インターネット上のさまざまな場所でDomain Name System(DNS)への攻撃を可能にする攻撃コードを入手できることが、米国時間7月23日の時点で明らかになっている。 IOActiveの研究者Dan Kaminsky氏は7月8日、DNSに脆弱性が存在することを明らかにしたが、影響を受ける全ベンダーが修正パッチをリリースし世界中のすべてのシステムが修正されるまで詳細を公開しない方針だった。同氏は修正におよそ30日かかるとみていた。 30日後といえば、偶然にもラスベガスで開催されるBlack Hat会議で、同氏が登壇することになっている8月6日と重なっていた。 ところが21日に、同じくBlack Hat会議の発表を予定しているHalvar Flake氏が、これほど重大なセキュリティの脆弱性を公開しないKaminsky氏のやり方を非難した。その後Flake氏は、問題の脆弱性について自ら