武田隆氏率いるエイベック研究所がオンラインコミュニティの開発に着手したのが1998年。SNSの雄・フェイスブックが産声を上げたのが2004年。この間、企業と消費者をつなぐコミュニケーションのかたちは大きく変容してきた。ではこの先はどうだろう?梅田望夫氏とともに、ソーシャルメディアの真価が問われるような変化が到来するであろう近未来に目を向けてみよう。 「あなたじゃなくてもいい」と言い合う、企業と顧客 梅田望夫(うめだ・もちお) 1960年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。東京大学大学院情報科学修士。コンサルティング会社「ミューズ・アソシエイツ」をシリコンバレーに設立し、日本のIT起業家に対する支援やマネジメント・コンサルティングを行う。2006年には『ウェブ進化論』でパピルス賞を受賞。「観る将棋ファン」を自認し、将棋の普及に関わる活動にも広く携わる。 梅田 武田さんがオンラインコミュニティの研