いささか間が開いてしまいましたが、前回に引き続いて日本図書館情報学会第60回研究大会参加記録。 今度は2日目午後に行われた公開でのシンポジウムの様子をお伝えします! 第60回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム 学術情報流通のあり方は近年めまぐるしく変化し,OAメガジャーナルの登場,商業出版社によるOAジャーナル創刊など,オープンアクセスを推進する動きが強まっている。7月に公表された科学技術・学術審議会学術分科会研究環境基盤部会学術情報基盤作業部会の報告書『学術情報の国際発信・流通力強化に向けた基盤整備の充実について』では,機関リポジトリを通じてのオープンアクセスの進展,機関リポジトリの機能強化に向けた図書館の積極的な関与の必要性,さらには研究者情報システム等の他システムとの連携の可能性などが述べられている。 2004年に国立情報学研究所による機関リポジトリ構築ソフトウェア実装実験プロジ