2016/04/15 研究推進部研究企画課 本学人文社会系小松優香任期付き准教授(当時)が本学に平成24年7月着任以降に発表した論文2報に盗用の疑いがある旨の告発を受け,本学では,調査委員会を設置し調査を行ってきました。その結果,特定不正行為(盗用)と認定しましたので公表します。 問い合わせ先:研究推進部研究企画課 TEL:029-853-2926 PDF資料 調査結果について 参考資料1 参考資料2 このページのトップへ
世の中に流布している「プログラマー35年定年説」は、大きく以下の3つに分類できる。 プログラマーは激務なので、35歳を過ぎると体力低下のために続けられなくなる(体力低下説) プログラマーは常に新しい情報を吸収しなければならないが、35歳を超えると脳の働きが低下して新しいことを覚えられなくなるために続けられなくなる(学習能力低下説) プログラマーは35歳を超えると開発ではない業務を求められるようになるので、技術職としてのプログラマーのキャリアが途絶える(マネージメント原因説) 以下、ひとつずつ検証していく。 体力低下説 まず1つ目の「体力低下説」だが、これについてはそれほど深く考る必要がなさそうに思える。周知の通り気力や体力には個体差があり、若くても元気がないひともいれば歳をとっても元気なひともいる。また、35歳あたりの体力低下の原因としては、単純な加齢というよりも生活習慣の要因の方が大きそ
昨日で「やわらか図書館学」を始めてまる4年となりました。 そこで今回は「ブログのススメ」ということで、この4年間ブログを続けていて、自分なりによかったなぁと思うことをまとめてみました。 折しも季節は春、何かを始めるにはちょうどいい季節、この記事を読んでブログを始めようと思ってくれた方がいたらうれしいです。 アンテナがひろがる たぶんいちばん大きなメリットはこれです。 ブログのネタをさがすために、図書館関係の情報について敏感になりました。自分の場合、まじめな話を書くことは少ないのですが、それでもこれまで気にもとめていなかった情報も気にするようになりました。 逆に図書館に関係ないような情報でも、これを図書館にあてはめるとどうなるだろう、とかいうことも考えるようになり、なんだか四六時中、君(図書館)を想うみたいな状態です。 自分の知識量なんて大したことないですが、もしもブログを始めていなかったら
isbn:4-535-51232-9:detail 雑書が大切だ とは、谷沢永一もいっとったし、Mさんもよくいふところである。 雑書の定義なのだけれど、一定程度の普遍性を持つ学術の書(まあ、最近、にふぉんじゃあ、博士号濫発ではてなだけど)、定番の教科書、あるいは逆に、趣味の本、そのどちらでもない、「(´・ω・)ん、こんな本あったっけ」ってな本。 で、しばらくまへの古書展で、安く拾った上記の本が、図書館史的に、といふか図書館資料論的にちとオモシロなのであーる。 上記の本、新聞記者が書いた著作権やプライバシー権についての本。学術的に正しくはもっと法学的アプローチをとるべきだらうし、論文形式にもすべきだらうが、さうでない。実録といふわけでもない、では何学なのかといへば、なんだろー、ってな感じではあるけど、実は大半の本ってさうだよね。もちろん著作権小説でも著作権短歌集でも、ない。←図書館情報学史短
こっちにも手を出すと死ぬ気がしますが3か月にいっぺんだしまぁいいか…….「講評」は3か月後に某編集会議でやることになるので,あくまで初読時の新鮮な感想として刻んでおきたいと思います. CA1798 -本と出合える空間を目ざして―恵文社一乗寺店の棚づくり― / 堀部篤史 ついに……! 締切前に異動しちゃったけど,この企画に携われて良かった.自分はおそらく日本でもっとも恵文社に通っている図書館員じゃないかと思うのです(帰り道なので週2回は立ち寄ってる). CAで節の区切りをつけない記事は珍しいなあ.そして店内写真が二列ぶちぬき. 恵文社一乗寺店のような中型書店のやるべきことは、検索とは正反対の予期せぬ出合いを提供することだ。お客様が必要な情報をスムースに提供するのではなく、かつて私が三月書房で経験したように、時間をかけて「知らないことすら知らなかった」世界に触れるきっかけを作ること。 というの
1.はじめに 日本の学位論文を包括的に収録した台帳は存在せず、したがって検索もできなければどれくらいの数があるのかも不明、なんて話をTwitter(下記参照)でしていたのをきっかけとしてこのエントリを書いてみました。 日本の博士論文の数とか、どこのだれも把握してなさそう。ってのは分かってきた。 — HAYASHI Yutakaさん (@hayashiyutaka) 2013年5月7日 タイトルはアレですが、要は古い博士録を手打ちでテキスト入力して、NDL-OPACやNIIのデータベースで探せない分を補完してみようという計画です。 某大きな根っこさんの情報によると、国立国会図書館に収蔵されていない年代≒大正12年以前の博士というのはせいぜい3000人程度らしいので、それなら近代デジタルライブラリーなどの画像を見ながら人力でテキストデータを作ってしまえるんじゃないのか、という話の流れです。 2
まだ状況がはっきりしていない部分も多いのですが、韓国で大規模なサイバーテロが発生した模様ですね。現在明らかになっている情報を総合すると、犯人は不明ですがきわめて意図的な大規模攻撃のように見えます。Mandiant報告にあるような産業スパイ大作戦とはまた異なる様相のストレートなサイバー戦争が発生しているように思えるので、こちらで少し状況をまとめておきます。 1.被害状況 複数の放送局・金融機関で社内コンピュータネットワークが一時マヒ状態になる 新韓銀行ではATMやオンラインバンキングサービスまで一時的に利用不能 2.攻撃手法 良くありがちなDDOSなんぞではなく、malware配布によるもの。 感染経路としては韓国内で60%程度のシェアを誇るアンラボ社製品の各社に設置された資産管理サーバを乗っ取り、そこにmalwareを仕込んだと思われる。 アンラボ社の見解(韓国語) 資産管理サーバーを乗っ
今日は情報処理技術者試験のITサービスマネージャ試験を受けてきました[*1].図書館員のあいだでおそらくこの試験の存在はあまり知られていないと思うので,せっかくですし軽く紹介したいな,と. 2012 ITサービスマネージャ「専門知識+午後問題」の重点対策 (情報処理技術者試験対策書) 作者: 平田賀一,粕淵卓出版社/メーカー: アイテック発売日: 2012/06/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログを見る ITサービスマネージャ試験というのは,ITサービス(=ITシステムを用いたサービス)の運用管理をテーマにしたものです.図書館員で言えば,まずは図書館システムの管理者,あるいはOPACやデジタルアーカイブなどのウェブサービスの運用担当者といったポジションが対象になるような試験だと言えます. その出題内容を見てみると,どちらかといえばシス
今年の分の更新は今回が最後だ。 ということで、今週は特にテーマを設けない。おおまかに2011年を振り返ることにする。 雑感? そう、雑感かもしれない。ビジネスパーソンが最も嫌う言葉だ。 お前の雑感を黙って聞かされるほどヒマじゃないぞ、と、おっしゃるムキもおありだろう。 が、世界を動かしているのは雑感なのだ。 生き馬の目を抜くビジネスの世界は、「情報」や「決断」が動かしているのかもしれない。あるいはイノベーションだとかプレゼンテーションみたいなものが。 でも、少なくとも、正月の日本は、われら庶民の雑感が支配している。「なんだか紅白歌合戦は、年々トンチンカンになるようだねえ」「ん? なんか言った?」「いいから除夜の鐘まで寝てなさい」そうやって年は明け、また似たような一年がやってくる。世界は前に進んだり後ろに戻ったりしているのではない。われわれは堂々巡りをしているのだ。 原稿を書く仕事を20年以
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