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ブックマーク / huyukiitoichi.hatenadiary.jp (4)

  • 史上初の三年連続ヒューゴー賞を受賞した、惑星規模のサイエンス・ファンタジー三部作、ついに完結!──『輝石の空』 - 基本読書

    輝石の空 〈破壊された地球〉三部作 (創元SF文庫) 作者:N・K・ジェミシン東京創元社Amazonこの『輝石の空』は、『第五の季節』、『オベリスクの門』に続くサイエンス・ファンタジー《破壊された地球》三部作の完結巻である。なんといっても注目すべきは、歴史上はじめて三部作が三年連続でヒューゴー賞を受賞していることで、特に完結巻の作に至ってはネビュラ、ローカスも受賞しトリプルクラウンとなっている。 近年のSF・ファンタジーとしては、『三体』に並ぶ話題作中の話題作といえる。ジャンル区分としては終末・破滅SFに分類されるだろうが、最初にサイエンス・ファンタジーと評しているように、後半、特に最終巻に至ると「科学と魔法」が大きな意味を持って立ち上がってくる。単純なジャンル分けを許さない複雑さを備えた作品で、特にこの完結巻の終盤は読みすすめるたびに手が震えていくほどおもしろかった。 全部500ページ

    史上初の三年連続ヒューゴー賞を受賞した、惑星規模のサイエンス・ファンタジー三部作、ついに完結!──『輝石の空』 - 基本読書
  • 世界に対する認識そのものが問われる、SF密室ミステリィ──『世界樹の棺』 - 基本読書

    世界樹の棺 (星海社FICTIONS) 作者:筒城 灯士郎,淵゛出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/11/17メディア: 単行(ソフトカバー)この『世界樹の館』は、『ビアンカ・オーバーステップ』という作品で衝撃のデビューを飾った筒城灯士郎の最新作である。ビアンカの何が衝撃のデビューだったのかというと、もともと筒井康隆がはじめてライトノベルを書いたという触れ込みの『ビアンカ・オーバースタディ』という作品があった。筒城灯士郎はその続篇を勝手に書いて新人賞に応募してきて、権利面などの困難さはあるものの、それをはねのけるだけのパワーを持った作品であったためにデビューに至ったという経緯があるのである。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp で、実際『ビアンカ〜』って、コメディからシリアスまで縦横無尽にこなし、メタ・パラフィクションであり、能力バトルであり異世界物であり

    世界に対する認識そのものが問われる、SF密室ミステリィ──『世界樹の棺』 - 基本読書
    minatonet
    minatonet 2019/12/02
    おもしろそう
  • 何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史──『世にも危険な医療の世界史』 - 基本読書

    世にも危険な医療の世界史 作者: リディアケイン,ネイトピーダーセン,Lydia Kang,Nate Pedersen,福井久美子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2019/04/18メディア: 単行この商品を含むブログを見る現代でもインチキ医療、危険な医療はいくらでも見つけることができるが、過去の医療の多くは現代の比ではなくに危険で、同時に無理解の上に成り立っていた! 書『世にも危険な医療の世界史』はそんな危険な医療史を、元素(水銀、ヒ素、金など)、植物と土(アヘン、タバコ、コカインなど)、器具(瀉血、ロボトミー、浣腸など)、動物(ヒル、人、セックスなど)、神秘的な力(電気、動物磁気、ローヤルタッチ)の五種に分類して、語り倒した一冊である。 実のところ、このは何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史を、簡潔にまとめたものだ。言うまでもなく、「最悪の治療法」は今後も生み出さ

    何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史──『世にも危険な医療の世界史』 - 基本読書
    minatonet
    minatonet 2019/04/27
    自然治癒力最強
  • いまさらだけど『ヒナまつり』を読んだらおもしろすぎたのでめっちゃ褒める - 基本読書

    ヒナまつり 1 (HARTA COMIX) 作者: 大武政夫出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン発売日: 2013/08/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る『ヒナまつり』。10年近く前から存在する作品だし、「いまさら読んだのかよ」感が半端ないのだけれども、アニメが放映されてから「そういえば友人が褒めてたな……」と思い出して読み始めたらめちゃくちゃ面白くてドハマリしてしまった。この作品、友人は必死にオススメしてくれてたんだけど、なんか「人をバカにしてんのかな?」みたいな話の筋で一ミリもおもしろそうに聞こえなかったんだよね……。 端的にあらすじを紹介すれば、若手のインテリ系ヤクザである新田の部屋に突如として謎の物体があらわれ、そこから出てきた強力なサイキックである中学生ぐらいの女の子のヒナとヤクザの共同生活がはじまる──と言った感じで、なんかヤクザと

    いまさらだけど『ヒナまつり』を読んだらおもしろすぎたのでめっちゃ褒める - 基本読書
    minatonet
    minatonet 2018/04/18
    マンガの方も要チェックだな
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