緑茶4杯で半減！ うつ病リスク下げる三つの食品 | AERA dot. (アエラドット)緑茶4杯で？！（※イメージ）この記事の写真をすべて見る 最近、うつ病治療で注目される分野がある。「精神栄養学」。食事とうつの関係や、生活習慣病との相関関係にも着目、従来の治療に「食の改善」や「生活習慣病対策」を加え、症状が改善するケースもあるようだ。 うつと食事、栄養素の関係をみる研究は最近になって増えている。その結果、いくつかのことがわかってきた。具体的にみていこう。 国立精神・神経医療研究センター病院の功刀（くぬぎ）浩医師（神経研究所疾病研究第三部部長）が、うつ病リスクを下げる食品としてまず挙げるのは、日本人になじみ深い「緑茶」だ。東北地方の70歳以上を対象にした調査では、緑茶を1日4杯以上飲む群は、1杯以下の群に比べて、うつリスクが半分程度だった。また、功刀医師らのアンケート調査でも、健康な人に比べて、うつ病患者は緑茶摂取量が少なかった。 緑茶がなぜうつのリスクを下げるのか。功刀医師
