レイプ被害(強姦被害)に関する調査結果が内閣府から公表されているので取り上げるものとする。 内閣府の「男女間における暴力に関する調査」はDV(ドメスティック・バイオレンス)に関する6回目の調査であるが、2008年以降はレイプ一般についても調べている。2014年調査は、全国20歳以上の男女5,000人に対して行われ、有効回収率は70.9%である。レイプについては女性に対してのみ質問が行われている。 調査結果によると女性の回答者1,811人のうち6.5%にあたる117人がこれまで異性(男性)から無理やりに性交された経験を有している(うち過去5年以内にレイプ被害を経験した女性は、この設問があった2011年には1.3%であった)。図には示していないが、被害率6.5%のうち1回だけが3.7%、2回以上の被害女性が2.8%となっている。 過去2回の2008年、2011年が7%台であったのと比較するとや