ICC renewal opening symposium「ネットワーク社会の文化と創造」第1回の「ネットワーク社会の文化と創造─開かれたコミュニケーションのために」に行ってきました。 情報ネットワークの時代において,芸術文化や科学技術を取り巻く社会・経済・環境システムは変化し続けています.インターネットにはじまりモバイル,ユビキタスへとつながる発展は,時間・空間的な位相を変容させながら,コミュニケーションについて根本的に再考する機会を提供しています.このシンポジウムでは,ICCが活動を開始した一五年前と現在とを比較しつつ,「コミュニケーション」をキーワードに,広く社会と切り結ぶ芸術と科学との新たな関係について包括的に議論していただきます. 斎藤環(精神科医/爽風会佐々木病院精神科診療部長) 藤幡正樹(メディア・アーティスト/東京芸術大学大学院映像研究科教授) 宮台真司(社会システム論/首
第一回 「ネットワーク社会の文化と創造─開かれたコミュニケーションのために」 ●宮台プレゼン ◇国家を草刈り場とする多様なエージェントの権益追求合戦 入管・ETC:データベース化(国民の便益を利用してエージェントの便益を追求) ←国家ではない。システムのポテンシャリティを官僚は知らない。誤用・濫用の可能性を企業のエキスパートだって知らない(調べてると市場の速度についていけない)。全体性(マンハイムの「知識人論(浮動する―)」)を把握してる人いない←テクノロジー発展競争、市場競争。人:システム・アーキテクチャの結節点。 ◇米国文化と建築家的権力 格差社会に対する差異 欧州的:底辺が底辺として幸福なら良い(流動性低くても良い、底上げ) 米国的:底辺にチャンスが与えられていたら良い(底が低くてもよい) ・ノーブル・オブリゲーションズ(欧州プラットフォーム) フランスの雇用法問題:プラットフォー
三省堂で開催された宮台真司氏の思想塾の公開トークセッション『若者の現在』に行ってきました。思想塾の公開イベントは今後3ヶ月に一度(7月・10月・1月)に行われるそうです。今回は宮台真司氏、藤井誠二氏、浅野智彦氏、鈴木弘輝氏、堀内進之介氏の5人で『若者の現在』というタイトルで3時間近くの議論が行われました。 以下は語られたことのある程度のまとめでです(僕のメモなので抜けているものもたくさんあります)。 ―前半― フランスのデモの背景と日本の若者言説の背景の対比 若者イメージや若者論を受容する社会の側の変化 70年代の若者論も今の若者論も趣旨はあまり変わっていない 70〜80年代の若者論は若者文化にある種の理想を託していた(必ずしも若者バッシングではなかった) 90年代からは若者バッシングと若者が統計上昔からあまり変化してないことが平行して語られている(若者バッシングにヘゲモニーが移る) 他者
◆「思想塾公開トークセッション『若者の現在』参加@Kawakita on the Web」 ◆「宮台真司情報@不機嫌な日常」(写真アリ) ◆「週末連続イベント@It's Now or Never―Social Connectivityをめぐって― 」 上リンクで既にレポがなされていますが、宮台真司さん、藤井誠二さん、浅野智彦さん、鈴木弘輝さん、堀内進之介さんが参加された「思想塾」の公開トークセッションにchikiも行ってまいりましたので、簡単にレポさせていただきます。 今回レポするのは、トークセッションの前半部分。後半部分はid:kwktさんのレポを合わせて読んでいただければ、伝わりやすいのではないかなと思います。また、「●」部分は、id:kwktさんの見事なあらすじと勝手にコラボレーションしてみました。併読する際の参照にしてください。なお、会場の雰囲気は松浦さんのレポを、等身大の体験記に
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