ゲームの面白さにはいろいろあるけど、自分がもっとも重視している面白さは「動的に物語が生成される」ことではないかと思った。ゲームがどうやって動的に物語を生成してるのか、思いつくままに書いてみよう。 あらかじめ用意した複数のイベントの順列組み合わせによって、多数の物語を生成する。 順列組み合わせなので、用意するイベントが少数でもバリエーションに富んだ物語が生成される。ただし、物語としての完成度を高くするのが難しい。 『弟切草』から『かまいたちの夜』への移行を見るに、「矛盾が多い」「お話がデタラメ」みたいな指摘が多かったのではないか。プレイヤーの想像力を借りることで初めて物語として成立できるのかも。 『ときめきメモリアル』とか。ギャルゲー的キャラクターデータベースは、プレイヤーの想像力を補ってるのではないか。あらかじめ用意した一つの物語をバラバラにして、提示する順序をランダムに変えることで物語を
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