ムネオ日記 2007年4月26日(木) 25日、モスクワでエリツィン大統領の国葬が行われる。アメリカからはブッシュ元大統領、クリントン前大統領、英国からはメージャー元首相、ドイツはケーラー大統領、欧州各国は外相と要人が出席している。我が日本からは斎藤大使の参列である。これを見ただけでも、日本はロシアとの関係をどう考えているのか疑問である。相手に間違った受け止め方をされるのではないか。 「日本からは『葬儀に間に合う商用便がなかった』(塩崎官房長官)との理由で斎藤泰雄大使の参列にとどまり、ロシアのメディアは驚きをもって受け止めている」(産経新聞3面)と出ている。体を張って首相を支えようとする外務官僚の姿が見えてこない。国益の観点からも、今回の事態は大きな問題といえるのではないか。せっかくの機会をしっかり受け止められない現状を憂うるのみである。 毎日新聞2面の「発信箱」に、「エリツィンの対日外交