「News Letter」2023.SPECIAL(Vol.32,No.1,通巻161号)を発行しました
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ある必要性から,オープンソース図書館システムである「Next-L」を,さくらインターネットがサービスを提供している「さくらのVPS」にインストールしてみたので,作業ログを載せておきたいと思います。後に続く方の参考メモとしていただければ幸いです。(なお,以下の記述は2015年2月7日時点での記述ですので,環境が変わった場合は適宜読み替えて頂ければと思います) なお技術者向けと言うよりは,私の知り合いで興味がある方を対象にしているので,多少記述が冗長だったり,わざとかみ砕いている所があります。その点どうぞご容赦下さい。 1.はじめに オープンソース図書館システム「Next-L」とは,Rubyというプログラム言語を使って,動く図書館システムです。現在の所,何もカスタマイズしない段階でもISBNによる資料のインポートや,貸出,返却,予約,資料検索など,基本的な業務システムが構築できます*1。 Fr
最近の図書館システムの基礎知識 『専門図書館』264号(2014年3月)に掲載された林豊氏の「最近の図書館システムの基礎知識―リンクリゾルバ、ディスカバリーサービス、文献管理ツール」という記事を読んだ。 『専門図書館』の図書館システム特集に解説記事を書きました - ささくれ 最近、図書館情報学に関する情報収集のお仕事にほんの少しだけ関わり始めたこともあって、ふだんあまり意識的には読まないシステム系の論文も、勉強しないままではいけないなと思っていた矢先。このテーマで、しかも林さんの執筆とあればこれはと思い、さっそく読んでみた。 『専門図書館』は色々な特集をしているが、今回は「図書館システム2014」と題する特集で、林さんの記事の後には、各社の製品紹介が続々と続く。ちょうど巻頭論文+総説のような感じになっていて、もうなんというか大御所のようであると思ったりした。さすがすぎる。 同記事で紹介され
3月8日実施のブレインテック×SLiiiC 「発見!図書館システムを学校図書館活性化につなげる方法」の感想などをちょっと書いておこう。 Twitterのまとめは↓参照 http://togetter.com/li/639684 今回のイベントは使っている図書館システムに関わらず共有できる話題ということで、図書館員が本の紹介用に作成するPOPをOPACに反映させてみようというネタ。 手順は以下の通り 1.資料の備考欄にレビューを登録 備考、予備項目など図書館が自由に使える項目があるので 2.イメージ画像を登録 表紙画像、配架図など登録する機能を流用して 3.項目名称を変更する 備考→紹介コメント 利用者に分かる名称に 4.OPACに備考を表示する 普段使わない項目はOPACに表示されてないので 5.OPACのフリーワード検索の対象から備考を外す 検索ノイズになるので 以上 OPACに反映させ
皆さまこんにちは。 2011年12月に学生団体ALISとコラボレーションして行った「ALISxSLiiiC」から2年。他団体とのコラボレーションイベントが帰ってきました。今回は図書館システムベンダーの「株式会社ブレインテック」さんとのコラボレーションです。 今回のテーマは「発見!図書館システムを学校図書館活性化につなげる方法」。現在なんらかの図書館システムを使っている方が対象に,ブレインテックさんのシステム「情報館」だけではなく,多くの学校図書館システムで共有できる話をします。 詳細や申し込み方法は続きをごらん下さい。 SLiiiC“Cross”Series Vol. 2 ブレインテック×SLiiiC 「発見!図書館システムを学校図書館活性化につなげる方法」 図書館システムをもっとうまく使いたい、色々なことやってみたい、という方大歓迎。せっかくのシステムを貸出返却だけに利用するのはもったい
本の未来を論じる上で避けては通れないものの一つが、図書館の役割だろう。さて、その図書館のうち、とくに図書館システムと呼ばれる、図書館が保有する資料を総合的に管理するシステムについて、昨今の日本国内の動向を紹介したい。 図書館システムの惨憺たる現状 一般に図書館システムと言った場合、利用者の立場からすれば、図書館内にある蔵書検索端末を思い浮かべるだろう。これは図書館業界においてはOPAC(Online Public Access Catalogue)と呼ばれており、最近ではOPACをウェブ上で公開する図書館も増えている。ちなみに慶應義塾大学の上田修一教授の調査によれば、2009年3月31日時点で749ある大学図書館のうち、81.6%にあたる611館がウェブでOPACを公開している(ウェブOPAC)。 また、 日本図書館協会の調べでは、2009年12月時点で全国の公共図書館(都道府県立、市区町
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