これまでPC内部に限定されてきたアプリケーションのあり方が、ウェブアプリケーションをめぐる新たな製品の開発で大きく変わろうとしている。まずは端末のあり方が、そして提供者が、そして最後にユーザーが変わっていくはずだ。 PC以外への道 ウェブを通じたネットワークの世界とPC内部にあるデスクトップをつなげる試みが活発化している。OS、アプリケーションの巨人マイクロソフトが発表した「Silverlight」、Adobe Systemsのコードネーム「Apollo」こと「AIR(Adobe Integrated Runtime)」、そしてGoogle が発表した「Google Gears」といったソフトウェア群は、いずれもウェブアプリケーションの稼働環境を拡張し、SaaS(ソフトウェアのサービス型提供)の可能性を高め、より柔軟な利用を実現しようという意図に基づくという点で共通する。 もちろん、具体的
イデアテックは6月18日、仮想世界「Second Life」内の“場所”に対するアクセス解析ASP型サービス「iSLanalyzer」を7月20日から個人ユーザーを対象に開始すると発表した。 iSLanalyzerは、不特定多数の利用者がSecond Life内の店や土地に滞在した時間・場所を記録し、自分の土地のどの部分に人気があるか、どの時間や曜日に来訪者が多いのかなどのマーケティングに利用できるアクセス解析ASP型サービス。 利用者はセンサーをSecond Life内のアクセス解析したいエリアの中央に置くだけでサービスを利用できる。センサーのアクセスログ記録範囲は、16平方メートル、64平方メートル、256平方メートル、1024平方メートルの4種類となっている。 アクセス解析はウェブページに表示され、滞在人数や滞在時間を1日、1週間、1カ月区分でグラフ表示できるほか、ユーザー別のアクセ
あまり注目されていません、というか日本では話題にも上がらんので、仕方がないから私が書きます。 まず、昨日発表のアメリカ5月分住宅着工件数。前月比2.1%減、中でも一戸建ては3.4%と大幅減、サブプライムが集中している西部ではなんと20%減!!というとんでもない数字。 金持ちの多いニューヨークを中心とする北東部は16%増加していますから今回の二極化は注目に値します。まあ、もともとアメリカの場合GDPや消費などのマクロ指数に及ぼす影響は高額所得者の上から5%でほとんど決まるので、こういったサブプライム問題はアメリカ経済全体には影響がない、という指摘がありますが(というかそういう指摘が大多数ですが)、それはマクロの問題であって、それらに信用を供与している金融セクターにとっては重大問題であるということを忘れてはいけません。今のところ問題は起きていないように見えますが、細かく見ると出てきているのです
梅田さんの展開するサバイバル談義が肯定・否定・賞賛・拒絶入り乱れて色々盛り上がっており、なかなか興味深い。私も釣られて、一連のサバイバル談義について自分の解釈を書いてみたい。 サバイバルのための人体実験を公開すること サバイバルって当たり前のことなんじゃないの サバイバルという言葉が嫌いなら使わないで話そうか 日本人キャリアのセグメンテーション 日本人のとりうるキャリアを単純化すると、下図のようなに分類できる。 縦軸はその人のスキルの汎用性。下にいけばいく程、自分の所属する企業に限定した能力への依存度が高くなり、上にいけばいく程、様々な企業で発揮できる専門性が高くなる。*1 横軸はグローバル化度合い。左にいけばいく程、日本人・日本語色が強くなり、右に行けばいくほど海外の企業・人材との協働度合いが強くなる。 この2つの軸を使うと、キャリアのセグメントが4つに分割される。下記がそれぞれの代表例
アンチウイルスソフトって不要ですよね? 私はアンチウイルスソフトを導入していません。ここ10年以上毎日インターネットをしていますし、ウィニーもじゃんじゃん使っていますが、ウイルスに感染したことはありません。怪しい実行ファイルを見かけたら削除するだけです。ブラウザはIE、メールソフトはアウトルックです。念のため半年に一度PC全体をオンラインスキャンで検査していますが、ウイルスが検出されたことはありません。企業でのシステムのようにLANで繋がったパソコンでなければ、こんなものでしょうか。結局、ウイルスの脅威を煽るのは、ソフト会社の宣伝ですよね。さっきアンケートをしたら、http://q.hatena.ne.jp/1182166371三割以上の人が一切使っていないことが分かりました。もう面倒なので、半年に一度のチェックもやめようと考えています。PCに詳しいみなさんも使っていないでしょう?
内戦や政情不安などにより経済が不安定な国では、通貨価値の変動が大きくなります。これはアメリカの評論誌Foreign Policyのネット版が発表した、世界で最も価値の低い通貨のトップ5です。事情を考えると納得の選定です。 Foreign Policy: The List: The World’s Worst Currencies ◆ソマリアシリング:ソマリア by Kiklub DK ソマリアは1991年に勃発したソマリア内戦以降、中央政府が存在しない状態が続いているため、経済は完全に崩壊状態。「モガディシュの戦闘」が映画「ブラックホーク・ダウン」で描かれたように、国連による介入が失敗に終わったのは非常に有名です。内戦は終わりが見えず、2007年に暫定政府軍がソマリアのほぼ全土を制圧しています。通貨はソマリアシリング(SOS)。大量の偽札流通などで価値が急落、ソマリア国内でもドルやユーロ、
Google Public Policy Blogが公開された。ブログそのものは2ヶ月前から始まったようだ。 グーグルは、ネット中立性や電波政策についての提言を出したり、アル・ゴアをロビイストに雇うなど、政治色を強めている。これを「既存の巨大企業と同じように政治家と結びついた汚い企業になろうとしている」と批判する向きもあるが、私はネット企業が政治的発言力をもつのはいいことだと思う。 日本でもっとも需給ギャップが大きい産業は、政策シンクタンクだろう。アメリカでは「第5の権力」とよばれるぐらいシンクタンクが影響力をもっているが、日本では霞ヶ関が政策立案を独占し、政策を学問的に研究する機関がほとんどない。ICPFも、そういう組織をめざしているが、なかなかむずかしい。その原因は、政権交代がないこととともに、日本が「格差社会」ではないため、こういう公共的な目的に金を出す大富豪がいないからだ。
本日の日経新聞にソニーを退任する出井氏のインタビューが出ていた。表題は発言の一部である。言い換えると、形のある「製品」での勝負は得意だが、形のない「金融」は苦手となるだろう。この指摘には私も同感するものだ。ただ、出井氏はグローバル企業になるためにも目に見えないもの(金融やネットワーク)を強化する必要があると訴えているが、私は無理してそうする必要もないのではないかと思う。 個人ベースでは金融が向いている人は多いし、恐らくは増えているだろう(と期待したい)が、国民風土として目に見えない金融が向かないなら、無理してそうする必要はないのではなかろうか。人に得意・不得意があるように、国民性も得意・不得意がある。金融は特にアングロアメリカンが得意とし、これに対し日本は製品作りが得意であったということだろう。人間そんなに色々なことできるわけではないので、得意分野を強化するのがむしろいいと思う。 昨年、「
どうも。今日は最近お気に入りのブログから、ベンチャー起業の厳しさについての話を。 あのMarc Andreessenがこの6月からブログを始めたのですが、かなり力投していて、非常に良いです。テクノロジーベンチャーや起業家志望の方々のためになる情報が続出しそうですので、ぜひのぞいて見てください。 今日ご紹介するのは、彼の経験に基づくスタートアップ(ベンチャー)ガイドというシリーズの第一弾。なぜ起業をすべきではないか、というもの。起業の良さが多く語られる昨今ですが、もちろん良さも沢山あるもののやはり困難なことも多いですよね。今後、このシリーズがどのように展開するかは不明ですが、とりあえず、まずは覚悟をということなのかもしれません。 以下ポイントを意訳します。 First, and most importantly, realize that a startup puts you on an e
千葉大輔(@IT自分戦略研究所) 2007/6/19 ぐるなびは5月10日、同社が運営する情報サイト「ぐるなび」で提供している約4万件の飲食店情報を利用するためのAPIの公開を開始した。同社の持つデータを広く公開し、マッシュアップなど、外部のWebサイトに活用してもらうことでユーザー層の拡大を狙う。 APIを公開するまでの経緯や、開発時の苦労など、ぐるなび 企画department 第1グループ グループ長 福岡祥行氏に聞いた。 ■新しい流れに乗る 今回ぐるなびが提供するのは店名やジャンル、最寄り駅、座標などの飲食店情報。ぐるなびはそれまで、ポータルサイトなどに飲食店情報を提供することはあったが、広く一般向けに自社の情報の提供は行ってこなかった。 「技術担当者や企画担当者の間では、かなり前からAPIを作って広く公開したいという考えを持っていました」と福岡氏。APIがまだそれほどメジャーでな
最近プット売りについて話をすると、大抵の方がテロのことを口にされます。そこで9.11NYテロがもう一度起こった時にプット売りを含むポジション(ガンマショートのポジション)がどうなるかについて考えてみようと思います。 まずプット売りを含むポジションを考えてみると、 ショートストラングル ショートストラドル ロングバタフライ ロングコンドル プット・レシオスプレッド カレンダースプレッド リバースカレンダースプレッド などがあります。以下詳しく検討してみます。便宜上最大利益をショートストラドルに揃えて計算します。またIVは比較的ショート派に不利な2月9日(今日)の数値を採用します。 ①ショートストラングル(ATM±1000円) 185-C 3月限 売り @15円 15枚 165-P 3月限 売り @25円 11枚 ネットデルタ…-0.0122(ほぼニュートラル) ネットガンマ…-0.00449
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