今年2月に「食品廃棄禁止法」を成立させたフランスで、売れ残りの食料を無料で配布するボランティア活動の輪が広がっている。6年前にボランティア団体立ち上げフランス北部の都市リールのWazemmesは、欧州で2番目に大きい市場だ。賑わう市場のかたわら、まだ食べられる食料でいっぱいのゴミ箱を漁る人々がいる。その現状を目の当たりにしたJean-Loup Lemaireさんは、ボランティア団体La Tente des Glaneursを6年前に立ち上げた。以来、毎週日曜日に白いテントのスタンドを出し、売れ残り食料の無料配布を行っている。