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ブックマーク / blog-tech.rikunabi-next.yahoo.co.jp (23)

  • カラーマンガ(版画)風に画像を加工するソフトを作る! / 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    以前、ナンシー関風に画像を加工するソフトウェアを作ってみました。白黒版画風というのも味わい深く良いとは思いますが、その一方で、カラフルな画像に惹かれる人も多いと思います。そこで、今回はカラー漫画(版画)風に画像を加工するソフトを作ってみました。右上の画像が今回作ったソフトウェアで写真を画像加工した例です。ちなみに、元画像はその下にある写真です。 元写真に写っているのが目鼻立ちが派手なアメリカ人のせいか、それとも、そのアメリカ人の口元に私が「(英語が書かれた)吹き出し」を向けているせいか、いかにも「アメコミ(アメリカン・コミック)」のような画像に加工されていることがわかるでしょう。この加工画像に使われた元写真と眺め比べてみれば、平面的で立体感を喪失した「カラーマンガ」独特の雰囲気を醸し出す画像に変化しています。今回作ってみたのは、このように画像を加工するソフトウェアです。 ちなみに、今回の

  • 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研:VMware Converterで簡単に仮想環境に移行しよう

    VMware Converter がとても便利だ。VMware Converter はvmware 社がベータ版として(ソフトの母体自体は以前からあったが)最近公開したソフトウェアで、実際のPC環境などから仮想マシンの環境を生成するものである。例えば、SonyのノートPC上で動かせば、その「SonyのノートPC上のシステム」からVMware Converter が (vmware社の仮想PC環境ソフト)vmware用の「仮想PCの設定・ディスク」を作り出す。つまり、SonyのノートPCで動いていたシステムが、他のPC上(のvmware上)で動くようになる…というソフトウェアだ。このVMware Converter は、実機からの仮想マシン作成だけでなく、他社の仮想PC環境からの移行もサポートしているが、「実機から仮想的なPC環境を作り出す」というのはちょっと面白そうだ。そこで、先週末に、V

  • なかなかグッド!な「手振れ補正アルゴリズム」の仕組み

    米国コンピュータ学会が主催するコンピュータ・グラフィックスに関する学会・展示会 SIGGRAPH 2006 で発表された「手振れ画像の補正処理」が、その補正結果の仕上がりの良さからネットで話題になっていました。その研究プロジェクトのページには論文(予稿)のPDFファイルやプレゼンテーション用のファイルがおかれていますから、発表されたアルゴリズム・処理がどの程度手振れ画像を補正できるのかを確認することができます。例えば、右の二枚の画像がプレゼンテーション・ファイル中で紹介されている「手振れ画像と補正をかけた結果画像」です。左の「ぶれ」ている画像が、補正処理をかけることで鮮明で「自然な画像」として再現されている(右の画像)ことがわかります。詳しい内容は論文(あるいはプレゼン・ファイル)を見ればわかりますが、その技術内容を簡単にここで紹介してみることにします。 このような「手振れしてしまった画

  • 「とりあえずググる」を卒業!できないヘッポコ・エンジニアの検索術 / 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    十日ほど前にTech総研に掲載されていた 「とりあえずググる」を卒業!TOPエンジニアの検索術 という記事を面白く読みました。特に「面白いな」と思ったのが、増井俊之さんの「ネット上で見て回った情報に関しては、ページを表示した瞬間にURLを逐一、取得・記録する」という検索術と、Otsuneさんの「自分のソーシャルブックマークにブックマークした記事は、記事全文をGmailに転送する(という処理をPlaggerというツールを使って行う)」という検索術です。お二方を始め、他の方も「(自分が知らない)新たな情報を検索する技術の話」ではなく、「自分が、少なくとも一度は眺めたことがある情報、あるいは自分が作り出した情報を、必要なときに取り出す技術」の話をされています。古くは、互いに求め合う主人公二人が不幸にもすれ違い続けるドラマ「君の名は」ではありませんが、出会うことよりも(必要なときに)再会することの

  • 「右の頬を打たれたら…」の謎 / 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    見慣れた景色や言葉の中にも、何か心に引っかかる謎が潜んでいることは多いものです。そして、その謎に隠された秘密を解き明かそうとすると、「さらに奥にある部屋への鍵」を手渡される、ということも多いものです。 最近、私が見たそんな「謎」は「右の頬を打たれたら左の頬をも向けなさい "But whoever strikes you on your right cheek, turn to him the other also."」という言葉です。新約聖書マタイ伝の中に書かれているイエス・キリストの言葉です。この言葉を聞いた人が書いた、「あれ?ふつう右利きの人がほとんどですよね?だとしたら、右の手で相手をぶつんだから、(頬をぶたれる側の人からすれば)左の頬を打たれることになるんじゃないですか?最初に、右の頬を打たれたらってヘンじゃないですか?」という疑問を眺めたのです。…確かに、不思議です。世の中の9

    monolith
    monolith 2006/07/30
    「この言葉は、単なる「相手の暴力・差別に対して服従・無抵抗になれ」という意味ではなく、「暴力は使わず、根本の意味におけるより強い抵抗を示せ」という言葉であった、というわけです。」
  • 理系がハマりやすい「オウム的なもの」の危険性 / 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    先日、帝京大学の小島寛之 助教授に経済学の話を聞きに行きました。そのインタビューの中で、小島さんの口からこんな言葉が出てきました。 「オウムにはまった人たちって理系が多かったじゃないですか。飛び上がるとか、水の中で5分暮らせるとか。見るからに嘘っぱちなことを、理系の教育を受けた人たちが安易に信じてしまったのは、自分が欲しがっている結論を与えてくれて、そこに適度な理屈があって、あまりに結論が魅力的なために、飛躍だらけのロジックを検証するということを怠ったり無意識に避けるという構造があの人たちにあったんじゃないかな、っていう感じがあるんですよ」 この言葉がどんな話題を受けて登場したのか、この言葉の後には一体どんな話題が続いていたか…ということについては「経済学インタビュー」の第三回を読んで頂くことにして、この言葉を聞いた時に私がふと連想したことを書いてみようと思います。 その時、私が思い

    monolith
    monolith 2006/07/11
    「私は「オウムの物語」の問題点は、素朴な物語に、現代のテクノロジーという、まったく異質のものを組み込んで物語を作ろうとしたことだと思っています。 」
  • 「学術論文」と「特許」の間に流れる深くて暗い河 / 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    「 神戸大教授、実験データを捏造 特許出願取り下げ 」「 実験データ捏造、過去の論文も調査へ 神戸大が記者会見 」という朝日新聞の記事を読みました。「特許の出願書類に、実際は実験していないデータを記載していた」という話です。関連ニュースを読みながら、「深くて暗い河」を感じました。特許に多少なりとも関わったことがある人たちと、特許に関わったことがない人たちの間に流れる「深くて暗い河」です。前者「特許に多少なりとも関わったことがある人たち」としては、企業の中で特許を書いたりする技術者や知的財産関連業務の人たち、あるいは、特許事務所の弁理士の方々などです。そして、後者「特許に関わったことがない人たち」というのは、この「学術論文と特許を同列に扱っている」ような記事を書いた新聞記者や、「特許は申請すれば有効」と信じて特許を書く個人のような人たちです。今回の一件を、神戸大に告発した連名出願者の研究者も

  • 超小型GPS追跡スティックで快適生活 / 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    一見するとUSBメモリにしか見えないGPSレコーダ"TrackStick GPS Data Logger"というものを知った。このUSBスティック型のGPSレコーダは重さはわずか43グラムである。しかし、5〜7日間もの間連続動作して、移動した場所4000箇所を1MBの内蔵メモリに保存することができるのだ。そして、保存した移動場所一覧は、RTF, XLS, HTML, Google EarthのKMLといった各種フォーマットでもちろんPCに取り込むこともできる。ちなみに、保存される項目は「日時・場所(標高も)・移動速度(方向)」である。Google Earthと連携させている画面例を見ると、とても面白そうで、色んな応用をしてみたくなる。例えば、この超小型GPS追跡スティックを日常的に持ち歩けば、 「(増井俊之 氏が行われているような)自分がいる場所を刻々調べておき、デジカメで撮った写真の

  • 「男と女のデート大戦略(アルゴリズム)」をプログラムで語るスレ / 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    「サイエンス・ウォーカー」で「科学なデート」で、「理系ウンチク話」をデートの時に喋るのは、デート成功のために有利なのかそれとも不利なのか?ということを書きました。その後、「人が楽しそうに話してたら、何が楽しいと思ってるかを伝えようとしたら、きっと受け手も楽しい。けれど、相手に楽しさを伝える前に自分を賢そうに見せたり自分の知識をひけらかしたりしたがる人だと、受け手はあんまり楽しくない」「友達だって、恋人だって、飲み会だって、一方通行の会話(話?)だと楽しくない」「(理系話題に慣れていない)聴き手に合わせて上手く説明したり、話をアレンジできる機転が(話し手に)ない場合には、理系ウンチク話をしない方が良いかも」なんていう、言葉を頂きました。 そんな言葉を眺めながら、私はふと「相手に合わせて上手く理系ウンチク(あるいはそれ以外)を話すデート作戦」を真面目に考えてみたくなったのです。…「ゴリゴリ

    monolith
    monolith 2006/03/26
    これは面白そう!
  • 白黒写真をカラー化するソフトウェアのヒミツ!? / 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    窓の杜に「白黒写真を手軽に彩色できるソフト「Recolored」のv1.0.0 正式版がリリース」という記事が出ていました。ベータ版として公開されていた頃から評判になってた「白黒画像を簡単にカラー化するソフトウェア Recolored」が正式版になった、ということです。白黒写真をカラー化するソフトウェアというと、かなり前に紹介した「過去の画像データベースから似た画像パターンを見つけ出し、その色を用いて自動で着色作業を行ってくれる”自動着色ソフト はいから”」というようなものもありますが、Recoloredはもっと簡単なアルゴリズムでなかなか綺麗なカラー画像を作り出します。使い方は、「白黒画像に対してユーザが色情報を(ごく部分的に)描いてやると、その色情報を用いて画面全体をカラー化する」というものです。…こんな説明ではわかりにくいでしょうから、実際の作業過程を貼り付けてみると、こんな感じです

  • 「転職したい企業ランキング」をクラスタ分析してみる / 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    エンジニア3000人大調査!転職したい企業ランキングBEST10」という記事がTech総研に掲載されていました。「エンジニア3074人に向けて実施した転職に関する意識調査をもとに、エンジニア転職したい企業と理由を明らかにする」というものです。アンケート結果から「転職したい企業ランキング」と「その企業を選んだ代表的な三つの理由」が挙げられています。それらの企業で働いている人たちではなく、転職先としての「イメージ」ですから、その企業の実際の実情とは異なっているのかもしれません。しかし、「その企業へ行きたいと思う人たち(未来のその企業の社員)の意識・指向」だと考えてみれば、ある程度はそれらの企業の雰囲気を示しているものだと考えることもできる、という見方もできそうです。 ところで、記事中では「転職したい企業トップ10 (とその理由)」が挙げられているのですが、そのランキングをただ眺めているだ

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    monolith 2006/02/22
  • 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    コンピュータの液晶画面上を直接ペンで操作する「タブレットPC」は、とても直感的に使うことができます。例えば、アイコンをクリックしたければ、「そのアイコンをペンで触るだけ」です。もちろん、ウィンドーを動かしたければ、「そのウィンドーのタイトルバーをペンで触れ(つかみ)、そしてそのままペンを動かすだけ」です。そうすれば、ペン先にくっついたウィンドーが動くわけです。コンピュータ画面の中のさまざまな「モノ」を、まるで現実にあるもののように手(に持ったペン先)で操作することができます。 そんな風に、直感的に使うことができるタブレットPCならではのソフトウェアが「Physics Illustrator for Tablet PC」です。これは、ラクガキをすると、その描いたラクガキで「物理シミュレーション」をすることができるソフトウェアで、マイクロソフト・リサーチ(Microsoft Research

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    monolith 2006/01/16
    すごい!!遊んでみたい
  • 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研「ロマンティックな恋の有効期限は「一年間に限る」!?」

    「情熱的な恋は一年間しか続かない」というニュースが先月末に流されていました。イタリアのパビア大学の研究者が、さまざまな人たちの血液中の神経成長因子(NGF)の変化を調べてみたところ、 「つきあい始めたばかりの恋人たち」のNGF血液中濃度が「他のつきあいが長い恋人たちや、恋人がいない人たち」よりも高かった、というのです。そして、「つきあい始めたばかりの恋人たち」も、二人のつきあいがさらに続いて一年ほど経つと、多くの場合、「他のつきあいが長い恋人たちや、恋人がいない人たち」と同じ程度まで減少してしまっていたというのです。 つまり、強引に言ってしまうと、「恋の高まり度合い」はその神経成長因子(NGF)の量で推定できるかもしれなくて、さらに「恋の高まり」は一年ほどしか続かない…というわけです。もちろん、恋の高まり(じゃなかった、血中NGF濃度の高まりですね)が必ず一年で終わるというわけではなく、

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    monolith 2005/12/30
  • 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研

    株式会社は「誰のもの」ですか?(12/24 20:23) カラーマンガ(版画)風に画像を加工するソフトを作る!(12/17 23:55) Mac OS X (intel & PPC)版の「版画ソフト」を作る(12/09 23:55) 画質改良版&OSX(intel)版 ミニチュア写真作成ソフト(11/29 23:45) 高速動作版!「城直季」風ミニチュア写真作成ソフト(11/26 16:15) タブレットMacはやってくる!?(11/23 08:56) 「図解 できる人 v.s. できない人」と「図解 できる人のジレンマ (水からの伝言 編)」(11/13 18:20) 「水からの伝言」と「できる人のジレンマ」(11/11 21:05) 議論中の「ダメな言葉」の見分け方(11/07 11:41) VMware Converterで簡単に仮想環境に移行しよう(11/02

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    monolith 2005/11/21
  • Google APIをオープンスタンダードにするモチベーション / ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    YAMDAS更新履歴に「Let's make the Google API an open standard」(英文)という呼びかけが紹介されていたので、読んでみました。個人的には日ごろからオープンソースやフリーソフトウェアにコミットしている身ですから、いろいろなものがオープンになるのは歓迎です。でも、この提言はちょっとどうかな、と思いました。 たとえば、WindowsAPIは誰でも制限なく無償で利用できますが、そのプラットフォームであるWindowsは有償で、Microsoftはそこから利益を上げています。プラットフォーム自体が無償である場合、たとえばLinuxディストリビューションを扱っている会社は、サポートを有償にすることでビジネスをしています。最近オープンソースに注力しているIBMのような会社も、オープンソースが隆盛することで自社のビジネスが有利に働くという目算があります。

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    monolith 2005/11/05
  • 「女性の平均顔」からわかる「生理周期で女の魅力がアップ&ダウン!?」

    「ホルモン量で女性の魅力がわかる (Hormone levels predict attractiveness of women)」という記事がnewscientist.comに掲載された。英国の聖アンドリュー大学の研究者たちが、18歳から25歳までの59人の女性たちの素顔を6週間にわたり撮影し続け、それと同時にホルモン量も計り続けた。さらに、撮影された女性たちの顔写真を、同じく18歳から25歳までの男女29人に見せ、「魅力」「健康らしさ」「女性らしさ」という観点からそれらの顔写真を評価させた結果、「女性ホルモンの一つであるエストロゲンの量が多いほど魅力がある」と評価されたという。 エストロゲンの量は女性の排卵日辺りに多くなる。つまり、女性たちは(生理周期の中で)排卵日辺りに魅力が最大レベルまでアップし、その後ちょっと魅力が下がる…というわけだ。その時期が妊娠する可能性が一番高いことを考

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    monolith 2005/11/04
  • 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女/Tech総研 - 「時間と場所をわきまえた(TPO)」予測(日本語)変換入力システム

    先月、独立行政法人産業技術総合研究所の増井俊之氏が「携帯端末での文字入力インタフェースの POBox(Predictive Operation Based On eXample)」で第4回ドコモ・モバイル・サイエンス賞」先端技術部門 優秀賞を受賞した。 POBox のようなシステムは、過去に入力した単語・文字の繋がりから、次に入力する文を自動で予測・表示・入力してくれる。つまり、POBoxのようなシステムは「(他の誰でもなく)そのユーザ自身の過去の動作」にもとづいて、「現在・未来に入力する文章を予測」するわけだ。 類似のシステムは、私の携帯電話にも搭載されており、私もとても重宝している。例えば、私の携帯電話では「も」という文字を入力しただけで、「申し訳ありません」と出てくる。もちろん、「ま」という文字ならば、「誠に申し訳ありません」である。あるいは、それが「い」ならば、「今から送付いた

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    monolith 2005/11/01
  • 街のコンビニで周辺地図をプリントしよう

    最近、Google Map (Google Local)を使うことが多い。外出前や、外出後に、Google Mapをよく眺める。例えば、自宅からどこかへ出かける前に「これから行く場所の周辺地図をちょっと眺めておこう」とか、海外のホテルで「このホテルの周りはどうなっているんだろう?」と地図を眺めてみたり、あるいは旅先から戻った後に「あの場所の周辺は一体どうなっているんだろう?」と旅先の記憶とともにGoogle Mapを眺めてみたりする。通常地図を眺めたり、時には、人工衛星から撮影された写真地図を眺める。そんな地図を眺めていると、街中を歩く自分のために、インターネット経由で人工衛星が道案内をしてくれているような気分になる。 そんな風に、インターネットが使える環境ではGoogle Mapを使うことが多いわけだが、街を歩いていて迷ってしまった時などは困ってしまうことがあった。残念ながら、街中には

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    monolith 2005/10/27
  • 「追跡コードの記事」と「紙幣偽造の現場」

    先週、「そういえばあの記事(反応)には驚いたよね」と(色々な場所やメールなどで)言われることが多かった。その記事とは、たださんも取り上げていた「Xeroxプリンタに追跡コード」の記事だ。「紙幣や証券の偽造」などの防止のために埋め込まれている追跡用コードの記事(やはり、どうしてもこの記事の内容が(私にとってはあまりに)「ニュース」ではないので、「記事」と書き換えたくなる)である。 先の「そういえばあの記事(反応)には驚いたよね」の「驚き」を大雑把に言うと、「どのメーカのにも入っているよね?」とか「世間は当に知らなかったの…!?」というような感じだ。つまりは、複写機やプリンタの技術開発をしている人と、「世間」とはずいぶんと感覚が違ったようだ。「偽造がどのようにされているか」に関しては比較的「ニュース・メディア」に取り上げられることが多いが、「実運用されている偽造防止技術」に関してはそのよう

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    monolith 2005/10/26
  • Ajaxで得をするのはCPUベンダーかも / ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    いやはや、毎週のように新しいアイデアが実装されて、目が離せません。Ajaxのことです。CNETでも次はMicrosoftに挑戦だという論旨の記事が、いい感じに飛ばしています。 Microsoftに対抗するとなると、稼ぎ頭のOfficeがターゲットということになります。SlashdotにEarly AJAX Office Applications(英語)というトピックがあって色々なオフィスアプリが提示されています。筆者もワープロのWritelyを使ってみましたが、日語でも使えるし、Webの特性をうまく生かして他の人と文書が共有できるなど、よくできています。 しかしながら、JavaScriptというスクリプト言語でGUIを構築しようとすると、OSにディペンドしたアプリケーションに比べてはるかに多くのCPUパワーを必要とします。先ほどあげたWritely、筆者は2.4GHzのPentium

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    monolith 2005/10/06