ふくりゅうのお話スナック menu.2:たった2曲で最前線へ。“小説+音楽”のクリエイターユニットYOASOBIのコンポーザー Ayaseに聞くレアトークの数々 音楽コンシェルジュ、ふくりゅうが月に一度だけママをつとめる都内某隠れ家スナック。2020年要注目のアーティストを迎えてお届けする、ゆるふわ酒呑みトーク。記念すべき第2回目は、第1弾の楽曲「夜に駆ける」が560万再生を突破中の“小説を音楽にする”クリエイターユニット、YOASOBIに注目です。
English 中文 「Day to Day」はじまります 新型コロナウィルスへの不安が世の中を覆っています。 出版界でも書店や図書館の多くが臨時休業となり、私たちが物語と出会える場は激減しています。 「緊急事態宣言」が発令されて以降、作家と出版社にできることは何か、数年経っても、この時のことを忘れずに前に進める企画はないかと考え、4月15日に、「2020年4月1日以降の日本を舞台に、作家に1日ずつ掌編を書いていただく」という企画を立てました。 すると約1週間で、日本を代表する50名以上の著者が、小説や随筆の執筆を引き受けてくださいました。 合計100名の著者による連載は、8月8日まで続きます。 翻訳は野間文芸翻訳賞を受賞された岳遠坤氏が中国語を、株式会社トランネットが英語を担当されます。 テレビをつけてもSNSを見ても、コロナの最新情報がまず飛び込むいま、小説家の力で、読むことで、少しで
スタジオジブリ『熱風』2012/12号の特集は『エヴァンゲリヲン新劇場版:Q』。映画の内容には殆ど触れていないが、スタジオカラー、その元となった事務所カラー、を庵野さんと二人で立ち上げた轟木一騎さんの文章が興味深い。結構成り行きまかせ的だったんだね。あと冒頭の氷川さんの文章は、エヴァの制作環境・配給・宣伝を一手に自分で手がけるその姿勢を解説したものなのだけど、そのあまりのアニメ愛に最後は何だか泣けてきた。 送り手から受け手へとつながっていく感動と価値観の連鎖。その幸福感のストリームの上に、たまたま指標としての「金銭」が乗って流れる仕掛けが、運良く三十五年前にできた。(だが)筆者はいつでもその前の(何も流れの無かった)荒野に戻り、戦いを始め直す覚悟がある。「アニメが好きだ」という確かな情熱がその原動力と確認したから、怖いものはない。 ※カッコ内太字は引用者の追記:スタジオジブリ『熱風』vo.
他人のネットラジオにゲスト出演した。 予想外の形でYouTubeデビュー。 「幸福になるために新しいことを始める」の価値が分かってきた。 インテリ理屈ラジオ 以前に本質本の記事で紹介した『インテリ理屈ラジオ』にゲスト出演した。オファーがあったので。 インテリ理屈ラジオ インテリ理屈ラジオコメディ¥0 基本的には二人の質問に俺が答える形。ブロガーとしての出演なので、やはりブログの話題が多くを占める。したがって『本しゃぶり』の裏話に興味がある人には面白いだろう。全部で2時間弱とクソ長いので、概要を見て気になったところだけを聞くのもアリだと思う。 このラジオは『本しゃぶり』を5回くらい取り上げているので、向こうはブログや俺のことをよく分かっている*1。だから的外れな質問をされないのが良い。聞いて欲しいことを訊いてくれて、答えたら「すっごーい」と言ってもらえる。楽しくないわけがない。実質キャバクラ
思った以上に非日常体験だったので、共有したい。 スペック30代前半・独身・男・非正規低年収 小説執筆経験を含め、創作経験は無かった。仕事で文章を書くことはあるが、クリエイティブなものではない。 読書家と言えるほど読む量は多くないし、映画・アニメマニアなどに比べれば全く観ていないが、フィクションは好きな方だと思う。 結果は?投稿締切が今日だったので、まだわからない。1次選考の結果は7月で、最終選考の結果発表は10月らしい。 結果が出た後だと、良くても悪くてもまとめる気にならないし、変に情報を取捨選択してしまうと思うので、このタイミングで書き残しておく。 どうして小説を書きたいと思い、電撃大賞に応募しようと思ったか小説・映画・漫画・アニメなどの作品をみてストーリーについて「こうすればもっと面白くなるのに」と思う時が多かった。 あわよくばいろんな人に読んでほしいし、収入源にもなればと思った。ただ
ジャーナリスト・まつもとあつし氏が、出版業界に転がるさまざまな問題、注目のニュースを深堀りする連載企画です! 昨年12月3日にKADOKAWAが運営する電子書籍ストアBOOK☆WALKERで、「角川文庫・ラノベ読み放題」サービスが始まった。月額760円で1万冊以上が読み放題になるというもので、登録初月は無料となるキャンペーンが行われている。 読み放題サービスは、2016年にAmazonがローンチしたKindle Unlimitedなど、すでに各電子書店の多くがスタートさせている。後発で、しかもジャンルを絞った形のこのサービスにはどういった意味や可能性があるのだろうか? ■ラノベでも進む電子書籍への移行 最近「ラノベに以前ほどの勢いが無くなってきたのではないか」という声を聞くようになった。出版指標年報などの出版統計ではラノベの売り上げが2012年に284億円でピークを迎え2018年には166
Spotifyバイラルチャートをきっかけに発見され躍進したYOASOBI 2020年1月9日、Spotifyバイラルチャート「バイラルトップ50(日本)」(1月2日~1月8日集計分)で、2位のLiSA「紅蓮華」を飛び越え急上昇したナンバーワン曲があった。クリエイターユニット・YOASOBIの「夜に駆ける」(原作:「タナトスの誘惑」(星野舞夜著))だ。YouTubeでも200万再生を超えた話題曲となっている。 バイラルチャートとは、SNSで話題となった曲をSpotify独自のアルゴリズムでランキング化したものであり、アンテナを張っている音楽ファンとまだ知名度の低いアーティストをマッチングするメディアとしての機能も持っている。
部数はちゃおダントツ状態日々進んでいく技術、中でもインターネットとスマートフォンをはじめとしたコミュニケーションツールの普及に伴い、紙媒体は立ち位置の変化を余儀無くされている。すき間時間を埋めるために使われていた雑誌は大きな影響を受けた媒体の一つで、市場・業界は大変動のさなかにある。その変化は少年・男性向けコミック誌ばかりで無く、少女・女性向けのコミック誌にも及んでいる。今回はその雑誌のうち、少女向けコミック誌(少女向けのコンセプトで発刊されているコミック雑誌。おおよそ未成年でも高校生ぐらいまでが対象)について、日本雑誌協会が四半期ベースで発表している印刷証明付き部数(※)から、実情を確認する。 まずは少女向けコミック誌の現状。最新データは2019年4~6月分。 ↑ 印刷証明付き部数(少女向けコミック誌、万部)(2019年1~3月期と2019年4~6月期)少女向けコミック誌ではトップは「ち
旅行が好きだし、旅行ガイドが好きだ。なんなら旅行しなくてもガイドさえ読んでいればいい。見知らぬ土地のガイドを読みあさり、空想にふけるのは楽しい。 旅行ガイドの目的はあくまでも現地の情報を正確に伝えることだけれど、僕が好きなのはガイドの中でもこういう表現だ。 密林の中に忽然と姿を表すアンコール・ワット。独自の世界観を持つ小宇宙がここにある。 『地球の歩き方 アンコール・ワットとカンボジア 2019~2020』より 小宇宙。詩的だ。アンコール・ワットがどこにあるかはGoogleMapを見ればわかるが、アンコール・ワットが小宇宙だという情報は載っていない。それも旅行記や小説ではない、ガイドブックにそう言う表現が載っていることが大事なのだ。 あくまでも客観性が重視される「ガイド」という制約の中で、思わずにじみ出てしまった筆者の主観的な旅の記憶。そういうものに旅情がかき立てられるのである。 特に『地
幻冬舎×トレンド・プロ 企業のブランディング支援を手掛ける「幻冬舎ブランドコミック」企業サイトをリニューアルオープン! 株式会社幻冬舎(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:見城徹)と株式会社トレンド・プロ(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡崎充) は、幻冬舎の発信力とトレンド・プロの制作力を生かした、コミックで企業のブランディング支援を手掛ける会社、株式会社幻冬舎ブランドコミック(https://www.bracomi.co.jp/)のオフィシャルサイトをリニューアルオープンいたしました。 ■ブランドコミックとは? 企業、経営者、起業家の波乱万丈なストーリーを描いたコミックになります。 読者は物語に没頭しながら、会社の成り立ちや今後目指していく方向、そして経営理念への理解を自然と深めていきます。 幻冬舎ブランドコミックは、トレンド・プロがこれまでに培ってきた漫画制作のノウハウと、幻冬舎の
2013年、ニューヨークでの個展開催費用を集めるため、いち早くクラウドファンディングという資金調達方法に着目。2017年には、絵本『えんとつ町のプペル』(にしのあきひろ/幻冬舎)をインターネット上で全ページ無料公開した。わたしたちの常識を次々と塗り替えてきたキングコング・西野亮廣さんが、2019年、またひとつの挑戦を成し遂げた。 『新・魔法のコンパス』(西野亮廣/KADOKAWA)は、3年前に刊行されたベストセラー単行本『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』(西野亮廣/主婦と生活社)の文庫版という位置づけだ。通常、単行本を文庫化するときの内容変更は、加筆修正のレベルで行われる。が、この文庫本は、加筆修正の枠を超えた全編完全改訂。実質書き下ろしと言える文庫化である。 全編完全改訂をした理由は、「目まぐるしい速さでルールが変更されてしまう時代」だから。「世界のルールは今日も書き変えられて、おかげ
キングコング西野亮廣のオンラインサロンで、「時代を生き抜き、未来を勝ち取るルール」が手に入るんだってよ 最近、「オンラインサロン」というワードが巷を賑わせている。数々の著名人や起業家が「オンラインサロン」を開設、何やらサロンメンバーだけのヒミツの活動をしている模様。 オンラインサロンとは一言でいうと、有料(月額)の会費制コミュニティだ。月額から活動内容まで、それぞれのサロンごとにまったく異なる。会員だけのクローズドな空間なため、「一体何をやっているのだろう…」と気になっている人も多いのではないだろうか。 2019年6月9日現在、国内最大のオンラインサロンといえば、キングコング西野亮廣氏の「西野亮廣エンタメ研究所」である。その会員数2万6000人超。 そしてかくいう私も、西野亮廣エンタメ研究所の会員の一人である。 【関連記事】 ホリエモン&キンコン西野の共著に超感銘! 自由を手に入れるには”
講義で語られた内容は、作家の発掘や育成から、デジタル時代のマンガや雑誌、そして編集者のありかたまで多岐にわたる。わずか90分という短さだったが、「あくまでも僕の個人的な感想なので」などと笑いを取りながら進めたメインの講義に加え、質疑応答のひとつひとつからも鳥嶋氏のブレない編集者像や哲学が覗えた。 世界的なヒット作を作り上げ、その後、世界を見回しても驚異的な部数の雑誌を率いた鳥嶋氏の発言は、マンガや出版に限らずクリエイティブを志す学生や、あるいはこの記事を読まれる方にもさまざまな発見があろうものだった。 ここではその豊かな時間を可能な限り再現しよう。ちなみにこの日は同学の学生に加え、一般の聴講者も臨席している。 鳥嶋和彦氏 当日の聞き手は、同大学の外部講師を務める原田央男氏。霜月たかなかという名で活動し、コミックマーケットの立ち上げメンバーにして、初代代表を務めた人物。 奇しくも商業と同人そ
近年、小説投稿サイト「小説家になろう」などの登場で存在感を増しつつあるネット小説家だが、その「生存率」は決して高いとは言えない。しかし中には、独自の生存戦略によって生き残っている人々がいる。自身もネットでデビューした作家で医師の津田彷徨氏が解説する。 ネット発の作家が生き残る方法 3年生存率は2人に1人の50% 5年生存率は2.5人に1人の41% 10年生存率は4人に1人の26% ……これは何の数字かお分かりでしょうか? これは1975年から2016年までにデビューしたライトノベル作家で、その後、継続してライトノベル作品を書き続けておられる方の数字です。 年間100〜200人がデビューするライトノベル業界。ライトノベルの作家は他ジャンルの作家よりも比較的生存率が高いと言われていますが、それでもデビュー後3年で2人に1人は新刊を書いていない状況になっているのが現状です。 もちろんペンネームを
レンタルなんもしない人のなんもしなかった話 レンタルなんもしない人(著) 晶文社 レンタルなんもしない人さんの活動が「レンタルなんもしない人のなんもしなかった話」(4月17日発売)として書籍化されました。 呼べば来てくれるものの、とくに何をしてくれるわけでもないのがレンタルなんもしない人。しかし依頼は殺到し、今では毎日のように2~4件の依頼をこなしています。内容は「引っ越しの見送りをしてほしい」「推しのDVDを見てほしい」など様々。ツイッターでの依頼レポートは他人の人生を垣間見ているような面白さがあり、11万人のフォロワーを抱える人気アカウントになっています。 レンタル料金は無料。経費などは依頼者負担ですが、基本的に収入はゼロ。本業もありません。本人は結婚していて2歳になる男の子もいますが、家計に対してはまさに「なんもしていない」状況です。どうしてなんもしない人になったのか、一年近く「なん
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