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2011年5月3日のブックマーク (3件)

  • 『前衛』2011年5月号 - 一人でお茶を

    http://www.jcp.or.jp/publish/teiki-zassi/zenei/zenei.html 特集は東日大震災。高橋千鶴子「被災者の実情・要求 いま政治がなすべきこと」がトップ。続いてフォトジャーナリスト・森住卓の双葉町レポート。 柳町秀一「東日大震災下の福島原発災害」は、今回の原発事故と、ここにいたるまでの日の原発行政を取り上げている。これを読んでいると、電力会社や国は「安全神話」というのを一般人向けの広報戦略としただけではすまず、自分たちも半ば気で信じていたのではないかと疑いたくなる。事故の危険を心配する識者からの事故対策に関する提言は続いていたが、電力会社も国もまじめに受け止める気がなかったとしか見えない。 柳町によれば「日は、苛酷事故を国の既成対象から外し、国としての苛酷事故対策も緊急時計画ももっていない。菅直人首相は日の原発行政の現実を自覚してい

    『前衛』2011年5月号 - 一人でお茶を
  • 大西巨人「天路の奈落」

    篇は、1984年10月20日に講談社から刊行された大西巨人著『天路の奈落』に著者が加筆修正を施したものです。 現在、同書は絶版のため入手が困難な状態にあるので、サイトにおいてPDFファイル形式で公開します。毎週月曜日に新しいファイルを掲載の予定です。 帯より── 真のマルクス主義とは何か。 「神聖喜劇」の著者が渾身の力をこめて、〝革命運動〟の道義を問う。 時はまだ戦後の混乱が続く1950年、西海は鏡山県における日前衛党でのことである。西海地方委員会議長杉坂一整が麻薬密売容疑で逮捕される。これに関連して鏡山県委員長鮫島主税は、人間的なマルクス主義の観点から通達を発する。この直後から鮫島スパイ説が流され、遂には拡大地方委員会が開かれて多数派である「所懐派」が「万国派」を追放して行く……。 目次 序曲 麻薬密売 第一 箝口令 一 / 二 / 三 / 四 / 五 第二 拡大地方委員会の夜 一

  • SYNODOS JOURNAL : 原発に責任、持てますか? トップをめぐる「政治」と「科学」 橋本努

    2011/5/211:12 原発に責任、持てますか? トップをめぐる「政治」と「科学」 橋努 大地震が起きてから、はや50日がすぎ去った。被災地の惨状が伝えられる一方で、急速に日常を取り戻しはじめた地域もある。「被災」と「日常」の並存というこのギャップに、違和感をもって暮らしている人々も、多いのではないだろうか。 いま改めて、原発事故について考えてみる。いったい、原発事故は、防ぐことができたのだろうか、と。原発事故は、防げたかもしれない。だが、ドイツの社会学者、マックス・ウェーバーに即して考えてみると、原発の運営は、そもそも社会システム上、根的な困難を抱えているようにもみえてくる。 ◇ベントをめぐる政府の対応◇ 原発事故が生じるまでの政府の対応について、まず振り返ってみよう。 「3.11」大地震が起きた翌朝、菅首相は、陸自ヘリで官邸屋上を飛び立った。ヘリには、内閣府にある原子力安全委員