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今日は派遣村の撤収日。 日比谷派遣村についてブログやミクシイの日記を検索すると、批判的な発言が頻出している。 しかし、それらの批判の中には、誤解や無知に基づくものが少なくない。 具体的にどういう誤解や無知が存在しているのか、その背景を含めて検証を試みたい。 最初に具体的な発言例を紹介する。 「スケジュール」に関する誤解。 以下のような意見を目にした(リンクは貼らないでおく) これが、ほんとなら… レクリエーション?してる場合じゃないでしょう。。 スケジュール 1 / 2予定 9:00朝食 10:00お風呂・床屋 12:00昼食 13:00レクリエーション 15:00夕食準備 17:30夕食 19:00交流タイム 21:00映画観賞 個別での、これからの生活支援カウンセリングとか現状からの短期的目標の確率とか、、 (ちなみにカウンセリングは、特別な資格がいらないので、自称カウンセラーもいます
社会主義に関しては、ロシアを含む東欧諸国での実践例の失敗をもって、その全てが否定されることが多い。しかし、そのような論法を採用する論者の多くが、新自由主義に関しては、ピノチェト政権下のチリやエリチン政権下のロシアでの実践例をもってこれを否定することを行わないことはなんだかアンフェアなように思われます。 新自由主義的な経済運営のもとでは、富が一部の人や企業に集中します。当初一部の人や企業に集中化した富は、いずれ、それ以外の人々にもしたたり落ちてくるといういわゆる「トリクルダウン」理論が唱えられていたことがありましたが、実際にはほとんどの場合そうはなりませんでした。一つには、国内労働者からの搾取により集められた富は、株式配当等を通じて、その多くが外国に流出してしまい、国内消費に回らないということがあるでしょう。また、企業や一部の富裕層に留保された富は、金融商品という観念的なものに化けてしまい、
秋葉原で8日、痛ましい事件があった。あそこにはウェブで活躍する人もたくさん集まるから、ネットは大騒ぎだった。 現行犯逮捕された容疑者は派遣で働き貧困の中、職を失う寸前の状態で、職場の借り上げだった借家からも出なくてはならなくなりそうだったらしい。 秋葉原通り魔事件 - 閾ペディアことのは 犯行前数日間から犯行直前に至るまで容疑者が書き綴ってきた掲示板への投稿が、こちらに転載されていたのを読んだ。 受けた印象は、正直に言えば「2chやはてなでよくクダ巻いてるスイーツ(笑)嫌いの非モテ」。 ウェブではものすごくよく見掛けるタイプだけに、えらい不安な気分になった。 いやわかってる。こんなのは例外的な事件だ。いくらモテないことを悲観してたりオタクだったりしてたからってそんなのは要因としては弱いはず。むしろそういった人間が増えて来て確率的におかしな奴も出てくるようになった。それだけのことだ。 理性は
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 2009年の年明け早々、テレビ朝日の「朝まで生テレビ」で、「激論!2009年“崖っぷち”ニッポン~脱・貧困!ドーする?!経済・雇用危機」が放送されました。 貧困問題をテーマにした「朝まで生テレビ」は、昨年の4月25日につづいて2回目(※前回の放送内容は、「ワーキングプア、貧困は自己責任vs反貧困(「朝まで生テレビ」観戦記)」 を参照ください)。 前回の放送では、経済同友会幹事の奥谷禮子ザ・アール代表取締役社長らが、「企業の国際競争力の確保が何より大事」「貧困は自己責任」などという論理を平気でふりかざしていましたが、今回は、“反貧困チーム”の湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)、雨宮処凛さん(反貧困ネットワーク副代表)、河添誠さん(首都圏青年ユニオン書記長)が、番組全体
2009年01月04日11:53 大恐慌のボーナス・アーミーと日比谷公園派遣村 日比谷公園の派遣を切られた人たちのテント村が、ベルリンの壁を崩した<汎ヨーロッパ・ピクニック>みたいだという年越し派遣村はピクニックであるという記事が多くのはてブを集めてるみたいですが、普通に考えて比較するなら大恐慌時のボーナス・アーミーでしょう。 リンク先のWikipediaでは、第一次世界大戦の復員軍人たちがデモ行進をしたことが強調されてますが、そんなのは元気の良かった最初のうちだけで、帰る家もないのでワシントンD.C.の空き地に勝手にテントを張って住み着いただけなんですね。ボーナス支給の望みも断たれて、やって来てから1ヶ月以上も経っていますから元気もなくなって、帰る処のある人たちはすでに帰って数も減ってましたし。 そこにダグラス・マッカーサー指揮するパットン戦車隊が突っ込んで、幼児が犠牲になったり悲惨なこ
職や住居を失った人たちが身を寄せる東京・日比谷公園の「年越し派遣村」には、3日も新たに入村する人たちが相次いだ。 入村者の中に、生きることに絶望し、元日に自殺を図るまで追いつめられた男性(46)がいた。家庭崩壊、長年のネットカフェ生活、そして失職。男性は、偶然知った「派遣村」で励まされ、「もう一度生きてみよう」と自分に言い聞かせていた――。 「もう仕事はない」。日雇い派遣労働者だった男性が派遣元の担当者から告げられたのは、昨年末のクリスマスイブだった。約7年間続けた製本の仕事は日当6840円。週5日働いてきたが、泊まり続けたネットカフェは1日1000円以上かかった。大みそかの朝、所持金は200円になっていた。「もう死ぬしかない」。あてもなく歩き始めた。 男性は、北海道釧路市出身。19歳で上京し、不動産会社の従業員だった27歳の時に結婚した。その後、タクシー運転手に。待望の長男を授かってから
12月31日にスタートした日比谷公園の「「年越し派遣村」へ行ってきた。 本当は明日行くつもりだったのだが、元旦の日、大晦日から泊まり込みで ボランティアをしている友人と電話で話し、「寒いでしょう?大丈夫?」と訊いたら 「寒いなんてもんじゃない。昨日は眠れなかった」と言われ、気が気でなく 今日、寄付できるジャケットやマフラーなどをかき集めて持って行った。 (私は寒いところに長く住んだので、当時のダウン・ジャケットなど 最強なのである) 2時頃到着。あちこちから毛布がかなり届いて積み重ねられていた。 見たところ、食材も十分にあるのだが、公園内(つまり戸外)で調理するのが 大変なようだ。水の供給もままならないだろう。 今夕の発表によると入村者は300人ちょっとに増え、 ボランティアの分も含めて450食分くらい作っているらしい。 が、泊まり込みのボランティアの人たちは食べる時間も無いし、 並ぶのに
日時:2010年3月28日13:30-16:30 場所:四谷地域センター・ホール 年末年始に国と東京都がおこなった「公設派遣村」には 900人を超える人が集まりました。今回は「無断外泊 200名」など否定的な報道も続きましたが、本当の実態 はどうだったのか、東京都の運営の実際は? など、疑問 も浮かんできます。 私たちワンストップの会は、民間団体として利用者の相談 活動にあたってきましたが、その中で感じているのは、 不況の深刻化とその下での生活破壊のひろがりです。 国と東京都が屋根と食事を用意して年末年始に特別対策を おこなったことは大きな前進ですが、問題点も浮き彫りに なったと考えます。「公設派遣村」とは何だったのか、そ して今後の課題について、みなさんと考えたいと思います。 ・スライド上映・公設派遣村の記録 ・主催者あいさつ 代表・宇都宮健児弁護士 ・シンポジウム「検証!公設派遣村」
最低賃金法の改正案が、国会で審議されている。労働組合などからは「これではワーキングプア対策にならない」「最賃を一律時給1000円に引き上げろ」などの要求が強い。しかし当ブログでこれまでにも説明したように、最賃規制は労働需要の不足をまねき、失業を増やすおそれが強い。 今回の改正のポイントは、生活保護との「整合性」だが、具体的な金額は規定されておらず、実効性は疑わしい。根本的な問題は、生活保護が働かないで貧しい人を対象にしており、働いても貧しい人を救済する制度がないことだ。働くより生活保護を受けたほうが高い所得を得られ、少しでも働くと生活保護の支給が打ち切られることが、労働のインセンティブをそいでいる。 この問題の解決策も、フリードマンが45年前に提案している。負の所得税である。これは課税最低所得以下の人に最低所得との差額の一定率を政府が支払うものだ。たとえば最低所得を300万円とし、ある
このところ、いろんなメディアから「格差社会批判の批判」みたいな取材が来る。「ワーキングプア」が消費しつくされたら、今度はその批判で飯を食おうということらしいが、いい加減うっとうしいので、ここでまとめて書いておく。 先日の秋葉原事件の犯人も、年収は200万円というから、韓国の一人あたりGDPぐらいで、絶対的基準でみれば「プア」とはいえない。精神異常者というのは一定の確率でいるので、こういう突出した事件を一般化することはできない。ブルーカラーの待遇は労働需給の従属変数なので、それ自体を「是正」することは無意味だ。「日雇い派遣」の禁止は、企業がアンケートに答えているように、(もっと不安定な)アルバイトに置き換わるだけである。 問題はワーキング・プアではなく、その裏側にいる中高年のノンワーキング・リッチである。私のNHKの同期は、今年あたり地方局の局長になったが、話を聞くと「死ぬほど退屈」だそ
新卒偏重については、比較的その所在もそしてその原因についても、コンセンサスのとれた問題だと勝手に思い込んでいたのだが、『問題は内定取り消しより新卒偏重では - 雑種路線でいこう』に対するブックマークコメントのページを眺めていて、意外とそうでもないような気がしたのでちょっと書いてみた。 企業が新卒を重視する傾向が非常に強いということについては、上で紹介したブックマークページなどを見れば、明らかのように見える。新卒偏重が問題だという趣旨に対して同意するコメントがびっしり並んでいるからだ。 私の認識では、この傾向*1に問題があるのは至極当然で、新卒の採用枠を中途の採用枠よりも優先すると、要は、新卒時の格差が固定化されるからだ。新卒時の格差がまったく公平なもので、かつ普遍的なものであれば固定化されようがなにしようがまったく何の問題もないが、そんなことはありえない。新卒時点の社会情勢や景気動向が格差
「派遣切るな」2千人 怒りと不安、東京・日比谷(1/2ページ)2008年12月4日23時6分印刷ソーシャルブックマーク 「派遣社員はモノじゃない」。契約を打ち切られた非正社員らが集会で抗議の声を上げた=4日夜、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂、遠藤真梨撮影 世界不況のあおりを受けて、非正社員らを減らす勢いが加速している。相次ぐ「派遣切り」に、不安を抱える労働者からは、対策を求める大合唱が起きている。 4日夜、東京・日比谷野外音楽堂は、2千人の非正社員や労働組合の関係者らで埋まった。怒りと不安が満ちていた。 「僕たちにも2009年を迎えさせて下さい」「寮から追い出さないで下さい」「どうかホームレスにしないで」 壇上にのぼった派遣社員の叫びが、会場に響き渡る。「厳冬のなか、数十万人が放り出されようとしている」。日本労働弁護団の棗(なつめ)一郎弁護士も訴えた。 発言者のうち1人は50代。神奈川県
実力主義や成果主義に賛同する声は意外なほど多い。 ・才能あるレジのおばさんにはそれ相応の給料を払ったほうが良い - コトリコ ・はてなブックマーク - 才能あるレジのおばさんにはそれ相応の給料を払ったほうが良い 実力があり、何かに貢献している。そういう人は何らかの形で報われてしかるべきだとぼくも思う。ただ、リンク先のような考え方には諸手を挙げて賛成はできない。あまりに素朴で短絡的だとも思う。たとえば、怒られていた新人の女の子がとても可愛くて、人当たりも良く、お陰で密かに店の売上に貢献していたとする。その場合、そのルックスや対人スキルに対してもやっぱり相応の給料を支払うべきだろう。そうした「現時点で給与に反映されていない才能」は、レジ打ちのような分かりやすい才能に限らず数多存在するはずだ。それらすべてを公平に評価することは難しい。 会社のように集団で働くことを考えると、そうした評価はより難し
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