情報管理監を新設へ=サイバー攻撃に対応−衆院 情報管理監を新設へ=サイバー攻撃に対応−衆院 衆院事務局は8日、コンピューターサーバーがサイバー攻撃を受けた問題で報告書を発表した。担当部署が複数に分かれていることや、職員の専門的知識の不足などの問題点を指摘。対応策として、来年1月に副部長級の「情報管理監」(仮称)を新設し、担当部署を一元化する方針を示した。 報告書は、システムに異常が発生した後、職員が楽観的な判断により上司への報告を怠ったことなどを挙げ、「事務局はいくつかの誤りを犯した」とした。参院との情報共有に関しても、「各院の独立性や相互不関与の原則に過度にとらわれた」と連携不足を認めた。 今後の改善策としては、情報管理監の下に「情報基盤整備室」(仮称)を置き、関係部署を集約する。また、外部の専門家にセキュリティー対策の助言を委託するほか、2011年度中に全てのパソコンのパスワードを