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ブックマーク / simamune.cocolog-nifty.com (4)

  • 自然と人間を行動分析学で科学する: J-ABA報告(6):行動変動性と学校文化

    以下のシンポジウムから考えたこと。 「行動変動性の実験研究とその応用可能性」企画:石井 拓(慶應義塾大学) ・山岸直基(流通経済大学) ・小野浩一(駒澤大学) 、話題提供:八賀洋介(慶應義塾大学大学院) 、山岸直基(流通経済大学) 、武藤 崇(立命館大学) 、指定討論:長谷川芳典(岡山大学) (すみません。敬称略です) 行動の「変動」とはバラツキのこと。新しい行動をシェイピングによって教えるときには、標的行動に近い行動を強化で増やしながら、実は、消去によって反応を拡散させるステップが重要だったりする。 行動変動性を強化によって増減できるのか?、刺激性制御下におくことができるのか?、つまり「変動性」そのものを一つのオペラントとして(あるいはオペラントの次元として)扱えるのか?という問いが実験的に検討されてきた経緯と、さらにこうした知見が教育や臨床などに応用できるのか?という問題設定がよく整理

  • 自然と人間を行動分析学で科学する: 「行動療法と行動分析学ってどう違うんですか?」

    「行動療法と行動分析学ってどう違うんですか?」--- よく聞かれる質問、いわゆるFAQ(Frequently Asked Questions)です。 で、これまで何回も回答してきているから、ブログなりwebのコンテンツなり、どこかに書いたものが残っているはず、と探しまくったけど見つからない。そーいや、毎回こうやって探して、見つからず、その場その場で回答をでっちあげているような気もします(まるでmixiの「すぐモノをなくす」コミュネタじゃん)。 googleして引用できそうなものがないかどうか探したけど、ぴったりくるのがなかったので、ここで簡単に解説します。ただし、私見ですよ。 行動分析学は「行動の科学」です。a science of behavior です。「a」がついてるってことは、他にも行動の科学はたくさんありますが、その中の一つですよってこと。特徴は、ヒトや動物を「行動」という切り口

  • 自然と人間を行動分析学で科学する: 無料で創刊号から読めるようになりました:JABA & JEAB

    行動分析学の最もメジャーな学会誌である Journal of Applied Behavior Analysis とJournal of the Experimental Analysis of Behavior のバックナンバーがほとんどすべて無料で読めるようになりました。 これまでも各雑誌の抄録検索サイト(JABA / JEAB)から一部の論文のPDFをダウンロードすることが可能でしたが、このたびバックナンバーがアメリカのNational Institutes of Health (NIH)が運営する PubMed Central (PMC) に収録されたことにより、近々6ヶ月の最新号以外は無料で文をダウンロードできるようになったのです。 試しに1968年に刊行されたJABAの創刊号を見てみると、 ・Effects of teacher attention on study beha

  • 自然と人間を行動分析学で科学する: ネットで学ぶ行動分析学

    「ネットで学ぶ行動分析学」はwebで行動分析学が学べる教材を集めた学習支援サイトです。 徳島のサマースクールや私が担当している大学の授業などで使っています。 このうち「特別支援教育のための応用行動分析学(初級コース)」は、広く一般公開するために準備中ですが、残念ながら時間があまりとれず、作業が進んでいません。 ただ、この先も忙しい状況は急変しそうにないので(^^;;)、このまま暫定的に公開することにします。 登録キーは「ABA100」です。 現在,登録キーは設定してありません。ご自由にご利用下さい。 PCやネットの使い方、コースの閲覧方法などについてのサポートはできません。また、私個人がサーバーを運営している都合上、いきなりアクセスできなくなったり、正常な動作をしなくなったりすることもあります。 そういうすべての現状を受け入れて、それでも自力で使ってみたいという方は、ぜひどうぞ。 コースの

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