給食残してクラスで謝罪、完食指導による心の傷で「会食恐怖症」に… 教育現場の実情 524 2022年05月21日 08:41 弁護士ドットコム 記事画像子どもたちにとって美味しく楽しい時間であり、栄養補給や食育を学ぶ機会でもあるべき給食。しかし、一部の教育現場では「残さず食べなさい!」と強いる、行き過ぎた「完食教育」が令和になっても行われている実態がある。 【関連記事:お通し代「キャベツ1皿」3000円に驚き・・・お店に「説明義務」はないの?】 一般的に考え、食べ残しは確かに良いことではないが、かといって無理やり食べさせるのは正しいのだろうか。直面した場合、保護者はどう向き合うべきか。適切な給食指導の情報を発信し続けている、月刊給食指導研修資料(きゅうけん)の代表・山口健太さんに聞いた。(ジャーナリスト・肥沼和之) ●みんなの前で「ごめんなさい」と謝罪させられた ――完食教育の行き過ぎた