こんにちは、開発本部の松尾です。 Clojureは標準ライブラリに使いやすい道具が充実していて、可読性の高い抽象的なコードが書きやすく、Javaとの相互運用のお陰で使える資産も多いため実用的で、良い言語だと思っています。 しかし、おこがましくも1点だけ改善出来るところがあると思っています。それは、「静的型解析が出来ない(弱い)」という点です。 Pythonの型ヒント、Ruby3の静的型チェッカーの例に見られるように、静的型解析によるメリットは、パフォーマンスという観点を抜いても、バグを減らして開発効率を上げる観点から、もはや見過ごすことが出来ないのが時代の潮流だと感じています。特に中規模〜大規模の業務でのコードになってくると、正確さやドキュメント製の観点から重要度が増してくるかと思います。 ということで、静的型解析を出来るようにしていきたいと思いますが、なぜやる必要があるのか。既に他の手段
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