「補聴メガネ」を利用すれば、聴覚障害者は視力と聴力の両方を改善させ、より快適な社会生活が送れるようになるかもしれない。 「えっ、聞こえないからメガネをかけさせて」という変なフレーズが、もうすぐオランダ各地で聞かれるようになるかもしれない。先ごろ発売された斬新なメガネは、視力を改善するだけでなく、補聴器としての役割をも果たす。 聴覚障害者が社会生活をアクティブに送れるようにするこのメガネは、デルフト工科大学とオランダのVaribelという会社が共同開発した。 耳穴式の補聴器は静かな場所での会話には非常に有効だが、にぎやかな場所では問題になることが多い。入ってくる音すべてが増幅されるため、背景の雑音までが増幅されてしまい、会話が難しくなってしまうのだ。 このような問題から、利用者はパーティの参加や公共の場に出ることを控えるようになってしまって次第に交友関係が減り、さらには、本来の希望より早期に
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