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ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (47)

  • 企業の中と外の線引き - Thoughts and Notes from CA

    『WIKINOMICS』でRonald Coaseの「取引コスト」の話がでてきて非常に興味深かった。 All this leads to what we and our colleagues call "Coase's Law":A firm will tend to expand until the costs of organizing an extra transaction within the firm become equal to the costs of carrying out the same transaction on the open market. As long as it is cheaper to perform a transaction inside your firm, keep it there. But if it is cheaper to g

    企業の中と外の線引き - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2008/01/26
    外部に対して積極的に内部の情報を公開し、外部のリソースとの間で生じる「取引コスト」を低減することで、今までの常識では考えられないような内部と外部の線引きを可能にすることが戦略的に今後の企業経営において
  • Googleの抱える本当のリスク - Thoughts and Notes from CA

    New York Timesの"As Its Stock Tops $600, Google Faces Growing Risks"という記事に、タイトルどおり株価が$600を超えたGoogleに対し、更なる成長をする上でどのようなリスクがあるのかが記載されている。あげられているリスクは 急激な雇用の拡大に伴い品質が維持できなくなる、ボトムアップ型の戦略の弊害でコアビジネス以外に手を出しすぎているなどのGoogle内部に存在するリスク 現在はYahoo!Microsoftをこてんぱんにやっつけているが、Googleを凌駕する検索領域での競合他社がいつかは出現するという競争環境におけるリスク プライバシーの保護やGoogleな圧倒的な市場支配力に対する懸念から当局の介入、活動を制限するような新たな規制が制定されるなどの規制リスク の主に3つ。 個人的には、急激な雇用に伴い従業員の質が下が

    Googleの抱える本当のリスク - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/10/15
    打つ手を誤れば、同社は多くある凡庸な規模の大きなIT企業の一つに成り下がる。その問題は来年辺りには大きく浮上するだろうから
  • 団塊の世代の「巨大な人間関係マップ」への寄与 - Thoughts and Notes from CA

    NYTの"The Graying of the Web"という記事に、日で言うところの団塊の世代層のSNS事情が書かれておりなかなか興味深い。要点は下記の通り。 10代、20代のに焦点をあててきた投資家や起業家が、最近団塊の世代に目を向けている 55歳以上のインターネットユーザ数は18歳から34歳のユーザ数と同じという統計もあり、市場規模も大きいためベンチャーキャピタルも積極的に投資をしている 団塊の世代のユーザはMySpaceやFacebookでは、参加者が非常に移り気で、根をはってじっくりと親密な関係を構築ができないと感じているため、Multiply.comのようなシニア向けのサイトに集まる そこでは、病気、健康、離婚などのシニア向けの話題が盛り上がる傾向にある 団塊の世代ユーザは、参加への敷居は高い反面、一度入り込めば、定着し、息の長いユーザとなる 上記の流れは2つの文脈でとらえる

    団塊の世代の「巨大な人間関係マップ」への寄与 - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/09/13
  • 従業員が育つ魔法の言葉 - Thoughts and Notes from CA

    子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫) 作者: ドロシー・ローノルト,レイチャルハリス,Dorothy Law Nolte,Rachel Harris,石井千春出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2003/09メディア: 文庫購入: 38人 クリック: 291回この商品を含むブログ (82件) を見る『子どもが育つ魔法の言葉』を読んだ。娘が生まれた時、購入して読み始めたのだが、娘が「言葉」を理解するまでに大分時間がかかりそうだったので、もう少し大きくなるまで棚にしまっておくことに。そして、最近ようやく娘も片言ながらも「言葉」を話すようになり、こちらの「言葉」も少しづつ理解するようになってきて、どんな「言葉」でコミュニケーションをとるとよいのか悩むシーンも多くなってきたので、改め書をひらいた。 子供が失敗をしても失敗そのものに対して責めることなく、何故失敗したのかを考えさせる 親が

    従業員が育つ魔法の言葉 - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/09/10
    子供が失敗をしても失敗そのものに対して責めることなく、何故失敗したのかを考えさせる
  • 無邪気なGoogle礼賛を超えて - Thoughts and Notes from CA

    "グーグルが起こす第二の革命"はかなり読み応えのある良エントリーだった。 Googleのマネジメントシステムの特徴は、資源配分を経営者による階層構造の定義によってトップダウンでするのではなく、現場に権限委譲をし、マーケットメカニズムによって最適化する点にある マーケットメカニズムを有効に機能させるために、意思決定者たる市場参加者(Googleの社員全員)に必要な情報を開示し、開示させている 一流社員同士は自分の意思に基づいて有機的につながり合い、ぶら下がり社員を自分のプロジェクトから排除し、距離をおくことが容易になっている 上記のようなマネージメントシステムを通して、一流社員の走る道を舗装し、ある程度のタイヤを削減している点は理解でき、評価もできる。ただ、"グーグルが起こす第二の革命"のブックマークコメントの過度にオプティミスティックな反応を見るとこういうタイトルのエントリーを書かずにはい

    無邪気なGoogle礼賛を超えて - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/09/06
    一流社員同士は自分の意思に基づいて有機的につながり合い、ぶら下がり社員を自分のプロジェクトから排除し、距離をおくことが容易
  • 一流企業の一流社員に求められる泥臭い馬力 - Thoughts and Notes from CA

    大企業のぶらさがり社員に対して一貫して厳しいid:essaさんが下記のようなことを書かれているが、これはかなり正しい。 社会にとって有用な価値を創造してそれで稼ぐ企業が当の一流企業である。そういう意味での「(物の)一流企業の(物の)正社員」というのは、当は既にもの凄い狭き門になっているけど、既に入っている人が残っているから目立たないだけなのだ。 私は幸いなことに「(物の)一流企業の(物の)一流社員」と仕事をする機会を頂いている。そういう方々は一流大企業の資力、技術力などの各種のビジネスインフラと自分自身の知見、経験、スキルを卓越した思考力とハードワークによって組み合わせ、お客様、ひいては社会全体に高い価値を提供している。 では「(物の)一流企業」にはそういう社員ばかりかといったらid:essaさんの指摘通り、決してそんなことはないし、むしろそういう「(物の)一流社員」は少

    一流企業の一流社員に求められる泥臭い馬力 - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/09/02
    本当は優秀な人でもその過程で普通のぶらさがり社員に埋没してしまうという例を私は何度か見てきた。
  • ポジティヴな想像力につなげる - Thoughts and Notes from CA

    "ローレンス・レッシグ、Web 2.0批判に反論"で取り上げられている通り、『The Cult of the Amateur』で名指しで批判を浴びているLawrence Lessigが"Lawrence Lessig - Keen’s “The Cult of the Amateur”: BRILLIANT!"というエントリーで反撃をしている。ポイントは下記の通り。 「インターネットによって実現される知の体系の中でどのように我々は信頼を築くべきか」、また「インターネットが混乱より、むしろ知の整理に役立っていることを確認するためにはどうすればよいのか」など、我々が真剣に考えなければならない重要な問題提起が書ではなされている ただ、残念ながらインターネット上の情報の信頼性に疑問を提起しているにも関わらず、書に記載されている情報の信頼性も正直かなり疑わしい(というか誤りだらけである) 伝

    ポジティヴな想像力につなげる - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/08/31
    そのとおり→細部をつついてあるモノを否定するというのは、新しい試みのネガティヴな側面にのみ焦点をあて、その芽をつむというエスタブリッシュメントの行動様式そのものだからだ
  • 『the cult of the amateur』と『ウェブ進化論』 - Thoughts and Notes from CA

    ブログで既に何度も取り上げている、Andrew Keenの『the cult of the amateur』をようやく読み終えた。 The Cult of the Amateur: How blogs, MySpace, YouTube, and the rest of today's user-generated media are destroying our economy, our culture, and our values 作者: Andrew Keen出版社/メーカー: Crown Business発売日: 2007/06/05メディア: ハードカバー クリック: 7回この商品を含むブログ (11件) を見る最終章である"9 Solution"を除き徹底的にインターネットを取り巻く昨今の状況のネガティヴな側面にスポットをあてた論調となっている。うなづくところもあれば、全く

    『the cult of the amateur』と『ウェブ進化論』 - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/08/24
    面白い! 無限のサルがタイプライターと手にしたところで、高品質な情報や格調高い文化が生まれる見込みがない。無限のサルがタイプライターと手にしたところで、高品質な情報や格調高い文化が生まれる見込みがない
  • ドリコムの第一四半期業績考 短期借入金について - Thoughts and Notes from CA

    ドリコムの第一四半期の業績が8月6日に開示された。以前、年次決算が開示された時に"ドリコムの株主総会で聞いてみたいこと"というエントリーで私がドリコム株主であれば、経営者に対してどのような突込みをするか4点ほどあげてみた。第一四半期も昨年の年次決算同様、かなり盛り沢山の内容になっているため、前エントリーのフォローも含めて気になる点を2〜3回にわたって書いてみたい。 まずは短期借入金について。以前のエントリーでは短期借入金について下記のような記述をした。 ただ、昨年上場をして、資金調達をしたばかりで、当期売上金額相当の7億円の短期借入というのは、使いっぷりもさることながら、借りっぷりも相当な大判振る舞いだ。この7億円の主要使途については、株主としては是非確認したいところだ。しかも、2007年4月26日という次期決算期では(株)ジェイケン取得のために13.2億円のキャッシュアウトが見込まれてい

    ドリコムの第一四半期業績考 短期借入金について - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/08/13
    今のこのタイミングで、まるまる借金をしてまで5億5千万円もののれん代を(株)ベストパートナー株主に支払った経営判断の合理性を私が株主ならば経営者に問うてみる。
  • Casual Thoughts 30代のキャリアを考える

    少し早い夏期休暇を取得し、リアルの世界が充実してたいたため、ブログの更新が滞ってしまった。 休暇中に私の尊敬する人にキャリアの相談にのってもらう貴重な機会があった。 「いまいくつなんだっけ?」 「32歳です」 「いいねぇ、まだ若くて」 なんて出だしで話がスタートした。自分より一回り年の上の方にキャリアの相談をする時に年齢を言うと、「若くてまだなんでもできる年」という反応が大体返ってくるが、「基的にはまだ何でもできるが、大きな選択ミスをして時間を浪費することはもうできない」という微妙な年頃というのが私の30代前半という年齢感。 30代の前半の前半が終わりに近づいているタイミングで、色々中身の濃いアドバイスを頂き、自分のキャリアについてあれこれ考える機会をえたので、3回くらいにわたって「30代キャリア考」というタイトルで考えたことを書いてみたい。 まず、1回目は「自分の天職探し」をすべきかど

    Casual Thoughts 30代のキャリアを考える
    masato611
    masato611 2007/07/23
    自分にとっての天職は、長い時間止まらず、探し続けてようやく見つかるものなのである
  • コードがエレガントなだけではソフトウェア企業は生き残れない - Thoughts and Notes from CA

    ...ということで、昨日ようやく、はてなダイアリーをさくらインターネットのデータセンターへ移転しました。恒例の写真で振り返る移転レポート、はてなダイアリー移転編です。 あまり技術には詳しくないが、興味深くはてなダイアリーの移転レポートを読ませてもらった。最も興味深かったのは、はてなエンジニアはコードを書くというVirtualな世界の仕事だけではなく、深夜にバンを借りてサーバを運ぶというかなりPhisicalな世界の仕事もしているという点。 そして、これからのソフトウェア企業にはVirtual世界でコードをエレガントなコードを書く能力ととPhisical世界で堅牢かつ安価にデータセンターを構築維持する能力の2つが求められるとしているのがNicholas Carrの"Software companies are building their way to a very material fu

    コードがエレガントなだけではソフトウェア企業は生き残れない - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/07/08
    美しいコードを書けるだけでなく、巨大で複雑なハードウェアシステムを美しく構築し、効率的に維持することがこれからのソフトウェア企業の競争力の源泉である
  • 良いユーザ参加型と悪いユーザ参加型- Casual Thoughts about Any Phrase

    フューチャー・オブ・ワーク (Harvard business school press) 作者: トマス・W.マローン,高橋則明出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2004/09/28メディア: 単行購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (46件) を見るここでは「分散化」を、「問題にかかわる者を意思決定に参加させること」と定義する。 『フューチャー・オブ・ワーク』 〜選択の時〜 P.24 WEB 2.0という言葉が浸透し、関連書籍も多数出版され、「ユーザ参加型のウェブサービス開発というのがWEB 2.0の一つの特徴」なんて記載を目にすることが多いが、実は一口にユーザ参加型といっても、その質はぴんきりなんではと最近感じている。 「より多くのユーザからタイムリーにフィードバックをもらい、それをサービスに反映させる」なんていうのは非常に表面的な話しで、「

    良いユーザ参加型と悪いユーザ参加型- Casual Thoughts about Any Phrase
  • 梅田さんのサバイバル談義考 堅めのキャリア戦術 - Thoughts and Notes from CA

    梅田さんの展開するサバイバル談義が肯定・否定・賞賛・拒絶入り乱れて色々盛り上がっており、なかなか興味深い。私も釣られて、一連のサバイバル談義について自分の解釈を書いてみたい。 サバイバルのための人体実験を公開すること サバイバルって当たり前のことなんじゃないの サバイバルという言葉が嫌いなら使わないで話そうか 日人キャリアのセグメンテーション 日人のとりうるキャリアを単純化すると、下図のようなに分類できる。 縦軸はその人のスキルの汎用性。下にいけばいく程、自分の所属する企業に限定した能力への依存度が高くなり、上にいけばいく程、様々な企業で発揮できる専門性が高くなる。*1 横軸はグローバル化度合い。左にいけばいく程、日人・日語色が強くなり、右に行けばいくほど海外の企業・人材との協働度合いが強くなる。 この2つの軸を使うと、キャリアのセグメントが4つに分割される。下記がそれぞれの代表例

    梅田さんのサバイバル談義考 堅めのキャリア戦術 - Thoughts and Notes from CA
  • 「何ができますか?」「部長ができます」 - Thoughts and Notes from CA

    中小企業から大企業に諸般の事情から転籍し、たまに感じるもやもやとした私の違和感をid:essaさんがうまく表現されている 誰もわないラーメンを作っているのに収入が保証されている仕事が世の中には多いなあと私は不思議に思うのだが、身分が明確でないのに収入を得る人間が増えてくることを不思議がっている人も多いようだ。 「身分が明確」という言葉の私の解釈は「係長、課長、部長」などのように「日的身分」が名刺に書かれているということ。私の勤める会社にも「自社職位と日的身分のマッピング表」なるものがあり、「名刺の肩書きに何を書いたらよいですか?」と聞いたところ、「あなたの職位なら課長が該当します」と言われ、「課もなけりゃ、長でもないのに課長か・・・」とだいぶもやもやした記憶がよみがえる。一定以上の年齢なのにその手の職位が名刺に記載されていないことに違和感を覚える方は最近は少ないと思うが、マッピング表

    「何ができますか?」「部長ができます」 - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/06/17
    私は部長ができます
  • 2006年予測 検索技術における革新 - Thoughts and Notes from CA

    「2006年の予想・予測」についての「まとめサイト」的なものです。今のところ65個リンクが並んでいますが、これからさらに、追記・追記で増えていくと思います。 読んで共感した「2006年の予想・予測」があったら、トラックバックをどうぞ。 今年は、よりインタラクティブに「英語で読むITトレンド」を続けていければと思っています http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060102 梅田さんのブログでは今年は上記のような取組をされるらしい。インタラクティブさがあってのブログなので参加をしてみたい。 "By 2006 a single-answer technology other than Google will emerge as the favored answering service and will remain in power for at least

    2006年予測 検索技術における革新 - Thoughts and Notes from CA
  • RTCカンファレンス『新興市場の功罪』参加録 - Thoughts and Notes from CA

    RTCカンファレンスに参加をしてきた。今回のお題は 『新興市場の功罪』。経済産業省の経済産業政策局の方も私人として参加されており、色々勉強になることが多かった。勉強になったポイントを以下記載し、いくつかコメントをつけたい。 新興市場での昨今の不祥事の背景 少し拡大解釈しているところもあるが私なりにまとめると下記の通り。 起業家、投資家、資金調達の場を提供する市場、資金調達を支援する証券会社、それぞれが金融リテラシーが不十分、未成熟であることに起因。 起業家は、上場を資金調達の手段ではなく、それそのものを目的としているケースが多い 投資家は、投機にはしりがちで、財務面での健全性や事業価値の評価を十分にしていない 市場は、新興市場乱立が競争の引き金となり、厳格かつ適正な上場審査より自市場への誘致を優先しがち 証券会社は、主幹事証券という役割を担うに経験・体力面で不十分な会社も、利益追求のために

    RTCカンファレンス『新興市場の功罪』参加録 - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/05/31
    今後、ベンチャー市場も変わっていってくれると良い。
  • テレビCM作成に群集の叡智を活用? - Thoughts and Notes from CA

    "The High Price of Creating Free Ads "というNew York Timeの記事でアメリカの消費財企業メーカーが自社のCM作成にCGMを利用しようとして、苦悩している様が描かれており、なかなか面白い。要旨は下記の通り。 ハインツはユーザに自社のテレビCM作成を委託するキャンペーンを実施し、ある採用者には$57,000支払う予定 ハインツは、消費者という安い労働力を利用して、テレビCMを安く仕上げようとしているとの批判もあるが、費用が安いなんてとんでもないという同社の役員は言う コンテストの企画、膨大な応募作のスクリーニング、弁護士によるレビューなど、実際には膨大な作業と費用が発生 応募作品も30秒という枠に動画が収まっていないものから、著作権上明らかに問題あるもの、はたまた母親層の受けが悪そうなものなどまさに玉石混交 YouTubeにアップロードされた応募

    テレビCM作成に群集の叡智を活用? - Thoughts and Notes from CA
    masato611
    masato611 2007/05/28
     集合知を集約システムはどうやってつくればいいのか。
  • 経営を語れる資本家と、資本主義や市場を語れる経営者 - Thoughts and Notes from CA

    "産業再生機構が日に残したもの"というエントリーで紹介した『企業復活』の主人公の一人である冨山和彦さんが5月21日号の日経ビジネスの編集長インタビューにでている。村上ファンド事件、ライブドア事件について、村上さんや堀江さんらの買収者、及び買収対象となった企業の経営者双方とも「低次元」とばっさり切り捨てており、なかなか目をひく。興味深いPhraseをいくつか紹介しながら、コメントを付したい。 共同体の長というのは、外敵と対峙する最高司令官でもあるわけで、戦いというのは完全にゲゼルシャフトの競争原理です。だから、終身雇用とか年功序列の仕組みの中で、ムラの論理で昇格してきた人は戦いに向いていない場合が多い。 『日経ビジネス 5月21日号』 日の経営者というのは、せまいムラ社会の中で村民から一目を置かれる村長タイプの人が多く、黒船から攻撃を受けた際に強烈なリーダーシップが発揮できる能力なんて持

    経営を語れる資本家と、資本主義や市場を語れる経営者 - Thoughts and Notes from CA
  • Googleに勝つためにMicrosoftに求められるえげつない手段 - Thoughts and Notes from CA

    Nicholas Carrの"Free AdSense"というエントリーが結構面白い。Microsoftがインターネット広告市場に参入したいのだが、手をこまねいている要因を下記のように分析している。 Googleがインターネット広告市場で他社の追随を許さないのは、広告料金をオークション形式で決定しているから 市場を支配している会社の牙城を切り崩すには、より低い価格を顧客に提示してシェアを徐々に奪うというのが常套手段である が、Googleの場合は、オークションにより価格は動的に決まり、最終的な価格決定権は広告主側にあるため、より低い価格を定義することそのものが困難であり、価格攻勢で市場シェアを奪うという戦術が利用できない 文の中では下記の様な表現がなされている。 The barrier that an auction presents to a price war is, as Schm

    Googleに勝つためにMicrosoftに求められるえげつない手段 - Thoughts and Notes from CA
  • Casual Thoughts - ドリコムの株主総会で聞いてみたいこと

    ドリコムが決算を発表した。財務諸表から情報を読み取ろうとするのも投資家のリテラシーと言った手前、決算短信をざっと読んだので、同社の株主になった気分で少しコメントをしてみたい。余計はお世話だが、私が仮に株主であれば、下記4点については株主総会で是非経営者に突っ込んでみたい。 ドリコムマーケティングの「のれん代」5.5億円の妥当性 ドリコムは2006年12月1日に(株)ベストパートナーが設立した会社を6億円で持分の60%を取得し、後にドリコムマーケティングと名称を変更している。ドリコムの平成19年3月期(以下当期)売上が8.4億円だったことを考慮すると相当にアグレッシブな投資ではあるが、それ以上に巨額の「のれん代」を(株)ベストパートナーに支払っている点が非常に気になる。 右記は決算短信のP.25の記載だが、ここからドリコムマーケティングは設立されたばかりの、資産現金9千万円オンリーの会社とい

    Casual Thoughts - ドリコムの株主総会で聞いてみたいこと