はじめに HTMLの周辺技術について解説する本シリーズですが、前回はSVGの様々な図形描画要素について解説しました。今回はWebデザインでも有用なSVGのグラデーション機能について解説します。また、JavaScriptからSVGの要素を操作する方法についても解説します。 サンプル一式は、会員限定特典としてダウンロードできます。記事末尾をご確認ください。 グラデーションを使ってみる 前回はfill属性を使って図形を単色のベタ塗りを行いましたが、SVGではよりスタイリッシュな、Webページで多用されるグラデーションによる塗りつぶしも可能です。SVGでは線形グラデーション(linearGradient要素)と放射状グラデーション(radicalGradient要素)の2種類のグラデーションに対応しています。 グラデーションの使い方はやや複雑なので、まずはサンプルから見ていきましょう。以下のコード