昨年2月11日に死去した元ヤクルト監督の故野村克也さん(享年84)をしのぶ「野村克也をしのぶ会」が11日、神宮球場で行われ、ヤクルト・高津臣吾監督(53)が弔辞を読んだ。今季の20年ぶりの日本一を報告するとともに、野球人生を変えたシンカー習得へのひと言や、笑えるエピソードも交えて振り返り、恩師を明るく見送った。 以下は高津監督の弔辞全文 ◇ 東京ヤクルトスワローズを代表して野村監督に謹んでお別れのあいさつを申し上げます。野村監督、まずは日本一の報告をさせていただきます。日本シリーズの指揮は苦しく、難しく、それでも楽しく、勝つ喜びは何事にも代えがたいものがありました。そして日本一になった今、野村監督は勝った後にどんなことを思っていたのだろうと考えたりもします。 今日、監督への思いを述べるにあたり、いろいろなことを振り返りました。1992年11月、その年の日本シリーズで西武ライオンズに敗れたわ
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