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artとcultureに関するmicrotestoのブックマーク (7)

  • 2007-02-10

    鶴見俊輔『漫画の戦後思想』を読んでいるんだけど面白いね。 これを読んで知ったことだけども、宝塚ってのは人工都市でさ。人工的というか人の手で構成されたユートピアというか。その上に何が建ったかといえば、倒錯劇場だ。安易な物言いだけど、構成された物語の上で倒錯劇をやった手塚治虫が宝塚に生まれたのは必然ってものかもしれない。 大城のぼる『愉快な鉄工所』を最近読んだのだけど面白かった。何が面白いのかといえば、その破綻っぷりである。「鉄工場」のディテールを延々と描き、物語の当初の目的は忘れ去られ、ブツンと終わる。勿論これは雑誌連載ではなくて「描下ろしの単行」として描かれたものなので、この非構成っぷりは見事だ。 さて『愉快な鉄工所』の舞台の満州も人工物だ。暴論だが、大城のぼるはディテールへの倒錯によって構成力のない『愉快な鉄工所』を描き、構成力のある「満州」に対置させた。手塚はその手に「倒錯」を持ちな

    2007-02-10
  • ミュンスター再洗礼派研究日誌

  • 野田秀樹『ロープ』 - charisの美学日誌

    [演劇] 野田秀樹『ロープ』 渋谷コクーン (写真は、ソンミ村虐殺事件。犠牲者504名のこの名簿が↑、『ロープ』の最後に大きく映し出される。) 野田秀樹の舞台は、多くの素材が重層的に重ねられて物語が成立している。最新作の『ロープ』は、1968年、ベトナムにおけるアメリカ軍のソンミ村虐殺事件と、現代日のプロレスの場面とを平行させることによって、”ゲーム化した現代の戦争”を批判する。 この劇は、古典的な一幕一場、すなわち、ロープを張ったプロレスのリングを前に行われる(といっても、例によって、時空を駆け巡る野田ワールドだが)。話は、プロレスが八百長であることを信じない純情なプロレスラー「ヘラクレス・ノブナガ」(藤原竜也)が、引きこもっているところから始まる。この「引きこもり」は象徴的だ。なぜなら、リングの下には、「コロボックル」の一員を自称する不思議な少女「タマシイ」(宮沢りえ)が棲み付いてお

    野田秀樹『ロープ』 - charisの美学日誌
  • 美しい国の日本文化礼賛とカワイイ革命 - カトラー:katolerのマーケティング言論

    「美しい国よりおとなbut カワイイ国」というエントリー記事に対して色々反応をいただいた。トリルさんからのコメントに、日のゴスロリファッションやアニメ・キャラクターが、フランスの少女たちの心を捉えていることをレポートした東京Kittyさんのブログが紹介されていた。 その記事にはフランスで放映されたテレビ情報番組のYou-tubeのビデオが紹介されていて、東京の原宿や池袋あたりでよく見かけるゴスロリ(ゴシック・ロリータ)ファッションに身をつつんだパリの女子たちが、「ニッポン大好き」とラブコールを送っている。多少面はゆい感があるが、文化面におけるフランスとの関係でいえば、圧倒的に輸入超過であったことを考えれば、このこと自体は悪い気はしない。 カワイイ文化にラブコールを送るフランスの若者 フランスの文化問題に詳しい、にむらじゅんこさんに、このビデオを見てもらって意見を求めると、確かに「ニッポン

    美しい国の日本文化礼賛とカワイイ革命 - カトラー:katolerのマーケティング言論
  • 創造性と呪われた能力 - PukiWiki

    &amazon(4569633536); † 脳研究者茂木 健一郎による創造性についての。彼は、創造性は一部の天才にだけあるのではなく、万人にあると言い切る。このを読み進めるうちに、なんとも言えない違和感を感じた。それは、創造性をめぐる価値観が、彼と私では違うからだろう。 彼は、「創造性」を持つことが尊いと考える。私は逆に、創造性とは呪われた能力だと考える。その創造性をめぐる観点の違いが、なんとも言えない違和感を形作っているのだろう。 私も、創造性は一部の天才やエリートのためのものではないと考えている。だからといって、万人にあるとも思わない。多分、生き辛さを抱えた人たちに宿るものなのだろう。 ↑ 創造性はそんなにありがたいものなのだろうか? † 私にとって創造性とは、そんなにありがたい能力ではない。多分私にとって創造性は、欠落を意味するからだろう。創造性とは、ほかの人と同じ目線で考える

    microtesto
    microtesto 2007/01/17
    人は無い物強請りするものですね。
  • MEIJI TAISHO 1868-1926

    このパートはFlashコンテンツです。コンテンツが表示されないようでしたら、最新のFlash Playerをダウンロードの上ご覧下さい。 ホーム 明治大正1868-1926 はじめに 1871 | 竜文切手 1872 | 新紙幣 1880 | 幻灯機 1890 | 白熱舎 藤岡式白熱電灯球 1890 | 浅草公園 凌雲閣 (浅草十二階) 1891 | 村井兄弟商会「サンライス」 1895 | 炭火アイロン 1900 | 絵はがき 1902 | 紙面子 1903 | 小西店「チェリー手提暗函」 1905 | 夏目漱石著「吾輩ハデアル」 1910 | 秀英舎 初号明朝活字 1911 | 日蓄音器商会「ユーホン」 1913 | 「浅草公園金龍館」劇場プログラム 1914 | 精工舎「ウォルド」 1916 | デルビル磁石式甲号卓上電話機 1916 | 芝浦工業「交流電気扇」 1925 |

  • 芸術と文化

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