWindows XPなどでは“C:\Program Files\Windows Media Playe
エイムズの部屋(Ames Room) このページでは,距離を錯覚することが原因で大きさの錯視が生じる部屋,「エイムズの部屋」の模型を作ります。 覗き穴を通して見たとき,脳が,歪んだ形状の部屋を普通の四角の部屋と勘違いするように作られているため,大きな錯覚が生じます。 この模型は,私の先輩でもある広島女学院大の桐木建始先生が作られていた模型を参考に,広島大で知覚心理学を担当していた当時,どうしても本物を見てみたいという後輩たちの声に乗せられて作ってみたものです。 よしだは,「こころのフロントエンド過程」である知覚や認知について,できるだけ体験を通して学べるような授業を実践しているつもりですが,ついつい,コンピュータ・プログラムなどを中心としたハイテクに頼りすぎになります。でも,この部屋模型のように,実際に手にとって,納得いくまで見たりさわったりすることができる教材が,一番いいですね。 エイム
今回はちょっとお遊び。 色の付いた画像をしばらく見て、モノクロの画像を見ると、このモノクロの画像がカラーに 見えるという錯覚(残効錯視)なるものがあるのは知っていたのですが、今日、 『ザ・ベストハウス123』という番組で少し詳しく解説をやっていた。 それによると、本来のカラーの色の補色(反転色)を見てから、モノクロ画像を見ると 脳の錯覚によりモノクロの画像がカラーに見えるらしい... この残効錯視を任意の画像で体験できるようにプログラムを作ってみました。 以下、プログラムの動作について。 最初にカラーの画像を開くと、もとのカラー画像がちょっとチラ見↓ 次に色を反転した画像を20秒間表示↓ 20秒後、モノクロ画像を表示↓ すると、モノクロの画像のはずの画像がカラーに見えます。 中心の黒い点から目を離さずに見ていると、長くカラーに見えます。 で、こちらが動作イメージ↓ このプログラムはこちら(
2023.2.20お知らせ教育機関における遠隔講義等でのイリュージョンフォーラム利用について 2023.2.20お知らせ触覚の錯覚「錯触」や、異なる感覚間の関係性によって生ずる錯覚「多感覚統合」のカテゴリを新設したほか、聴覚の錯覚「錯聴」に新しいデモを追加しました。追加されたデモの詳細についてはこちらをご覧ください。 過去のお知らせ 2023.2.20お知らせ 教育機関における遠隔講義等でのイリュージョンフォーラム利用について 新型コロナウィルス(COVID-19)感染症対策として、教育機関において遠隔授業が広く実施されています。この状況を考慮し、NTTコミュニケーション科学基礎研究所では、教育機関の正規の教育課程としての遠隔講義・演習の場合に限り、イリュージョンフォーラム(以下、本サイト)のコンテンツを弊所の事前の承諾なく資料として利用することを認めます。講義・演習には遠隔講義(zoom
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