ブログ上の経済論戦は停滞的か?(田中秀臣さん) しかしなんか少なくねえ?と疑問の声が。 一般庶民を相手にする気があるなら、いくらでも論争の種はあるわけです。やはりふつうの大人は、相手を選ぶ。田中さんも旧ブログのコメント欄で徳保みたいな偏屈は相手にしない方がいいですよ、という助言を受けて、それ以来よくアドバイスに従っていらっしゃるご様子。 本田由紀さんやマッツァリーノさん、中村正三郎さんらが論客を呼び寄せたのは、いずれもリフレ派と限定して悪ければ経済学に通じた者から見て明白に誤った主張でした。しかしそれらはいずれも奇異な主張ではなく、ありふれた「誤解」だったと私は認識しています。 田中さんから見て中村さんの件は議論以前だそうですが、本田さんやマッツァリーノさんの事例だって、一方が他方の誤解を解こうとした話、単に事実認識を争っていただけ、と見るなら、やっぱり「議論以前」だったといえるでしょう。