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  • 大西巨人「天路の奈落」

    篇は、1984年10月20日に講談社から刊行された大西巨人著『天路の奈落』に著者が加筆修正を施したものです。 現在、同書は絶版のため入手が困難な状態にあるので、サイトにおいてPDFファイル形式で公開します。毎週月曜日に新しいファイルを掲載の予定です。 帯より── 真のマルクス主義とは何か。 「神聖喜劇」の著者が渾身の力をこめて、〝革命運動〟の道義を問う。 時はまだ戦後の混乱が続く1950年、西海は鏡山県における日前衛党でのことである。西海地方委員会議長杉坂一整が麻薬密売容疑で逮捕される。これに関連して鏡山県委員長鮫島主税は、人間的なマルクス主義の観点から通達を発する。この直後から鮫島スパイ説が流され、遂には拡大地方委員会が開かれて多数派である「所懐派」が「万国派」を追放して行く……。 目次 序曲 麻薬密売 第一 箝口令 一 / 二 / 三 / 四 / 五 第二 拡大地方委員会の夜 一

  • 大西赤人 - このごろ耳をそばだてさせられるふたつの言葉──周防正行監督『それでもボクはやってない』の「国家権力」と「女性は子どもを産む機械」発言・柳澤厚労相の「装置」

    このごろ耳をそばだてさせられるふたつの言葉──周防正行監督『それでもボクはやってない』の「国家権力」と「女性は子どもを産む機械」発言・柳澤厚労相の「装置」 大西 赤人 周防正行監督・脚による『それでもボクはやってない』を観た。就職活動中のフリーター・金子(加瀬亮)が満員電車の中で痴漢に間違えられ、被害者の女子中学生に「現行犯逮捕」される。事情を説明すれば理解してもらえると思っていた彼だが、警察での取調べは一方的で、無実の訴えは聞き入れられることなく勾留されてしまう。接見した当番弁護士からも“容疑を認めて示談にするほうが簡単に済む”と仄《ほの》めかされるけれど、金子は頑強に否認を続ける。検察庁での取調べでも彼の申し立ては聞き入れられず、ついに起訴、裁判が始まる。母親や友人が奔走し、ベテラン・荒川(役所広司)と新人・須藤が弁護に就く。裁判になれば真実が突き止められるという金子の期待とは裏腹に

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