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ブックマーク / nuttycellist.blog77.fc2.com (3)

  • ステトスコープ・チェロ・電鍵 警察庁『一定の病気に関わる運転者対策』

    警察庁は、道路交通法改正試案についてパブコメを募集している。取り上げるのがいささか遅くなってしまったのだが、明日までの募集だ。試案の内容は、こちら。 この試案で注目したのは、「一定の病気等に係る運転者対策」という項目。 試案の内容のあらまし・・・ 1)運転者の病気によって、運転者が意識を喪失したり、場合によっては突然死し、それが重大な交通事故に結びつく、ということから、運転者の「一定の」病気に関して、免許取得時・更新時に公安委員会が、申請者に質問をする制度を作ろう、というものだ。 質問に虚偽の回答をした場合は、罰則(1年以下の懲役または30万円以下の罰金)が科せられる。 2)「一定の」病気とは 〇統合失調症  〇てんかん  〇再発性の失神  〇無自覚性の低血糖症  〇躁うつ病  〇重度の眠気の症状を呈する睡眠障害  〇認知症  〇アルコール・麻薬等の中毒 等 3)医師による任意の届け出制度

  • ステトスコープ・チェロ・電鍵 OECD Health Data 2007

    今年の7月に公表された上記のデータ中、HOW DOES JAPAN COMPARE?と題して、日の医療事情の国際比較が載っている。これは、レジュメだが、大体のことが分かる。 思いつくままに、まとめと感想・・・ ○日では、医療費支出が少ない。OECD平均を下回っている。 ○医療費の中に占める公的な部分が比較的多い。 ○医師は、単位人口当たり少なく、急性期病床は多い。要するに、多いDutyを少ない医師が担っている。その報酬は少ない。 ○医療機器の数が極めて多い。 ○国民の平均寿命は、世界で一番長い。心疾患の死亡率減少が寄与している。 ○乳児死亡率も小さい。 ○肥満は少ないが、喫煙者の割合が多い(・・・あのメタボ対策とやら、喫煙を軽く見すぎではないか・・・禁煙を強力に勧めるべきだ。) これからの数年で、医療費をさらに削減する政府の方針であり、格差も進むことだろう。その時に、OECDが公表する

    microtesto
    microtesto 2007/09/24
    こちらも現状認識に有用。
  • ステトスコープ・チェロ・電鍵 鹿屋方式が、なぜ失敗したのか?

    小児初期救急への挑戦(2005)へるす出版というがある。小児初期救急を、様々な角度から検討し、各地の試みを紹介した力作だ。 その一章を割いて、鹿屋方式が紹介されている。地域開業医連携というタイトルが付けられている。鹿屋方式とは、小児科を含む開業医が輪番で救急を受け持ち、二次救急を担う救急センターと連携して夜間・休日すべてをカバーしようとする方法だ。特に目新しい方法ではない。 その記載によれば、人口27万の地域の救急を、15名の医師でカバーするものだったようだ。第一に、このマンパワーでは、かなりきつい。月に2回の夜間・休日の勤務である。当然、その前後では、通常通りの勤務をこなさなければならない。このの別な章で紹介されている、千葉県印旛郡の方式では、人口7万弱の地域を、45名の医師でカバーするようになっている。これと単純に比較しても、鹿屋方式のマンパワーの小ささが分かる。 さらに、連携する

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