キタカ好調7万枚突破 JR北海道、導入1カ月 「携帯対応を」機能拡充の要望も(11/22 06:19) JR北海道の集積回路(IC)乗車券「Kitaca(キタカ)」が順調に発行枚数を伸ばしている。二十五日で導入から一カ月を迎えるが、すでに約七万二千枚と来春までに見込んだ九万五千枚の八割近くを発行。道内初の交通系ICカードとして注目度の高さをうかがわせている。 キタカは改札機の読み取り部に触れるだけで通過することのできる乗車券で、定期券、記名、無記名の三種類。みどりの窓口や券売機で購入し、二万円を上限に入金して繰り返し使える。従来の定期券を期間途中でキタカに切り替えることも可能だ。 二十日までに定期券二万九千六百枚、記名・無記名は四万二千四百枚を発行した。特に記名・無記名は目標の二万六千枚を大きく上回り、同社は「予想以上のペース」(一條雅弘Kitaca事業室長)と驚く。 キタカが使える道央