推進軸トラブル過去15件 破損や落下 JR旅客6社 (06/07 18:01、06/07 18:35 更新) 同型の車両で公開された推進軸=1日、札幌市手稲区 上川管内占冠村のJR石勝線トンネルで起きた特急スーパーおおぞらの脱線火災事故で、脱線の原因とみられる推進軸の周辺部品の落下について、同種のトラブルがJR旅客6社で1991年以降15件起きていたことが7日、各社への取材で分かった。 トラブルはすべてディーゼル車で起こり、推進軸の破損や落下が多かった。JR北海道が1件、JR東日本5件、JR東海1件、JR西日本5件、JR四国2件、JR九州1件だった。いずれもけが人はなかった。 スーパーおおぞらの事故後、国土交通省は推進軸がある車両を保有する鉄道事業者に緊急点検をするよう指示している。 < 前の記事 | 次の記事 >
JR各社は17日、来年3月12日に改定するダイヤを発表した。東海道新幹線は、最新型車両のN700系での「のぞみ」を増やし、早朝の上りを増発する。「のぞみ」「ひかり」の自由席はすべて禁煙にする。また、九州新幹線が全線開通し、新大阪―鹿児島中央間で直通運転を始める。 東海道新幹線では、名古屋駅を発着する「のぞみ」の定期運行は1日167本あるが、このうちN700系での運行を29本増やし、149本にする。早朝と夕方以降はすべてN700系になる。午前8時50分に東京着の上りの臨時「のぞみ」を、休日の翌日を中心に増発する。単身赴任者の利用を見込んだ。 「のぞみ」「ひかり」のうち、全席禁煙のN700系を除き、300系と700系はこれまで自由席1両が喫煙車だったが、禁煙車に切り替える。「禁煙車がいっぱいで、やむなく喫煙車に乗る家族連れも多かったため」という。指定席とグリーン車の喫煙車は残す。 九州新
JR各社は18日、来年3月13日から実施するダイヤ改正に合わせて、乗客が減少している、上野―金沢駅間の寝台特急「北陸」と夜行急行「能登」の定期運行を廃止すると発表した。 今後は週末や夏休みなどの繁忙期に年間150日程度、運行させる。 北陸は1950年から、能登は59年から運行を開始。能登は全国的にも珍しい、ボンネットのように先頭が突き出た「489系」車両を利用し、鉄道ファンに親しまれていた。 またJR東日本は改正に合わせ、横須賀線の武蔵小杉駅(川崎市)を開業させる。
来春のダイヤ改定で運転を中止する寝台特急「北陸」(右)と急行「能登」=JR西日本提供運転中止する寝台特急「北陸」=JR東日本提供運転中止する急行「能登」=JR西日本提供 JR各社は18日、来年3月13日に行うダイヤ改定を発表した。上野―金沢間を結んできた寝台特急「北陸」と急行「能登」を廃止。山陽新幹線まで乗り入れる「のぞみ」101本のすべてが最新型の「N700系」になる。 北陸は1950年、金沢経由の大阪行き急行として誕生。75年に寝台特急になった。能登は59年に米原(滋賀県)経由で誕生した。 利用者が87年の会社発足時より3割程度に落ち込んでいるため廃止が決まった。今後は週末や連休に臨時の夜間急行を走らせるが、名称は未定という。 N700系は来年3月以降、新大阪止まりも含めた「のぞみ」計167本のうち、約7割の120本を占めることになる。一方、国内初の時速300キロ運転を始めた「
14日のダイヤ改定で廃止される寝台特急「富士・はやぶさ」(東京―大分・熊本、定員320人)の最終列車が13日午後6時すぎ、JR東京駅を出発した。同駅発の最後のブルートレインを見ようと、ホームには約3千人のファンが集まった。青い客車がゆっくり動き出すと、「ありがとう」「さよなら」と歓声が上がり、ホームは拍手に包まれた。 富士、はやぶさとも昭和30年代から運行を始め、東京と九州を結ぶ寝台特急として高度経済成長期を支えた。ただ、最近は乗車率が4割に落ち込んでいた。東京駅発着のブルトレは消滅し、残るのは「北斗星」(上野―札幌)など4列車のみとなる。 ホームにいた品川区の田中立夫さん(71)は「経済性優先の社会の中で、ブルートレインに乗るのんびりとした旅は魅力的だった。廃止はもったいない」と話した。
「富士・はやぶさ」最終列車、切符10秒で完売2009年2月13日 印刷 ソーシャルブックマーク 春のダイヤ改定で廃止されることになった寝台特急「富士・はやぶさ」(東京―大分・熊本)の最終列車の切符が13日、発売された。東京と九州から3月13日にそれぞれ出発する640人分の切符は発売から10秒後に完売した。同列車は東京駅発の最後のブルートレインとして知られる。 JR各社は、この日午前10時から全国一斉に各駅の「みどりの窓口」で受け付けを開始した。同列車は最近、ほぼ満席の状態が続いているという。 アサヒ・コムトップへニューストップへ
最北「稚内」〜最南「西大山」列島縦断JRツアー復活 シニアの人気根強く JR最北端の駅「稚内」(北海道)から最南の駅「西大山」(鹿児島県)まで列車を乗り継ぐ日本列島縦断ツアーが、2月19日に復活開催されることになった。3124キロの行程を、ホテルで4泊して5日で走破する。主催するJR北海道旭川支社によると、2008年にいったん開催を中断したが「昨年夏ごろから要望が入り始め、復活することにした」。 鉄道マニアではなく60歳以上の定年シニア層からの問い合わせに背中を押された形という。好評なら春先にも追加募集を検討する。 在来線と新幹線を乗り継ぐ同ツアーは05年にスタート。初日は函館市、2日目は京都市に宿泊。3日目に一気に鹿児島県指宿市に到着し、温泉や、有名な砂蒸し風呂で疲れを抜く趣向。4日目に西大山駅を訪れた後、観光バスで鹿児島市内を観光、そのまま同市で1泊する。大河ドラマで人気の「篤姫館」(
稚内市から鹿児島県までを列車で旅する「日本縦断ツアー」をJR北海道が企画したところ、全国から申し込みが殺到し、3度目の募集をするほどの人気となっている。4泊5日で約3100キロを旅する過酷な旅だが、60歳以上のシニア層が中心。企画した同社旭川支社は「不況の中、しかもシニア層にこれほど反響があるとは」と驚いている。 ツアーでは、JR最北端の稚内駅を出発し、4日間かけて3124キロ先にあるJR最南端の西大山駅(鹿児島県)を目指す。 昨年末、40人程度の参加者を見込み、2月19日発の日程で募集を開始したが、テレビ番組で紹介されたことなどがきっかけで話題となり、申し込みが殺到。今月13日、2月26日発の第2陣を募集したが、これもほぼ埋まったため、今月21日から、3月5日発の第3陣を募集している。 第1陣と第2陣の申込者は計88人で、中心は60歳以上のシニア層。首都圏や静岡県、新潟県などからも参加し
ブルトレ、東京駅から消える 3月に富士・はやぶさ廃止2008年12月19日7時21分印刷ソーシャルブックマーク JR東京駅のホームに入線する寝台特急「富士・はやぶさ」=東京都千代田区、9月24日撮影 JR旅客6社が来年3月14日に行うダイヤ改定の概要が18日わかった。東京と九州を結ぶ唯一のブルートレインが無くなるなど、夜行列車衰退の流れに拍車がかかる内容となった。 JR関係者によると、ダイヤ改定で寝台特急「富士」(東京―大分)と「はやぶさ」(東京―熊本)が廃止され、東京駅発着のブルートレインは姿を消す。 毎夜運行している夜行快速「ムーンライトながら」(東京―大垣)と「ムーンライトえちご」(新宿―新潟)は臨時化され、乗客が多い夏休みや春休み、年末年始などに限定する。安い運賃で長距離を移動できることから重宝され、「青春18きっぷ」の利用者も多かったが、深夜バスなどに押されて乗客が減っていたとい
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