キタカを手にスイカとの相互利用開始を祝うJR北海道の中島尚俊社長(中央)=14日午前9時45分、JR札幌駅 JR北海道の集積回路(IC)乗車券Kitaca(キタカ)の電子マネー機能サービスが十四日、札幌市など道央圏の駅構内の売店などで始まった。同時にJR東日本のSuica(スイカ)との相互利用もスタートした。 電子マネーが使えるのは、キタカが利用可能な道央圏五十五駅構内などのキヨスクや飲食店など三百三十五カ所。スイカとの相互利用に伴い、キタカで首都圏と仙台、新潟のJR線や東京モノレール線などの七百九十三駅で乗車可能になるほか、スイカ加盟店四万一千店でも電子マネー機能が使える。 十四日はJR札幌駅で記念セレモニーが行われ、関係者がくす玉を割ってサービス開始を祝った。札幌駅でキタカを購入したばかりの札幌市の会社員、菅原弘太郎さん(43)は「電子マネーでジュースを早速買ってみましたが、小銭が不要