夏のこの時期は、就職活動中の皆さんにとって、ひとつの区切りになっているのではないでしょうか。昨年から新卒募集を再開した弊社でも多くの就活生と接触をしてきました。今回は大学人として数多くの就活生を見送り、自身の就職には苦戦、今は採用担当として活動しているという3つの視点から見えてきた就職活動戦略について話したいと思います。 採用担当として就活生の皆さんと接触していて気になったのは、視野の狭さや不器用さといったものでした。何十社もエントリーしているけれどうまくいっていないという人ほどそうした傾向を強く感じます。彼らの背景には何があるのでしょうか。 私が経験した大学人・就職難民・採用者の3つの立場から見えてきた新卒就職活動のイメージ図は下の図です。 図の左側は、多くの就活生が一方的に脳内に描く妄想企業ヒエラルキーです。主に各個人の人間関係やコミュニティーをベースに同心円状に広げられた偏った知名度
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