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ブックマーク / ttchopper.blog.ocn.ne.jp (6)

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「あなたの方がおかしい」と森昭雄氏に言われるの巻(世田谷区のゲーム脳講演リポートその2)。追記あり

    最後の質問にあてていただいた。どうやら手を挙げたのはぼくだけだったらしいが。 発言したのは「三種類」のこと。 (1)来場した方々へのお願い (2)森氏へのお願い・質問 (3)主宰者への質問 具体的には…… (1)来場者へ 森氏も講演中みずから認めていたように「ゲーム脳」には、懐疑的な声も多い。ぜひ、家に帰ったら「ゲーム脳」で検索し、自分で判断していただきたい。 (2)森氏へ お願い 「ゲーム業界からお金をもらっているほかの脳科学者と違い」、森先生は「科学者なので言わなければならないことは言う」、また、「多くの研究者に一緒に研究して欲しい」とのことなので、是非、ゲーム脳についての論文を、ちゃんとした専門雑誌に投稿していただきたい。そうしていただかいないと1000例ものデータがもったいないのみならず、ほかの研究者が否定するせよ肯定するにせよ、研究することができない。 質問 ゲー

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 森昭雄氏の世田谷区講演リポート

    2006年3月6日午前10時より。世田谷区の区民ホールにて。 45分の予定を大幅オーバー、なんと1時間20分近く語り続ける大講演だった。結果、質問の時間は大幅圧縮。懸念された結果に終わりました。残念。 内容は…… ぼくは森氏の講演はこれが初めてであり(最後でもあると祈りたい)、森氏の語りは未体験ゾーンなのだが……「予想していたよりは」穏やかな話、ではあった。とはいえ、聞いていて頭が痛くなるところはたくさん。ノートに書き付けたメモをだいたい時系列に書き起こす。 まず、動物の脳の研究を19年間してきたと自己紹介。今の学部に移って動物実験ができないことになったので、自分で開発した脳波計で脳波を取りはじめた。最初は認知症のお年寄り。しばらくして、学生たちを被験者にして「ゲーム脳」を発見する。 ほどほどでやめようと思っていたが、笑わない子・切れる子どもが多いことに気付き、やめるにやめられな

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 斎藤環氏が朝日新聞に書いていたこと

    昨日(2月25日土曜日)の朝日新聞「わたしの視点・ウイークエンド」は、「子どもの安全と社会」というテーマで、斎藤環氏の「意見」が掲載されている。長浜の幼稚園児刺殺事件とからめて「子どもの安全」を問いなおす、というような企画。斎藤氏の「意見」は、とてもバランスのよい、また、ポジティヴな提言を持ったものだと思う。注目。 論旨はというと…… 斎藤氏は長浜事件は、二つの点で示唆的だとする。 ひとつは、子どもの治安対策の鍵とされる「治安のための地域共同体の再構築」そのものが新たな犯意の温床になる構造。これは非常に重たい問題である。「他者や異物を排除することが、内なる他者を呼び覚ましてしまうよく知られた逆説」。斎藤氏は、兆候的な事件、という。 もうひとつは、昨年11月の広島での事件と同様「外国人」による犯行だったということ。これについて斎藤氏は、メディアの「「外国人の犯罪」する無関心さは尋常ではない

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    monolith 2006/02/27
    子どもの治安対策の鍵とされる「治安のための地域共同体の再構築」そのものが新たな犯意の温床になる構造
  • リヴァイアさん、日々のわざ: ゲーム脳についてもう一度世田谷区に意見を出した

    世田谷区に再度、申し入れをした。 サンデー毎日の記事など、たまたま正当な脳の研究者からの反論もあがってきたことであるし、ぎりぎりまで、森氏の講演について再検討していただきたい、という内容。 先日、区役所に足を運んで分かったのは、彼らがとても真剣にこの問題について話し合いをしたこと。おそらく企画段階で、今手にしている情報を持ってさえいれば、決して、森氏の講演会は開かれなかっただろう、ということ、などは確信を持てる。 にもかかわらず、痛感したのは、ゲーム脳の「とんでも」性について、認識を共有して貰うことの困難さだ。やはり、数字やデータなどのグラフが示されれば、自動的に「科学的」ということになってしまうらしい。 これまで森氏が、著作や、自分が主催する学会の会報に書いた「論考」に出てくる範囲のデータからは、「ゲーム脳」などというものが、存在しているという仮説すら導けない(森氏自身のデータの中でも

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    monolith 2006/02/16
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 世田谷区からゲーム脳講演について回答が届く

    きょう一日、かなり時間に融通がついたので、世田谷区役所に行ってきた。 それについては、後述。 とにかく、書面での返答が来たので掲載。 結論からいうと、世田谷区は講演そのものをキャンセルするつもりはない。 それでも、基的な意図は理解してもらっており、「気で検討した」跡の見られる回答だと感じた。 ぼくとしても、講演の中止は望ましいけれど、誰かが大声を出せば簡単に潰れてしまうのだとしたら、それはそれで怖いことでもあると感じているので、このあたりが落としどころなのか、とも思う。(言論の自由ってどんな場合だってあると思うのだ。この感覚、おかしいだろうか) でも、主張としては、「中止!」を堅持。 意見のぶつかり合いの中で、ものごとは動いているのだからして。 いっそ、森氏が今から講演をキャンセルしてくれないかと願ったりもするわけだが……。 でも、そんなことにはなりそうにない。 乗りかか

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    monolith 2006/02/14
  • リヴァイアさん、日々のわざ: うわっ、ゲーム脳の講演会!(2006.2.8追記)

    息子が学校から持ち帰ってきた。びっくり。そういうことだったのか。区の主催で、ゲーム脳講演会。3月6日午前10時。場所は世田谷区民会館。健康づくり課が窓口になって、教育委員会も共催。脱力……。仕方ないので、さっそく教育委員会に手紙を書いた。 ○○小学校に息子を通わせている者です。川端裕人と申します。 最近、保護者会にて「ゲーム脳」について注意を喚起する資料が配られました。また、日、「ゲーム脳の恐怖」の著者である、森昭雄氏の講演が教育委員会の共催で開催されるとのちらしを息子が学校から持ち帰りました。 わたしは、文筆を生業としており、科学系のノンフィクションおよび小説も多く書いて参りました。また大学では科学哲学を専攻し、科学と擬似科学の関係にも常々興味を持っております。したがって、「ゲーム脳の恐怖」が出版されて以来、議論されてきたことについて注目をしてまいりました。 今回、このように世田

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    monolith 2006/02/02
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