「電車内はスマートフォン(スマホ)を見ている人だらけ」「スマホを歩きながら見ている」などという光景はごく当たり前になり、なかにはスマホと顔の間が10cmくらいしか空いていない人も見受けられます。「これでは目を悪くしてしまう」と注意を促す声が大きくなってきました。 目に悪影響を与える要因としては、ブルーライト(青色光)が指摘されています。ブルーライトはノーベル賞で有名になった青色LEDが出す光だと説明すれば、理解されやすいでしょう。ブルーライトはスマホやパソコンのバックライトに使われていますし、白色LEDにも使われています。 ブルーライトは目に見える光の中では最も波長が短いため、エネルギーが強いので、目の奥の網膜にまで届いてしまいます。紫外線はブルーライトよりも波長が短くパワーは強いですが、実は角膜や水晶体にブロックされる特性があるのです。ブルーライトが網膜とその中心部の黄斑に届くと活性酸素
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