経済 丸井今井、旭川店閉店 室蘭店も存続困難 従業員も一度全員解雇 (04/30 14:01、04/30 18:48 更新) 民事再生手続き中の道内百貨店最大手、丸井今井(札幌市)は三十日の取締役会で、三越伊勢丹ホールディングスを再建のスポンサー企業に決めた。既存四店舗のうち札幌本店と函館店は、三越伊勢丹が今後設立する新会社に三、四カ月後をめどに事業譲渡し、旭川店は閉店する。 室蘭店は「二〇一〇年一月をめどに存廃を判断」との従来の計画が引き継がれるため、存続は困難な状況とみられる。 記者会見した丸井今井によると、パートを含む従業員約千五百人は全員解雇し、新会社が約八百八十人を再雇用する方針。 丸井今井は一月二十九日に民事再生法適用を申請。支援を表明した三越伊勢丹と高島屋の二社が今月十五日に再建案を提出した。雇用を重視した丸井今井は当初、旭川店存続の方向を示した高島屋を軸に調整したが、