鋭い風刺エッセイで人気の小説家・コラムニストの韓寒が、中国言論界に爆弾を投げ込んだ。「革命を語る」「民主について」、そして「自由を求める」という3本のコラムをブログで公開したのだ。なんと人民日報まで引っ張り出される騒ぎとなり、中国言論界の2011年末は突然、革命論議で盛り上がることとなった。 これまで本サイトでは、韓寒のコラム3本と中国言論界の反応を紹介してきた。最終回となる今回はもう一度、流れを整理するととともに、中国の民主化問題について簡単に私見を披露したい。 【中国人と民度と民主=韓寒論争】 【鉄道追突】改革をしなければ中国という国自体が脱線することに=人気作家・韓寒が共産党批判 革命するには民度と公共心が足りない=人気作家・韓寒が「革命を語る」―中国 コネがあれば俺も汚職できたのに…作家・韓寒が語る「普通の中国人にとっての民主」 韓寒コラムに人民日報まで釣られた=「民主はペットでは