宮城県警本部や各警察署などに勤務する警察官らの半数近くが「燃え尽き症候群」の兆候を示していることが、県警が行った調査でわかった。 震災対応の過酷な勤務が原因とみられる。県警は専門家に依頼して実態把握を進めるとともに、職員のカウンセリングを行うなどメンタル面でのサポート態勢を整備する方針だ。 県警厚生課は昨年10月、警察官・警察職員約4500人を対象に、燃え尽き症候群、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、鬱(うつ)の3症状の兆候がないかアンケートを実施した。 アンケートは、「物事に集中できない」「こんな仕事もう辞めたいと思う時がある」など計45の質問に対し、「まったくない」「時々」「いつも」など5段階で回答する形式。段階ごとに点数が設定され、3症状ごとに点数の合計が一定以上に達すると「疾患のおそれあり」と判断される。 その結果、回答のあった4178人のうち、47%にあたる1963人に、燃え尽
4年ぶりに確認された諏訪湖の御神渡り。湖岸から沖合に氷の盛り上がりが延びる(4日午前9時35分、長野県諏訪市で)=宮坂敏撮影 長野県の諏訪湖で4日、凍った湖面の亀裂が隆起する「御神渡(おみわた)り」が4年ぶりに出現した。 湖を覆う氷が昼夜に膨張と収縮を繰り返し、数百メートルにわたって亀裂が走り、せり上がる現象。諏訪大社上社(諏訪市)の男神が下社(下諏訪町)の女神のもとへ通った道筋と伝えられる。 2009年以降は、湖が凍らない「明けの海」が続いていた。今年は最低気温が氷点下11度以下となった先月30日から、厳しい冷え込みで全面結氷していた。 この日朝の最低気温は氷点下9・1度。御神渡りを判定する諏訪市の八剣(やつるぎ)神社の宮坂清宮司らが湖上の筋を確認した。同神社は週明けに拝観式を行い、御神渡りの方向を神社に伝わる古い記録と照合して、今年の世情や農作物の作柄を占う。
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