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書評に関するlibrarius_Iのブックマーク (8)

  • 書評論文の書き方

    論文とはなにか ■論文とは何か 「論文」とは何でしょう。たとえばレポートとはどう違うのか。 おそらく皆さんは、これまで受けてきた大学の授業で次のように言われたことはなかったでしょうか。 「小学校から高校までは与えられたものを消化すること(覚えること)が勉強だったが、大学での勉強というのは「自分の頭で考える」ことだ」、とか、「問題意識を持つことが重要だ」とか。 でも、「自分の頭で考える」にはどうすればいいのか、あるいは「問題意識」なるものはどうやったら持てるようになるのか、いやそもそも「問題意識」って何? でもまあ、言わせてもらえば、「自分の頭で考える」ための、また「問題意識を持つ」ためのその具体的な道筋を示すことなしに「問題意識を持て」などと繰り返すのは、まあ、単なるお説教にとどまっているわけで。 一言でいれば、「自分の頭で考える方法」、あるいは「問題意識を持つ方法」とは、「問いを立てるこ

    librarius_I
    librarius_I 2014/08/20
    とても参考になります。もっと早くみておきたかった…。
  • 楊暁捷・小松和彦・荒木浩編『デジタル人文学のすすめ』読書メモ - みちくさのみち(旧)

    「デジタル人文学」という領域 このたび、勉誠出版から刊行されている『デジタル人文学のすすめ』というをいただいた。 デジタル人文学のすすめ 作者: 楊暁捷,小松和彦,荒木浩出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2013/08/01メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 帯にはこうある。「人文学の未来を考える デジタル技術と人文学との出会いは、いったい何をもたらしたのか――われわれはいま何を考え、どのように行動すべきなのか――」 とっても壮大で、いい。 書では、デジタル技術と人文学を融合させた「デジタル人文学」(Digital Humanities)について「現在の立ち位置を確認し、さらなる発展のための思考の拠り所を提供すること」(16頁)を課題にしているという。 デジタル人文学自体が耳慣れない言葉かもしれないが、カレント・アウェアネスなどではすでに「デジ

    楊暁捷・小松和彦・荒木浩編『デジタル人文学のすすめ』読書メモ - みちくさのみち(旧)
  • 『<small>哲学の歴史 07</small> 理性の劇場』 加藤尚武編 (中央公論新社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 中公版『哲学の歴史』の第7巻である。このシリーズは通史だが各巻とも単独のとして読むことができるし、ゆるい論集なので興味のある章だけ読むのでもかまわないだろう。 巻は18世紀後半から19世紀にかけて隆盛したドイツ観念論をあつかう。カント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルと巨峰が連なり哲学史の中でもひときわ高く聳える山脈を形成している。 ドイツ観念論の研究者は偏屈な人が多いのか、編者の意図といい意味でも悪い意味でもはずれた原稿が集まった印象がある。 いい意味ではずれたのはヤコービ兄弟をあつかった「自然と言語の百科全書」というコラムである。コラムであるから編者はヤコービ兄弟にそれほど重きを置いていなかったはずだが、章に昇格させていいくらい充実した内容で、ヤコービ兄弟が哲学史において重要な役割を果たしたことを教えてくれた。 ゲーテに一章割かなかったことは惜しまれる。ゲーテを

    『<small>哲学の歴史 07</small> 理性の劇場』 加藤尚武編 (中央公論新社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 図書館雑記&日記兼用:図書館を変える広報力: Webサイトを活用した情報発信実践マニュアル - livedoor Blog(ブログ)

    内容を大まかに分けると、 ・広報のあり方 ・Web技術 ・Webのユニバーサルデザイン ・参考サイト というような感じ。 その中で、広報の概念部分とユニバーサルデザインは、もともとの専門分野なのか、きっちり書かれていて、たぶん、信頼が置けるのではないだろうか。特に、広報の考え方というのは、ここはちゃんと読んで考えた方が良い。 だけど。「たぶん」と書いたのは、Web技術の部分がかなりひどいから。 初期の頃の話とかはたぶん良いんだと思うんだけど。そこで時間が止まっていないかい? なまじっか、TwitterとかFacebookとかを入れ込んだからこそ、そこでの粗が露呈してしまっている。 ブログが最近の技術だと? 私が、図書館のブログ導入状況を「みんなの図書館」に書いたの3年前だよ? というか、そういう先行研究に一切言及無し。 広報とか、ユニバーサルデザインとか、HPでの情報発信というのは、もう紹

    librarius_I
    librarius_I 2012/08/31
    自戒を込めて,画竜点睛を欠くというのはこういうことかなと思う。
  • 奥泉先生の書評を読む - 書物蔵

    近代日における読書と社会教育 / 山梨あや. -- 法政大学出版局, 2011.2 これの書評。この書評も読んだ。アクロバチックなよねい先生とちがって手堅く書評の概要が記述の半分を費やして書かれていて、評の部分は後半、書の特徴と、奥泉先生の気になるトピック、最後に注文、となっている。 わちきに気になるのは、奥泉先生がたてているトピック読書指導の教育性について。 このは著者の専攻(図書館学でなく教育学)から言っても、あたりまえのことながら、読書教育的側面に注目して書かれたもの。だから読書教育性や、図書館現場での読書指導、読書会について語られるんだけれど、実は奥泉先生も指摘するように「図書館界には社会教育についてある種のアレルギーがあ」(p.277)る。 奥泉先生はこのアレルギーについてはっきり書いておらんように見えるが、要するに今回の山梨著がアレルギー治療の材料になるといっている

    奥泉先生の書評を読む - 書物蔵
  • よねい先生の書評を読む - 書物蔵

    これを読んだ(=゚ω゚=) 「よねい・かついちろう 村上美代治著 『満鉄図書館史』」『図書館界』63巻3号(通巻360号)Sept., 2011 うーん、村上については、半分しか書いてないなぁ…(・∀・`;) よねい先生の目下の関心たる日中図書館界関係史についてが半分。ちと、村上著の書評としては…。もちっと踏み込んで村上著についてプラス・マイナス言及してあげてもよかったのでは…(*´д`)ノ 一般に、書評でそのについて以外のことが書いてあると査読で落とされちゃうんだけど…、「界」は落とさないのね(=゚ω゚=) 村上については、「書は(略)、一度は必ず目を通すべきものとして、また追いつき、乗り越えるべきもの」と評している。ちと抽象的。 日中交流史については、たしかにオモシロそうなんだけれどね。だいたい、くにがまえに書、という新しい漢字にしても、中国図書館学者のトテイユウが〈日で〉発

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  • 「さまよえるグーテンベルク聖書」富田修二 慶應義塾大学出版会

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  • コンピュータが仕事を奪う - 発声練習

    コンピュータが仕事を奪う ここ数年、授業や卒論指導、研究室や飲み会の場において学生に伝えたいと思っていたことが見事にかつ分かり易く述べられている。ここまでうまく説明されていることに、計算機科学分野の研究者および大学教員の端くれとして、正直嫉妬するくらい。脱帽。 計算機科学系の学部生は必読。子育て中の皆様も必読。これは当に良い。 このの何が良い点なのか?それは、計算機にとって何が得意で、何が不得意なのかをきっちりと把握させようとしている点。そして、それを丁寧に行っているという点。 計算機科学系の学科において、どういう学生を社会に送り出すべきかを考えれば、この「計算機にとって何が得意で、何が不得意なのか」を自分の言葉で他人に説明できる学生を社会に送り出すべきなのは明らか。これを把握した上で、社会を幸せにするための何かを生み出せる人材ならば、完璧。このは、それを計算機科学系の大学卒業者で

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