浄土宗の教えは、他宗派と比べてどのような特徴があるのですか。とくに浄土宗と浄土真宗との違いはどのようなものですか? A.他宗派では、「信じる人の心の中に仏さまはいる」とか、「心構えによってこの世が浄土となる」というように、自分の心の在り方から仏さまや浄土と向き合う傾向があります。一方、浄土宗で帰依する阿弥陀さまは心の外に存在する救済者であり、臨終時には自らお迎えしてくださります。その浄土は、往生した人がその素晴らしい荘厳を観ることができ、ご縁のある亡き方と再び巡り会える世界です。このように、命尽きた後のことをはっきりと説いている点は、浄土宗の特徴といえるかもしれません 浄土真宗との相違点で言うと、念仏を称えるときの心構えが、浄土真宗が阿弥陀さまに救われていることに対する報恩感謝の思いであるのに対し、浄土宗は愚かなことをしてしまう自分を反省しつつ、真心から阿弥陀さまに救いを求める気持ちで称え
お坊さんからの回答 4件 回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。 多くの回答からあなたの人生を探してみてください。 ご質問のタイトルを見て、すごい質問が来てしまったと驚きました。 そして回答者陣を見て、よく回答している者の中では私だけが浄土真宗なので、お答えせねばと思いました。 さて、おっしゃる通り浄土真宗では、神棚を祀ったり神社にお参りすることを積極的に肯定していません。親鸞聖人も和讃(わさん:七五調の詩)で… 「かなしきかなや道俗の 良時吉日えらばしめ 天神地祇をあがめつつ ト占祭祀つとめとす」と詠まれています。 (意:悲しいことだ、僧侶も一般の方も、日の善し悪しを気にし、天地の神をあがめ、占いや祈祷にたよっている) ですが一方、関東滞在中に鹿島神宮に参詣したり(所蔵されていた書籍を見たかったようですが)、帰京の際には箱根権現に参詣されたとしています。
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