エルザジャパンは2007年3月下旬、SDカード型のワンセグチューナー「Telebit(テレビット)」を発売する。いち早く製品版を入手したので、早速、使い勝手や画質を紹介しよう。 USB接続のワンセグチューナーは、話題のワンセグ放送を手軽にパソコンで視聴できるため、今、大人気だ。今回紹介するTelebitはSDカード型で、従来のUSB接続型よりもサイズがコンパクト。使用時も約2cmのアンテナ搭載部しかスロットの外に出ない。 消費電力が低いのも大きなポイント。例えばUSB接続の「DH-ONE/U2P」(バッファロー)は消費電力が最大500mW(カタログ値)だが、Telebitは最大294mWしかないという。モバイルで使うなら、少しでも消費電力が低い製品を選びたい。 ただし、対応機器には注意が必要だ。SDメモリーカードの拡張規格である「SDIO」に対応したスロットでのみ使える。従来のSDカードス
■ PC連携ソフトが付属するワンセグ携帯 ワンセグの本サービス開始からまもなく1年が経過しようとしている。携帯電話やカーナビのオプションなどを皮切りに、ポータブルDVDプレーヤーや、PC用チューナ、さらにはワンセグ専用のポータブルテレビが発売になるなど、機器の種類は非常に豊富になった。 ワンセグ対応携帯電話も、当初は「ワンセグ視聴に特化したモデル」といった扱いだったが、搭載端末が増加し、auの2007年春モデルのラインアップでは、新端末10モデル中7モデルにワンセグ機能を搭載するなど、準標準機能としての地位を固めた印象を受ける。 NTTドコモも、昨年発表の903iシリーズのうち、ワンセグ対応モデルの販売を2007年より開始。その中で、2月23日発売のパナソニックモバイル製「P903iTV」では、microSDカードに録画した番組を携帯だけでなく、PC上でも再生できるソフトを添付する。
携帯電話を皮切りに、カーナビやパソコンなど、4月の本放送の開始以降、ワンセグ放送対応製品が多数リリースされている。そうした中、ウィルコムのキーボード搭載PHS端末「W-ZERO3[es]」にも、専用のワンセグチューナが5日に発売された。それが、ピクセラ製の「W-ZERO3 [es]”専用ワンセグチューナー」だ。 W-ZERO3[es]は、W-SIMを利用するシャープ製PHS端末で、2.8型/480×640ドットのモバイルASV液晶を搭載。通常の携帯電話風の入力に加え、QWERTY配列のスライド式キーボードを備えており、日本語入力用にATOKを内蔵した横長のキーボード付き端末としても利用可能。OSはWindows Mobile 5.0を搭載する。 専用チューナは、このW-ZERO3[es]をワンセグ対応とするもので、W-ZERO3[es]のUSBホスト機能を利用して接続し、背面に固定。ワンセ
第282回: ワンセグを大きくフィーチャーしたgigabeat「V30E」 〜 Napster To Go対応プレーヤーとしても魅力大 〜 ■ワンセグ対応セカンドモデル登場 東芝「gigabeat」は、国産メーカーのHDDタイプポータブルプレーヤーとしては早くから参入し、地道に製品リリースを続けてきたシリーズである。というのも東芝は、1.8インチHDD製造で独占的な地位を占めており、マルチメディア用途の製品を自社で作り続けるという意義は大きい。もちろん1.8インチHDDの最大顧客はなんといってもAppleのiPodなのではあるが、最近ではマイクロソフトのメディアプレーヤーZuneも東芝が製造するなど、gigabeatの資産が大化けした感もある。 さて、そんなgigabeatであるが、最近の展開を見ると、フラッシュメモリ内蔵で軽量型の「Pシリーズ」、iPod路線の「Sシリーズ」
au/日立製作所『W43H』、サイズ:50×106×23mm、140g。ミスティックバイオレット(写真)、メローホワイト、センシアルブルーをラインアップ MNPへ向けたauの2006年秋冬ラインアップにおいて、もっとも注目度が高いのが日立製端末「W43H」だ。今年2月に発売されたW41Hに続き、ワンセグに対応した期待の端末だ。筆者も実機を購入したので、レポートをお送りしよう。 【この端末のチェックポイント】 ワイド液晶で楽しめる録画対応ワンセグ 新サービス対応&ビジネス機能 基本機能をチェック こんなユーザーにおすすめ ■ ワイド液晶で楽しめる録画対応ワンセグ ワンセグ視聴画面。時計や電波状態を確認できる通常表示の画面。画面にサイドキーのガイドも表示される 今年のケータイ業界における最大のトピックと言えば、10月24日に開始されたMNPということになるだろうが、サービスや技術という視点で見
2011年に地上アナログ放送が停波するため、テレビキャプチャー関連製品の人気は自作市場において下火になっている。著作権保護規格の問題で、16セグメントの地上デジタル放送対応チューナーが単品で登場する見込みも現在のところ皆無だ。そこで注目を集めているのがワンセグ対応チューナー。初のUSBワンセグチューナーである「Dialive」は9月に秋葉原のショップで少数が出回り、即日完売するほどの反響があった。 今回紹介するバッファローのワンセグチューナー「ちょいテレ DH-ONE/U2」もUSBスティック型となる。再生のみの対応だった「Dialive」とは異なり、EPGによる予約録画も可能とあって、発売前から関心を寄せるユーザーは多い。 HDDに取り置きして、場所と時間に縛られない視聴を実現 ちょいテレはバッファローのテレビキャプチャー製品ブランド「P-Cast」で初めてデジタル放送に対応したモデルだ
バッファローのワンセグユニット「ちょいテレ」を試す −コンパクトで録画対応の大本命。使い勝手も良好 ■ PC周辺機器のワンセグユニットがついに登場 4月から正式にサービス開始したワンセグ放送。それに前後して対応端末が続々と登場した。携帯電話、カーナビ、DVDプレーヤー/オーディオプレーヤーなどのポータブルAV機器。そしてPCだ。 ただし、これまではPCでワンセグ放送を視聴しようと思っても、単体のワンセグチューナユニットは存在せず、ワンセグユニットを内蔵、またはPCカード型ユニットなどが付属するPC一式を改めて購入する必要があった。ワンセグユニットに組み込まれた著作権保護機能により、指定のPCと接続しないとワンセグ放送の視聴や録画が行なえない仕組みを採用しているためだ。 とは言えワンセグ放送を見たいばかりにPCを買い換えられるユーザーはあまり多くない。そもそもワンセグユニットを備
東芝の「gigabeat」といえば、iPodやウォークマンと同様、ポータブルプレーヤーの老舗ともいえるブランド。PCカード型HDDを搭載した初代の登場は2002年6月であり、そこから薄型&スクウェアな「Gシリーズ」、カラー液晶と感圧パッドを搭載した「Fシリーズ」、ボディサイズの小型化を図った「Xシリーズ」、OSにWindows Mobile Portable Media Center(PMC)を採用した「Sシリーズ」と進化を続けてきた。 そしてこのたび、シリーズとしては初めてテレビ機能(ワンセグ)を搭載したモデルが登場した。それが「gigabeat V30T」だ。ワンセグの視聴はもちろん、HDDへの録画も可能とした製品である。今回はワンセグに関する機能を中心に、本製品の魅力を探ってみたい。 シンプルで好感の持てるデザイン まずは外観からチェックしよう。シリーズ製品としては初めて横置きをメイ
松下電器産業が3月中旬に発売した「DVD-LX97」は、初めてワンセグ放送対応チューナーを搭載したポータブルDVDプレーヤーだ。多機能モデルとして知られた「DVD-LX95」の後継機であり、店頭価格は7万~9万万円前後と少々高価ながら、FMトランスミッターや車載キットを含むオールインワンパッケージになっている。同種のDVDプレーヤーの中でも大きめの9型ワイドTFT液晶は、携帯電話と一味違う映像を見せてくれるのだろうか? 一見してわかるように、デザインは「DVD-LX95」を踏襲したものだ。9型ワイド画面はアームに取り付けられ、視聴時に角度を自由に調整できるフリースタイル。液晶画面の下部を前に引くと、カチッという音がしてロックが外れ、液晶画面が前にせり出す。アームの根本にある土台部分の蝶番が少し固い印象だが、視聴時に見やすい位置や角度に変えられるのは、高級機ならではのギミックといえる。
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