「たい焼き」ならぬ「イルカ焼き」が8日、須磨海浜水族園(神戸市須磨区若宮町1)で売り出された。水族園一の人気者、イルカをかたどったオリジナル商品で、その名も「スマイルカ焼き」。同水族園は「見た目も味も楽しみながら、ほっこり温まって」とPR。(長谷部崇) 練乳や蜂蜜を加えた生地は、しっとりとした食感。粒あん入りとカスタード入りの2種類がある。 イルカ焼きは、イルカライブ館の隣にある飲食店「マリンショップ2号店」が、「水族園ならではの商品をつくりたい」と開発。当初は、エイやアザラシの案もあったが、やはり一番の人気者で愛らしいイルカをキャラクターにすることに。富山県の鋳物工房に、焼き型の制作を依頼した。 尾びれを縦に振って泳ぐイルカは、魚の尾びれと向きが異なる。生態を忠実に表現するのにこだわり、いったん完成した型を作り直してもらったという。商品名は、水族園の愛称「スマスイ」とイルカ、スマイルを掛