出版と資料に関するmojiuraのブックマーク (19)

  • ゲッサンの「あずまんが大王」は小学館仕様 | フラン☆Skin

    何が小学館仕様なのかを説明する前に取りあえずご覧下さい。 (c)『ゲッサン 6月号』(小学館)よりあずまきよひこ「あずまんが大王」58p 『電撃コミックス』(アスキー・メディアワークス)よりあずまきよひこ「あずまんが大王」66p 左がゲッサン掲載の「新装版あずまんが大王」に収録される新作の補習編で、 右が従来の電撃コミックスの「あずまんが大王」です。 絵柄が昔のシンプルな線なのに対して、 最近の細やかな線になっているのもそうですが、 一つ明らかに変わっている点があります。 お気付きでしょうか? ゲッサンの「あずまんが大王」は句読点が付いているのです。 吹き出しの台詞に句読点が付くのは小学館での標準仕様で、 Wikipediaに載っているくらいに有名だったりします。 小学館発行の漫画雑誌の台詞表現には、句読点を必ず、と言ってよいほど用いるという特色がある(ただし、『ちゃお』などの少女漫画誌で

    mojiura
    mojiura 2009/09/25
    これって、つまり、作者が句読点を入れてるのではなくて、編集の人(写植の人?)が機械的に句読点を入れてる、ということでしょうか。
  • daily-sumus : 老舗の流儀

    林蘊蓄斎の書物な日々南陀楼綾繁『老舗の流儀 戦後六十年あのの新聞広告』(幻冬舎、二〇〇九年、装丁=松永大剛)。以前このブログでも取り上げたサンヤツ広告、あるいはゴヨツ(五段四割)、ゴムツ(五段六割)、ゴダンジュウニワリ、ハンゴ(半五段)、ゼンゴ(全五段)、全面(全十五段)などの新聞の出版広告の代理店「とうこう・あい」六十年史である。同時にベスセラー快読にもなっているし、見城徹(幻冬舎)、紀田順一郎、村崎和也(元・有斐閣)、渡邊隆男(二玄社)諸氏への広告に関するインタビューもいろいろなこだわりが見えて面白い。 南陀楼氏より献されたのだが、挟まれていた「新刊をお送りします」という挨拶状があまりに正直なので引用しておく。紋切型が多い中で実感がこもった挨拶状だと思う。 《これは、「企業出版」というもので、広告会社とうこう・あいの社史として企画されたものです。一般の読者にも読めるものにしよう

    mojiura
    mojiura 2009/08/27
    「サンヤツ」以外にもいろいろある話。「ゴヨツ(五段四割)、ゴムツ(五段六割)、ゴダンジュウニワリ、ハンゴ(半五段)、ゼンゴ(全五段)、全面(全十五段)など」。
  • スピン | daily-sumus

    『復式スピン製造案内』と題されたパンフレット。これも口笛文庫で。表紙と製造機械の写真、そして挟まれていた実物見。発行および製造販売は三菱洋行という会社名義になっているが、三菱財閥とは関係ないようだ(中に「私の履歴」という自伝が掲載されている、ただし「私」の名前さえ分からない)。こんなものまで買ってはいかんと、一旦、戻したが、よく考えると「しおりひも」を「スピン」ということと関係があるのではないかとハッとして思い直した。 しおりひも(栞紐)のことを英語では「ribbon bookmark(bookmark ribbon)」または単に「ribbon」あるいは「tassel」(房飾り状のもの)と呼ぶ。フランス語では「signet」。ドイツ語では「Lesebändchen」。「スピン」という単語を「しおりひも」の意味では使わない。どうして日だけが今もって「スピン」という単語を使っているのだろう

    スピン | daily-sumus
    mojiura
    mojiura 2009/06/29
    しおりひもの「スピン」の語源に関する考察。どうやらう「スピン」と呼ぶのは日本だけのよう。不思議。
  • JAGAT設備動向調査にみるDTP環境 - JAGAT

    このほど発刊された「JAGAT印刷産業経営動向調査2009」よりDTP環境に関する調査結果を紹介する。 JAGATでは「印刷産業経営力調査」の一環として「設備動向調査」を行っている。その調査結果からDTP環境に関する設問結果を二点ピックアップし紹介する。 制作・製造現場のMacマシンのOS MacOSXの台数がMacOS9の台数を逆転し過半数を占めた。各社の全Macに占めるMacOSXの台数比率をみると「50%以上~70%未満」の層が最も多く29.7%となっている。前回は「10%以上~30%未満」の層が31.1%で最も多かった。一方、MacOSXが一台もない企業は5%を割り込んでいる。 入稿形態構成比 すでにレイアウトされた印刷原稿の入稿形態の構成比を問うている。最も構成比が高いのは「Illustrator」で43.8%であるが徐々に減少傾向である。次いで「PDF」が14.6%、「MS-O

    mojiura
    mojiura 2009/06/24
    実際問題として、Illustrator が主流である件(InDesign はまだまだ少数である件)。別視点での統計も必要なのだと思う。入稿件数だけではなくページ数も加味して数えるとか(Illustrator は 1 枚ものが多いと思う)。
  • 昭和30年頃の少年漫画誌アンチゴチ化について - 日本語練習虫

    誠文堂新光社『アイデア』誌に連載され後に『組版/タイポグラフィの廻廊』(asin:4834400980)に収録された、府川充男さんと小宮山博史さん、日下潤一さんの鼎談「仮名と書体を見る眼」の中で、進行役(たぶん編集部の中の人)からマンガのアンチゴチについて話を振られた府川さんが、かうした話をされてゐた(『タイポグラフィの廻廊』154-156頁)。 漫画の吹出しの今のスタイルは、『少年マガジン』と『少年サンデー』を大日印刷が印刷していたのが大きな要因になって定着したんだと思いますね。ゴシック+アンチックはたぶん大日のハウス・スタイルだったんですよ。漫画の吹き出しのネームは、昔は色んな種類があって、和文タイプの清刷をそのまま切って貼ったりしているものが多かった。吹き出し全部が教科書体で組まれていた漫画もあったし、多様だったんです。写植は意外と少なかった。それが漫画週刊誌が登場してくると、大

    昭和30年頃の少年漫画誌アンチゴチ化について - 日本語練習虫
    mojiura
    mojiura 2009/06/01
    漫画の「アンチゴチ」の研究。
  • 級数 その2 - 書籍編集者の校正日記

    mojiura
    mojiura 2009/06/01
    級数の単位「Q」が「4分の1ミリ=Quarter」からきてるとする説。こういうのを見ると「眉唾」と思わずにはいられない駄目な文字裏太郎。
  • 庄司浅水が褒め称えた「精興社本」って - 日本語練習虫

    あの庄司浅水が「をつくるならば、いちどは、ぜひ、こんな装釘で、こんな造で、自分のもつくってみたいものだと、なんど思ったかしれない。」「こんど、その機を得て、シリーズの中に、書が加えられることになった。私にとって、こんなうれしいことはない。」と「あとがき」に記した『紙魚のたわごと』(昭和41年11月30日初版第一刷、朝日新聞社「随筆シリーズ」、装釘:原弘、印刷:精興社)253-258頁に、『定 庄司浅水著作集』第14巻を参照先として記す向きが多い「精興社」の記事があり、255頁にかういふ記述がある。 もうかれこれ三十年以上にもなるが、私はある新聞社の依頼で、新刊書の装釘評をこころみたとき、精興社で印刷したの幾冊(多くは岩波だった)かを取り上げ、「邦活版印刷の最高峰をゆくものとして推奨するに足る」と評したことがある。その考えはいまも変らず、精興社は現にそれを立証しつつある

    庄司浅水が褒め称えた「精興社本」って - 日本語練習虫
    mojiura
    mojiura 2009/05/25
    本を作るときに、印刷会社を(活字を)選ぶことが重要だった時代。現代は書体の(活字の)差が少なくなってわかりにくいのだけど、それにしても今の人は書体を(活字を)選ばなくなりましたよね……。
  • ルビを付けよう:「朝日新聞」の漢字にルビを付ける基準 - livedoor Blog(ブログ)

    「朝日新聞」(2009年2月23日付朝刊より)の漢字にルビ(よみがな)を付ける基準です。 中学生と言わずに、小学生や日語初学者にも読めるように、総ルビにしていただければと希望します。 大人でも、日語の漢字には、複数の読み方があるのですから、読みづらいという現実を知ってほしい。

    mojiura
    mojiura 2009/02/25
    ルビを振ることが可能かどうかは(美的問題を除けば)かけられる費用と制作時間とによって決まる。通常の書籍は費用面の問題でルビをあきらめ、新聞は制作時間(速報性の確保)のためにルビをあきらめるのだと思う。
  • 本の虫 | daily-sumus

    『遊心』5号(古書ダックビル、二〇〇九年二月四日)を頂戴した。今回の巻頭エッセイは磯部孟生氏の「の虫」。紙魚(衣魚、蠹魚)についての考察。シミがい荒らすのではなく、フルホンシバンムシが犯人であること、その名前の東西の由来などを述べておられる。 ちなみになどの害虫について実際的かつ写真も多くて参考になるのは『文化財害虫事典』(クバプロ、二〇〇四年)。文化財虫害研究所という団体もある。 ということで、このところ安い和ばかり買っているため、虫いには悩まされている、というか、そのおかげで古いが手に入る。もちろん、ほんの参考程度にしかならないが、ガラス越しに見たり、写真版で見たりするよりも、実物に手で触ることは大切だ。 その一例、見るも無惨な饗庭篁村(あえば・こうそん)の『勝鬨』(和田篤太郎、一八九〇年)。篁村二十五歳の作。このころがいちばん油の乗っていた時期のようだ。口絵は月岡芳年

    本の虫 | daily-sumus
    mojiura
    mojiura 2009/02/16
    実際に虫に食われている本。初めて見ました。
  • TDC.BCCKS the 20th Anniversary Exhibition ―35冊のブックと、77枚の絵はがき展―

    KEYBOY PUBLISHING {written|edited|produced|supported} by Keyboy 2020.11.01更新 13冊の取扱い

    TDC.BCCKS the 20th Anniversary Exhibition ―35冊のブックと、77枚の絵はがき展―
    mojiura
    mojiura 2007/11/19
    「坊っちやん文字組一〇一年」、すごい。
  • http://yebisu.cc.kyushu-u.ac.jp/~watanabe/RESERCH/MANUSCRIPT/OTHERS/YOKO/ten.pdf

    mojiura
    mojiura 2007/11/07
    くだけた文章ですが、的確な引用で、資料的価値も高いと思う。さすがに欧文用コンマと和文用コンマの違いは記述がない。大きさ・字間・ベースラインが微妙に違う。区別する人もいなくはない。
  • 専門用語辞典 | 宣伝 | 広告 | デザイン | PR/AD/Design Dictionary | デザイン資料 | Black design

    宣伝/広報・広告・デザイン業界でよく使われる用語を集めた専門用語辞典です。 デザイン・ポータルサイトとなるべく、新着用後や関連情報も随時追加していきます。 どうぞお役立てください。

  • 本はどのように消えてゆくのか

    はどのように消えてゆくのか』(1996年 晶文社)より はじめに はたして紙と活字のはなくなるのか。おそらくなくなるだろう。 ただし私は、いずれは日語表記から漢字がなくなるだろう、と気で考えているような人間でもある。いつか、われわれの書く文章から漢字が一つのこらず消えてなくなる日がやってくる。そのころまでには紙と活字のだって自然消滅しているにちがいない。 それまで百年、二百年、いや三百年か。いずれにせよ遠いさきの話だ。マルチメディアや光ファイバー・ネットワークによって、あすにも紙と活字のがなくなるかもしれないといった危機意識の盛りあげ方は、ちょっと古いのではないか。そんなにおどかさないでほしい。 遠い将来、もしがなくなるとしたら、それはどのようにしてなくなるのだろう。紙と活字のはどんな段階をふんで消滅の時をむかえるのか。 それを考えるには、まず「とはなにか?」を定義して

    mojiura
    mojiura 2007/10/16
    「この国の読書人、印刷人が、なぜ執拗に明朝体の漢字(中略)にこだわるのか」は片塩二朗が「文字の風景」(『印刷雑誌』 1995 年 5 月号)で書いたことらしい。
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • http://nagamura.jp/fontmuseum/

    このサイトは国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)の10036RAサイトに移転しました。

    mojiura
    mojiura 2007/09/18
    志の高い活動。「文書を構成するもっとも基本的な要素である『フォント』が文書の期待保存期間を生き抜く保障はほとんどない」と断言しているあたり、すがすがしい。今後の活動に期待。
  • 岩波少年文庫の古いの - jun-jun1965の日記

    判型としては新書と同じ岩波少年文庫だが、その古い装丁を若い人は知らないだろう。昔はハードカヴァーの箱入りだった。それが1975年ころに箱なし、ソフトカヴァーになったのだが、今のようにカヴァーはついていなくて、しかも独特の手触りの紙を表紙に使っていた。私はあの頃の装丁がいちばん好きだな。中公新書も、昔はビニール装で、その下に帯があって、味わいがあった。今は新書も文庫もどれもこれも同じような、地味な裸体にカヴァーつきで、面白くないなあ。 その岩波少年文庫でマルシャークの『森は生きている』を読んだら、「バカ」という意味の「天然」が出てきたので驚いた。女官長が「わたくしは天然にぼんやりしておりますわ」と言うと、幼い女王が「そうだろうと思っていたわ、天然だとね」と言う(湯浅芳子訳、1953)。女官長は、自然の美しさにぼうっとなっている、と言ったのだが、女王はそれを「元からぼうっとしている」ととったの

    岩波少年文庫の古いの - jun-jun1965の日記
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    mojiura 2007/09/13
    岩波文庫の装丁の歴史と、「天然」の用例。
  • http://mywiki.jp/gomashio/%91%95%92%9A/

  • 「キンダーブック」の創刊号に関する考察

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    mojiura 2007/08/21
    「落ち穂拾い」の表紙の「ミレー版」のほかに「百姓版」がある、という話。なにやら「百姓版」のほうが先に作られたらしい。
  • 製本、てぶら本のクータ・バインディングの渋谷文泉閣・製本について

    ※よこ長の場合は上表と逆になります 製の各名称 の名称 表紙の種類 切付表紙 一般的に雑誌といいますとこの表紙をさします。 と表紙を同時に仕上げ、全行程が全自動ライン化でき、一番早く、安く仕上がる製です。 小口折表紙 まず表紙をつける前に小口だけを断裁し、次に表紙を付け小口に合せて表紙の長い部分を見返しとの間にまくり込み、その後で天地を断裁する。 ※ 小口折表紙にするよりは、カバーを掛けた方が安く仕上りますし早く仕上がります。 フランス表紙 右上図のように110㎏ぐらいの紙にスジ押し、手作業で折りまげ一つ一つ表紙を作る。この場合はチリをつけるのが一般的な方法です。 ※ 上製と並製の中間的な製です。クロース、ボールなどの材料はかかりませんが、全工程が手作業になりますので割高になります。 上製の表紙 この表紙は、大きさにもよりますが、全自動の機械で作業ができま

    mojiura
    mojiura 2007/08/09
    コスト的なことも書かれていて、勉強になります。「ホーロバック」は「ホローバック」が普通だと思った。
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