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2016年9月7日のブックマーク (2件)

  • 図録▽レイプ被害の状況

    レイプ被害(強姦被害)に関する調査結果が内閣府から公表されているので取り上げるものとする。 内閣府の「男女間における暴力に関する調査」はDV(ドメスティック・バイオレンス)に関する6回目の調査であるが、2008年以降はレイプ一般についても調べている。2014年調査は、全国20歳以上の男女5,000人に対して行われ、有効回収率は70.9%である。レイプについては女性に対してのみ質問が行われている。 調査結果によると女性の回答者1,811人のうち6.5%にあたる117人がこれまで異性(男性)から無理やりに性交された経験を有している(うち過去5年以内にレイプ被害を経験した女性は、この設問があった2011年には1.3%であった)。図には示していないが、被害率6.5%のうち1回だけが3.7%、2回以上の被害女性が2.8%となっている。 過去2回の2008年、2011年が7%台であったのと比較するとや

  • 法務省:犯罪被害実態(暗数)調査

    刑事政策として効果的な犯罪被害防止策を考える場合、その前提として、犯罪の発生状況を正確に把握しておくことが必要不可欠です。そのためには、(1)警察等の公的機関に認知された犯罪件数を集計する方法と、(2)一般国民を対象としたアンケート調査等により、警察等に認知されていない犯罪の件数(暗数)を含め、どのような犯罪が、実際どのくらい発生しているかという実態を調べる方法(暗数調査)があります。(2)の暗数調査は、定期的に実施することにより、初めて(1)の認知件数と併せた経年比較が可能となります。(1)と(2)は、犯罪情勢を知る上で言わば表裏一体のものであり、お互いを相補う形で活用することによって有効な刑事政策を考えることができます。 そこで、法務総合研究所では、平成12年から、国連の国際犯罪被害実態調査(ICVS)※に参加する形で「犯罪被害実態(暗数)調査」を実施しており、その後、おおむね4~5年