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ブックマーク / kanjinai.hatenablog.com (2)

  • Kristin Zeilerの脳死多元論肯定論文 - kanjinaiのブログ

    Bioethics誌最新号に、Kristin Zeilerという人が、米国ニュージャージー州法と、日の旧・臓器移植法を取り上げて、この二つに見られる「死の多元主義(脳死とともに心臓死も認める)」を肯定的に評価する論文を発表している。こういう内容が掲載されたことは、軽い驚きがある。内容は、われわれが日で議論してきたことを超えてはいないが、ロールズの多元主義についての議論を参照した点は面白いかと思う。日の旧・移植法改正については、私の英語論文から多くの情報を得ている模様である。1990年代から欧米で始まった、脳死概念再考の流れの中に位置付く論文だと言える。しかし、今年7月に日の臓器移植法が改正されて、単純には多元主義とは言えなくなったことは皮肉だ。この著者はその情報を得ているだろうか。 Kristin Zeiler, "Deadly Pluralism?: Why Death-Conc

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  • 須原一秀『自死という生き方』およびコメント - kanjinaiのブログ

    自死という生き方―覚悟して逝った哲学者 作者: 須原一秀,浅羽通明出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/01メディア: 単行購入: 9人 クリック: 270回この商品を含むブログ (46件) を見る 以下の書評共同通信配信で書いて、地方紙に掲載された。このの内容が傑作というわけではないし、内容に全面賛同するわけでもない(葉隠称揚など)が、著者が自殺を肯定し、書を書き、それを実践して自死したという事実そのものが突きつける衝撃を私なりに受け止め、読者に紹介したいと思った。 こういう内容なので、すでに各紙に書評が出たりコメントが出たりして、話題になっているのだと思っていた。新聞広告も何度が出ていた。昨日、共同通信の担当者から掲載誌が送られてきたのだが、担当者が言うには、読売、朝日など全国紙やブロック紙には、書の書評はまったく掲載されず、新聞に載った書評は私の書いた以下の書評

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