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ブックマーク / allreviews.jp (4)

  • 『定信お見通し―寛政視覚改革の治世学』(青土社) - 著者:タイモン スクリーチ 翻訳:高山 宏 - 種村 季弘による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:タイモン スクリーチ翻訳:高山 宏出版社:青土社装丁:単行(484ページ) ISBN-10:4791760492 ISBN-13:978-4791760497 内容紹介: 5つもの庭園、あくなき随筆魔、海岸線の採集、建築模型マニア、集古編纂。ただのカタブツにあらず。気鋭のジャパノロジストが視覚文化論から提示する、まったく新しい寛政の改革、新しい松平定信像。 危機管理者の「復古」への情熱天明の大飢饉(だいききん)があった。浅間山が噴火した。一七八八年には京師(京都)の十分の九を大火が焼き尽くした。天明二年から八年にかけて、わずか六年の間に相次いだ天変地妖である。 医師の杉田玄白はその同時代を「災害のディスクール(言説)」で語ったという。なぜなら火事も洪水も、それをなんらかのディスクールで記述しなければ只(ただ)の物理現象にすぎないからだ。災害のディスクールは恐怖を喚起する。すると混乱

    『定信お見通し―寛政視覚改革の治世学』(青土社) - 著者:タイモン スクリーチ 翻訳:高山 宏 - 種村 季弘による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    medicineman
    medicineman 2022/11/18
    2003年の書評の再録
  • 『論理学をつくる』(名古屋大学出版会) - 著者:戸田山 和久 - 戸田山和久による自著解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:戸田山 和久出版社:名古屋大学出版会装丁:単行(ソフトカバー)(442ページ)発売日:2000-10-10 ISBN-10:4815803900 ISBN-13:978-4815803902 内容紹介: 論理学って、こんなに面白かったのか! 出来あいの論理学を天下り式に解説するのでなく、論理学の目的をはっきりさせた上で、それを作り上げていくプロセスを読者と共有することによって、考え方の「なぜ」が納得できるようにした傑作テキスト。初歩の論理学が一人でマスターできる。 書店の丸善名古屋店では、地元・名古屋の大学の先生が選んだおすすめの人文書フェアを定期的に開催している。現在行われている第4弾の選書とコメントを担当したのは、『論文の教室』や『哲学入門』などの著作で知られる名古屋大学・戸田山和久先生だ(6階人文書フロアで11月末まで)。そのラインナップの中から、2000年に発売され今でも

    『論理学をつくる』(名古屋大学出版会) - 著者:戸田山 和久 - 戸田山和久による自著解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
  • 『フランク史I クローヴィス以前』(名古屋大学出版会) - 著者:佐藤 彰一 - 佐藤 彰一による本文抜粋 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:佐藤 彰一出版社:名古屋大学出版会装丁:単行(400ページ)発売日:2021-07-12 ISBN-10:4815810303 ISBN-13:978-4815810306 内容紹介: ヨーロッパのもう一つの起源――。欧州はギリシア・ローマからまっすぐに生まれたのではない。世界システムの大変動後、遠隔地交易、ローマ帝国との対抗、民族移動などを経て誕生した、500年にわたるフランク国家。「自由なる民」の淵源から王朝断絶までをたどる初めての通史。第Ⅰ巻では、初代王にいたる波乱の歴史を描く。 ヨーロッパ世界の誕生をどのように叙述できるのか。かつて6~10世紀に存在した「フランク王国」についての初の通史、『フランク史』の刊行が開始されました(全3巻を予定)。著者は、西洋中世に関する数多くの著作で知られる歴史家・佐藤彰一氏。グローバル・ヒストリーや世界システム論など、歴史学の新たな試みにも触

    『フランク史I クローヴィス以前』(名古屋大学出版会) - 著者:佐藤 彰一 - 佐藤 彰一による本文抜粋 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
  • 『歴史としての日教組【上巻】―結成と模索―』(名古屋大学出版会) - 編集:広田 照幸 - 広田 照幸による前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    過剰な期待と歪んだ批判の狭間で、実像とかけ離れたイメージが作られてきた日教組(日教職員組合)。膨大な非公開史料や関係者へのインタビューに基づき、学術的にその歴史を徹底検証――。上… 過剰な期待と歪んだ批判の狭間で、実像とかけ離れたイメージが作られてきた日教組(日教職員組合)。膨大な非公開史料や関係者へのインタビューに基づき、学術的にその歴史を徹底検証――。上巻では、戦後の労働運動での立ち位置から、独自の教育理念や「教師の倫理綱領」の作成まで、初期の模索を跡づける。つづく下巻では、1980年代の労働戦線の再編から、教育運動の転換、文部省との「歴史的和解」まで、新たな路線選択の時代に迫る。 左からも右からも歪んだイメージを押しつけられてきた「日教組」。インターネット上では今も、現実とかけ離れた言説が拡散されています。この組織について、私たちはどれくらい当のことを知っているでしょうか。 今

    『歴史としての日教組【上巻】―結成と模索―』(名古屋大学出版会) - 編集:広田 照幸 - 広田 照幸による前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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